エコキュートの価格とメリット・デメリット
エコキュートのラインナップ
エコキュートのメリットを比較
エコキュートを導入するメリットは、光熱費の削減や非常時にもお湯を利用できることです。
メーカーによって多種多様の機能がございますので、購入前に各メーカーの特徴やメリットをご比較下さい。
メーカー | パナソニック | 日立 |
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商品 | ![]() |
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各メーカー のメリット |
「ひとセンサー」により、自動的に設定温度まで加熱します。 「湯温学習制御」により、普段設定している湯温を記憶し、自動的に湯温が設定されます。 |
貯水タンクの断熱性が優れており、お湯が冷めにくい。 「水道直圧給湯」により、台所と浴室のシャワーを同時に使用しても、高い水圧を維持できます。 |
メーカー | 三菱 | ダイキン |
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商品 | ![]() |
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各メーカー のメリット |
「バブルおそうじ」により、排水管を自動清掃します。 「ホットあわー」により、入浴時にもマイクロバブルを使用でき、お肌の潤いを保てます。 |
「温浴タイム」により、家族各々の好みに合わせて、湯温を簡単に設定できます。 「マイクロバブル」により、高い保湿効果と温熱効果が期待できます。 |
メーカー | 東芝 | コロナ |
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各メーカー のメリット |
「銀イオンの湯」により、お風呂を長時間清潔に維持できます。 配管洗浄も銀イオンで実施することができます。 |
「ES制御」により、最小限の電力で運転できます。 |
エコキュートの特徴
エコキュートのメリット・デメリット
エコキュートのメリット
【エコキュートを設置すると光熱費が低価格】
エコキュート導入における最も大きなメリットは、ガスを利用する場合と比較して圧倒的に光熱費が低価格なことです。
エコキュートやIHクッキングヒーターを導入しオール電化にすることで、特別電気料金プランに変更することで更にメリットを大きくできます。
東京電力管内であれば「電化上手」九州電力管内であれば「電化deナイト」などの電力料金プランで、以下が電化上手の電気料金の詳細です。
上記のように、夜間帯は昼間の約30%の電気料金となります。
エコキュートを導入し、電気料金が安い夜間帯にお湯を作り、利用することで高い経済メリットを享受できます。
電力会社によって電気料金プランは異なりますが、夜がお得なプランは必ずラインナップされているはずなので、エコキュート導入による光熱費の削減効果は非常に大きいです。
以下はエコキュートと他の給湯設備との年間の光熱費の比較です。
特に電気温水器との電気料金の差は圧倒的で、年数を重ねると差額は莫大になりエコキュートの経済メリットは圧倒的です。
エコキュート導入の費用対効果は、当然エコキュートの導入価格に連動します。
エコ発電本舗では概ね以下の価格で提供しておりますので、高い費用対効果を実現できます。
◆ 360リットル:40万円>
◆ 470リットル:50万円
訪問販売では70万円ほどの高価格で販売しているようなので、ご注意下さい。
【断水時もお湯が使用できる】
上述のように、エコキュートは基本的には夜間にお湯を作り、エコキュートタンクに貯水して利用する仕組みなので、エコキュートタンクにお湯が貯まっていれば、断水時にも備え付けのバルブから利用できます。
エコキュートのデメリット
【使いすぎると湯切れする】
エコキュートは基本的には、夜間帯の安い電気料金の時間帯にお湯を作る設定になっており、貯水量以上に使用すると湯切れするデメリットがあります。
極力光熱費を少なくするために、普段のお湯の使用量を記憶し、ちょうど良い量を貯水する仕様となっているので、「満タンに貯水する設定」に設定変更を行えば、湯切れのデメリットは回避できます。
湯切れが起こりやすいケースとしては、友人や親戚の訪問により、お湯を利用する人数が増えた場合などです。
エコキュートのタンク容量は、ご家族の人数により以下のように推奨されております。
2~3人:195リットル
3~4人:370リットル
4~5人:460リットル
5~8人:560リットル
ご家族が増える可能性がある場合は、極力大きめのエコキュートを選択されることをおすすめいたします。
【エコキュートタンクとヒートポンプの設置場所が必要】
エコキュート導入の際は、屋外にエコキュートタンクとヒートポンプの設置スペースが必要です。
従来のエコキュートタンクはサイズが大きく、設置場所の確保が大きなデメリットでした。
昨今のエコキュートタンクは大幅にコンパクト化されているので、外構が狭い形状でも概ね設置できます。
以下は、パナソニックの460リットルの薄型エコキュートを設置する場合の必要な寸法です。
上図のように、エコキュートの奥行き44cmと作業スペースを合わせて合計59cmの幅が必要となります。
エコキュートの仕組み
エコキュートの仕組みは簡単に示すと以下のフローで、大気中の熱を利用してお湯を作り、エコキュートタンクに一旦貯めて、生活に使用します。
以下に、エコキュートの動作原理の詳細を解説します。
【ステップ1 待機中の熱を取り込む】
ヒートポンプ内の空気熱交換器にて、冷媒が熱を取り込みます。
【ステップ2 高温にする】
ヒートポンプ内の圧縮機にて、熱を吸収した冷媒は圧縮され高温になります。
【ステップ3 お湯を作る】
ヒートポンプ内の水熱交換器にて、高温になった冷媒が熱を水に伝えお湯を作る
【ステップ4 お湯をタンクに貯める】
お湯を貯水ユニットに貯めて、お風呂やキッチンで使用できる状態にします。
【ステップ5 温度を下げる】
水熱交換器で熱を奪われた冷媒は膨張し、再び空気熱交換器で大気熱を吸収します。
2階以上でも水圧が強い
快適なお風呂ライフを実現する上で、シャワーの水圧は極めて重要な要素です。
エコキュートは各メーカーで、高圧タイプやパワフル高圧タイプなど水圧が強い商品をラインナップしており、2階や3階にお風呂を設置したご自宅でも十分な水圧を確保できます。
上図のように、パワフル高圧タイプのエコキュートであれば、最も水圧が強く、地上から8mまで高い水圧を維持できます。
停電時の動作について
エコキュートは夜間帯にお湯を作るので、エコキュートタンクにお湯が貯まっていれば停電時でも通常通りご利用いただけます。
エコキュートタンクにお湯が溜まっていない場合は水しかご利用できません。
エコキュートの寿命
エコキュートの寿命は概ね10~15年程度と言われております。
ただし、定期的なメンテナンスの有無により期間は変わります。
エコキュートタンクの場合、水抜きを定期的に実施することで寿命が伸びます。
エコキュートには適合する入浴剤があり不適合の入浴剤を使用するとタンクの腐食につながり、エコキュートの寿命を縮めます。
エコキュートと他の温水機器の比較
エコキュートは、他の給湯器と比較して圧倒的にお湯を作るパワーが強いです。
以下は、エコキュートとその他の給湯器でお湯を作るパワーを比較しました。
上図のように、エコキュートは他の給湯器の3倍以上お湯を作るパワーが強いです。
エコキュートは、電気エネルギーだけではなく、大気熱エネルギーを利用してお湯を作っているので、電気エネルギーに対する出力が大きいのです。