【2023年最新】家庭用蓄電池の価格相場!安く設置する方法は?
家庭用蓄電池の価格相場と設置費用について解説いたします。
蓄電池の商品選定は「価格」を最重視される方がほとんどですが、蓄電池の値段は「販売店・容量・寿命・仕様」によってさまざまです。
◆「即決」は絶対にダメ!!
あなたに最適な蓄電池は、住環境や目的によって異なります。
営業マンが勧める蓄電池を「法外に高い金額」で購入し、後悔される方が非常に多いです。
蓄電池の導入で、失敗しない秘訣は「相見積り」です。
複数社に見積り依頼するのは面倒ですが、失敗を回避する唯一の回避策です。
「販売店・容量・寿命・仕様」によって、価格相場はどう変わるのか?
太陽光パネルの設置状況、電力の使用状況など住環境に応じて「重視すべきポイント」を蓄電池のプロフェッショナルがしっかり解説いたします。
「あなたに最適な蓄電池の選び方」を動画解説しております。
◆ DRに参加して蓄電池の高額補助金ゲット!
2023年(令和5年)もDRの実証事業に参加することで、Sii(環境共創イニシアチブ)から高額の補助金が交付されます。詳細は以下の専用ページをご確認ください。
蓄電池の商品一覧と価格
家庭用蓄電池の検討に「価格・蓄電容量」だけを重視される方が多いですが「停電時の動作・寿命・性能」も考慮すべき重要な要素です。
蓄電池のメーカー希望小売価格(定価)を以下に紹介いたします。
※ 販売価格はメーカーの意向でサイトに掲載できません。
お手数ですが販売価格はエコ発電本舗まで「メール」か「お電話」でお問合せください。
「ハイブリッド・全負荷型」の価格
商品 | 蓄電容量 | 定価(税抜価格) |
---|---|---|
長州 SPVマルチ オムロン マルチ |
6.5kWh 9.8kWh 16.4kWh |
2,560,000円 3,112,000円 5,242,000円 |
アイビス7 長州 SPVプラス |
7.04kWh | オープン価格 |
シャープ クラウド | 6.5kWh 9.5kWh |
3,158,500円 4,121,500円 |
ニチコン | 12kWh | 4,200,000円 |
POWER DEPO H | 12.8kWh | 4,180,000円 |
ファーウェイ LUNA2000 | 5・10・15kWh | オープン価格 |
パナソニック 創蓄連携システム |
3.5kWh 5.6kWh 6.3kWh |
2,041,000円 2,601,000円 2,851,000円 |
カナディアンソーラー EP CUBE |
6.6・9.9・13.3kWh | オープン価格 |
スマートソーラー | 11.5kWh | オープン価格 |
「単機能・全負荷型」の価格
商品 | 蓄電容量 | 定価(税抜価格) |
---|---|---|
テスラ パワーウォール | 13.5kWh | オープン価格 |
ニチコン | 11.1kWh 16.6kWh |
3,700,000円 4,500,000円 |
京セラ エネレッツァ | 5kWh 10kWh 15kWh |
2,500,000円 4,300,000円 6,100,000円 |
スマートスター スマートスター3 | 9.8kWh 13.16kWh |
3,300,000円 3,730,000円 |
ループ エネブロック | 2.4kWh/台 (最大6台、14.4kWh) |
オープン価格 |
家庭用蓄電池の仕様を比較
メーカー | テスラ パワーウォール | ニチコン |
---|---|---|
商品 | ![]() |
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蓄電容量 | 13.5kWh | 7.4kWh/12kWh 11.1kWh/16.6kWh |
停電時の出力 | 5kW | 【単機能 全負荷】 11.1/16.6kWh:3.0kW 【ハイブリッド 全負荷】 7.4kWh:5.0kW 12kWh:5.9kW |
幅×奥行×高さ | W753×D147×H1150 | W540×D230×H418 W1060×D300×H1250 |
重量 | 114kg | 7.4kWh:61kg 11.1kWh:182kg 12kWh:257kg 16.6kWh:234kg |
機器保証 | 10年間 | 11.1/16.6kWh:10年間 7.4/12kWh:15年間 |
ココがポイント |
|
|
メーカー | 長州スマートPVマルチ オムロン マルチ蓄電 |
田淵アイビス7 長州スマートPVプラス |
---|---|---|
商品 | ![]() |
![]() |
蓄電容量 | 6.5kWh/9.8kWh/16.4kWh 6.3kWh/12.7kWh |
7.04kWh/14.08kWh |
蓄電池の 出力 |
16.4kWh:5.9kW 9.8kWh:4.0kW 6.5kWh:2.5kW |
5.5kW (停電時も同様) |
想定寿命 | 11,000サイクル | 12,000サイクル |
幅×奥行×高さ | W490×D295×H1009 W490×D295×H740 W490×D147×H847 |
W580×D370×H1070 |
重量 | 16.4kWh:153kg 9.8kWh:102kg 6.5kWh:65kg |
130kg |
機器保証 | 15年間 | 15年間 |
ココがポイント |
|
|
メーカー | 京セラ エネレッツァ | シャープ クラウド |
