V2HのCEV補助金は、第1期・第2期ともに大盛況のうちに期間満了となりました。
次回のCEV補助金も公募期間が短期間となる可能性がございます。
エコ発電本舗では公募開始に先立ち「CEV補助金の申請予約」を承っておりますのでお気軽にご相談ください。
「V2H」と「家庭用蓄電池」を併用する際の最適な運転モード
太陽光発電システム、家庭用蓄電池を導入された方で、電気自動車(EV車)の導入に伴い、V2Hを後付で導入されるケースが急増しております。
家庭用蓄電池、V2Hの「最適な運転モード」や「停電時・通常時の動作」を解説いたします。
家庭用蓄電池とV2Hを併用して使用する場合の最適な運転モードを動画でも解説いたしております。
ニチコンのV2Hと家庭用蓄電池の組合せ
当然ですが、ニチコンの家庭用蓄電池を設置されている場合は、ニチコンのV2Hをおすすめします。
ニチコンにて、正常動作の確認が取れているV2Hと蓄電池の組み合わせは以下となります。
【V2H】
・ニチコンEVパワーステーション・プレミアムモデルPlus
・ニチコンEVパワーステーション・プレミアムモデル
・ニチコンEVパワーステーション・スタンダードモデル
家庭用蓄電池】
・ニチコン4.1kWh
・ニチコン11.1kWh
・ニチコン12kWh(単機能型/ハイブリッド型)
・ニチコン16.6kWh
お見積りは全て無料です。まずは、お問合せください!
蓄電池とV2H併用の運転内容
家庭用蓄電池とV2Hを併用する場合の電気の流れを、「通常時(停電していない状況)の昼間/夜間帯」「停電時の昼間/夜間帯」などシーンごとに図解いたします
【設置機器・運転モード】
・ニチコンEVパワーステーション・プレミアムモデル
・ニチコン12kWh
・蓄電池、V2Hともにグリーンモード
通常時の昼間
① 太陽光発電システムの発電電力を家庭内に給電。
② 余剰発電電力で家庭用蓄電池を充電。
③ 家庭用蓄電池が満充電になり、さらに余剰発電電力があれば、V2Hを経由して電気自動車(EV車)を充電。
④ さらに余剰発電電力があれば、電力会社に充電。
通常時の夜間帯
① 電力会社から購入した低価格の夜間電力を家庭内に給電し、同時に家庭用蓄電池を充電。
② 家庭用蓄電池が満充電になれば、V2Hを経由して電気自動車(EV車)を充電。
停電時の昼間
① 停電を検知すると、家庭用蓄電池が放電し家庭内に電気を給電。
② V2Hを操作し、電気自動車から家庭内に電気を給電。
V2Hを稼働させることで、太陽光発電システムのパワーコンディショナが稼働し、太陽光発電システムが正常モードになります。
③ 太陽光発電システムの発電電力を家庭内に給電。
④ 余剰発電電力で家庭用蓄電池を充電。
⑤ 家庭用蓄電池が満充電になり、さらに余剰発電電力があれば、V2Hを経由して電気自動車(EV車)を充電。
停電時の夜間
① 停電を検知すると、家庭用蓄電池が放電し家庭内に電気を給電。
②~③ V2Hを操作し、電気自動車から家庭内に電気を給電。
④ 余った電力で家庭用蓄電池を充電。
要注意:停電時の昼間
停電時の昼間は、電気自動車(EV車)のバッテリー残量次第で太陽光発電システムのパワーコンディショナが停止してしまうので注意が必要です。
①~⑤までは、上記の「停電時の昼間」と同様に動作します。
太陽光発電システムの余剰発電電力を電気自動車(EV車)に充電しますが、電気自動車(EV車)のバッテリー残量が98%以上になると、安全制御により電気自動車(EV車)を故障から守るために、太陽光発電システムのパワーコンディショナを停止させます。
太陽光発電システムと家庭用蓄電池の停止後は、電気自動車(EV車)の電力を家庭内に供給します。
電気自動車(EV車)のバッテリー残量が98%未満になれば、太陽光発電システムのパワーコンディショナが復旧し、上記③~⑤の動作に戻ります。
ただし、電気自動車(EV車)のバッテリー残量が98%を超えれば、再び太陽光発電システムのパワーコンディショナの家庭用蓄電池が停止します。
電気自動車(EV車)の残量が多い場合、停電時の昼間は家庭用蓄電池のみの稼働をおすすめします。
夕方以降、日が暮れて太陽光発電が発電しなくなってから電気自動車(EV車)の電力を家庭内に供給する手順が良いかと思います。
V2Hと家庭用蓄電池の運転モードの組合せ
FIT期間中で、余剰発電電力を最大限売電したい場合
・V2H:放電モード
・蓄電池:経済優先モード
卒FITで、余剰発電電力は全て充電したい場合
・V2H:グリーンモード
・蓄電池:グリーンモード
昼間、電気自動車(EV車)が自宅に駐車している場合
・V2H:グリーンモード
・蓄電池:経済優先モード
V2Hの「導入メリット」「動作の仕組み」「ニチコン製と三菱製の性能比較」を動画で解説しております。
V2Hとソーラーカーポートのセットも人気です。
ソーラーカーポートは、大容量の太陽光パネルを設置できるので、高い投資対効果を実現できます。