---|---|---|
商品 | ![]() |
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蓄電容量 | 5kWh/10kWh/15kWh | 6.5kWh/9.5kWh/13kWh |
蓄電池の 入出力 |
特定負荷型:2.0kW 全負荷型:2.0kW |
6.5kWh:2.0kW 9.5kWh:3.0kW 13kWh:4.0kW |
想定寿命 | 12,000サイクル | 12,000サイクル |
幅×奥行×高さ | W485×D280×H562 | 6.5:560×320×575 9.5:560×470×685 |
重量 | 64kg | 6.5:74kg 9.5:120kg |
機器保証 | 15年間 | 15年間 |
ココがポイント |
|
|
メーカー | スマートスター スマートスター3 |
ファーウェイ蓄電池 LUNA2000 |
---|---|---|
商品 | ![]() |
![]() |
蓄電容量 | 9.8kWh/13.16kWh | 5kWh/10kWh/15kWh |
蓄電池の出力 | 【9.8kWh】 3.0kW(停電時も同様) 【13.16kWh】 出力:5.5kW(停電時も) 入力:5.0kW(停電時も) |
5kWh:1.5kW 10kWh:3.0kW 15kWh:4.5kW |
想定寿命 | 6,000サイクル | 12,000サイクル |
幅×奥行×高さ | W762×D440×H1145 W118.2×D39.2×H100.8 |
W670×D150×H600 |
重量 | 195kg 265kg |
67kg |
機器保証 | 10年間 | 10年間 |
ココがポイント |
|
|
メーカー | POWER DEPO | パナソニック創蓄連携 |
---|---|---|
商品 | ![]() |
![]() |
蓄電容量 | 12.8kWh | 屋内用:3.5/5.6/7/9.1/11.2kWh 屋外用:5.6/6.3kWh |
停電時の出力 | 6kW | 【屋内用】 3.5/5.6kWh:2.0kW 7/9.1/11.2kWh:2.75kW トランス有:4.0kW 【屋外用】 5.6/6.3kWh:2.0kW 11.2/12.6kWh:2.75kW トランス有:4.0kW |
幅×奥行×高さ | W840×D380×H1200 | 3.5kWh:W480×D139.2×H660 5.6kWh:W480×D230×H610 6.3kWh:W649×D333×H646 |
重量 | 230kg | 3.5kWh:46kg 5.6kWh:68kg 6.3kWh:85kg |
機器保証 | 15年間 | 10年間 |
ココがポイント |
|
|
メーカー | カナディアンEP CUBE | スマートソーラー |
---|---|---|
商品 | ![]() |
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蓄電容量 | 6.6kWh/9.9kWh/13.3kWh | 11.5kWh |
停電時の出力 | 5.9kW | 3.0kW |
想定寿命 | 12,000サイクル | |
幅×奥行×高さ | W600×D243×H1006 W600×D243×H1221 W600×D243×H1436 |
W770×D280×H942 |
重量 | 6.6kWh:112kg 9.9kWh:147kg 13.3kWh:182kg |
151kg | 機器保証 | 15年間 | 10年間(有償15年) |
ココがポイント |
|
|
メーカー | ループ エネブロック | |
---|---|---|
商品 | ![]() |
|
蓄電容量 | 2.4~14.4kWh | |
停電時の出力 | ||
想定寿命 | 6,000サイクル | |
幅×奥行×高さ | W440×D410×H89 | |
重量 | 24kg | 機器保証 | 10年間 |
ココがポイント |
|
家庭用蓄電池の価格相場は?
蓄電池の価格・設置費用について
エコ発電本舗の価格相場は概ね以下の範囲です。(工事費用、税金込)
● 販売価格総額:100 ~ 250万円程度
● 1kWhあたりの価格:15 ~ 20万円/kWh程度
家庭用蓄電池のお見積りは、即日メールで送付いたします。
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「蓄電容量・仕様・販売店」による価格相場の違いは?
◆「蓄電容量」による価格相場の違いは?
家庭用蓄電池の蓄電容量は概ね「4.0kWh ~ 16.6kWh」で、大容量の蓄電池の方が、1kWhあたりの価格が割安です。
蓄電容量による価格比較は「販売価格 ÷ 蓄電容量」で試算しましょう。
例えば、長州産業SPVマルチ16.4kWhは6.5kWhより、1kWhあたりの価格が10万円も低価格です。
◆「仕様」による価格相場の違いは?
家庭用蓄電池を仕様で検討する際は、まず以下2つの要素で分類します。
●「特定負荷」 or 「全負荷」
●「単機能」 or 「ハイブリッド」
「全負荷・ハイブリッド」は「特定負荷・単機能」と比較すると高価格ですが、停電時の利便性が圧倒的に髙いです。よほどの理由がなければ「全負荷・ハイブリッド」をおすすめします。
仕様の違いの詳細は、後述の「蓄電池のかしこい選び方」をご参照ください。
◆「販売店」による価格相場の違いは?
販売店の種類は「インターネット」「訪問販売」「量販店」「新築工務店」などに分類され、価格相場が大きく異なります。
多くの販売店が「即決」を要求しますが、面倒でも必ず「2~3社の相見積り」で比較して判断しましょう。唯一の失敗回避策と言っても過言ではないです。
「インターネット」の価格相場
エコ発電本舗のようなインターネット販売は、人件費や店舗費用など販管費を最小限に抑えることで圧倒的な低価格を実現しています。
ネット販売は価格を比較しやすいので、蓄電池の値段は安くなりやすいです。
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「訪問販売」の価格相場
訪問販売は営業スタッフの人件費が非常に高額で、その分のコストが販売価格に上乗せされます。
訪問販売で購入すると高価格になりがちなので、即決しないように注意しましょう。
「量販店」の価格相場
量販店は大量仕入れにより価格相場は低価格ですが、ネット販売より若干高価格です。
量販店は太陽光発電や蓄電池の設置工事を、極めて低価格で下請けに委託しているため工事品質に懸念があります。
「新築工務店」の価格相場
新築工務店の価格相場は、量販店と訪問販売の中間くらいです。
新築工務店は、太陽光発電や蓄電池の価格が住宅価格に組み込まれており商品単体の価格がわかりづらく価格の比較が難しいです。
太陽光発電や蓄電池の導入目的は、災害対策だけではなく経済メリットも大きな導入価値なので、極力安いお値段で導入すべきです。
エコ発電本舗は、営業コストや店舗コストの削減に加えて、大量販売によるスケールメリットで商品の仕入れ価格を最小限に抑え、業界最安価格を実現しております。
他社の価格が安かった場合、徹底対抗いたしますのでお気軽にご相談ください。
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蓄電池の種類は?
蓄電池の種類は「リチウムイオン蓄電池」「鉛蓄電池」「NAS蓄電池」「ニッケル水素電池」などに分類されます。kWh単価(1kWhあたりの価格)の平均価格と特徴を紹介します。蓄電池の種類 | kWh単価 | 特徴 |
---|---|---|
リチウム イオン |
13~20万円/kWh | 家庭用蓄電池・スマホ・EVに使用され、需要過多で価格高騰 |
鉛蓄電池 | 5万円/kWh | 安価で安全性が高いが、寿命が短くエネルギー効率が低い |
NAS蓄電池 | 4万円/kWh | 工場など大規模施設向けで、低価格で大容量 |
ニッケル水素電池 | 10万円/kWh | 安全性が高いが、寿命が5年程度で短い |
家庭用蓄電池の価格は値下がりする?
蓄電池も太陽光発電と同様に「将来的に価格が安くなる」と考えている方が多いですが、将来的に「低価格になる可能性は低い」です。
蓄電池の製造コストの大部分が材料費で、希少性が高いリチウムイオンが用いられており、スマートフォンや電気自動車(EV車)の急速な普及により、需要過多でコバルト価格は急騰しています。
電気自動車(EV)は、現時点ではまだまだ導入期で、今後の世界的な普及に連動してリチウム電池の需要が高まり、家庭用蓄電池の値段が上昇する可能性が髙いです。
お見積りは全て即日メール送付いたしますので、まずはお気軽にお問合せください。
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家庭用蓄電池の補助金
国や自治体からの高額補助金
太陽光発電や蓄電池の普及促進として、国や自治体から高額補助金が交付されております。
国からの蓄電池の補助金
国の補助金を活用するためには、販売店は国が指定した「目標価格」より安い価格で販売する必要があり、高価格で販売している訪問販売店は補助金を活用しないケースが多いです。
蓄電池の補助金の最新情報は以下をご参照ください。
自治体からの蓄電池の補助金
蓄電池の補助金は、東京都を筆頭に都道府県や市区町村などの地方自治体からも高額補助金が公募されているので、補助金情報は入念にご確認ください。
特に自治体の補助金の予算額は非常に少額なので、お早めにご相談ください。
価格だけじゃダメ!蓄電池の「かしこい」選び方
家庭用蓄電池の種類は多種多様です。
エコ発電本舗にご相談いただくお客様の多くは「訪問販売から勧められた」商品。
または「価格」「蓄電容量」の要素だけで商品を選定されています。
あなたに最適な蓄電池は、住宅環境や理想とする生活スタイルによって異なり、価格や蓄電容量だけでは選定できません。
エコ発電本舗では、多種類の家庭用蓄電池をラインナップしており、あなたの住宅環境やニーズにマッチする商品を選定して提案いたします。
▶ 今すぐ、最適な蓄電池の提案を依頼する!
あなたに最適な蓄電池の選び方
あなたに最適な家庭用蓄電池の「簡単な選定方法」を紹介いたします。
まずは、以下のポイントから、条件に合う蓄電池を絞り込みます。
蓄電池の仕様をチェック(特定負荷型・全負荷型)
◆「特定負荷型」の蓄電池
特定負荷型蓄電池は、停電時に一部の電化製品しか救済できません。
さらに、供給電力が100Vのみなので、200VのエアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどの設備は停電時に使用できず、非常に不便です。
◆「全負荷型」の蓄電池
全負荷型蓄電池は、200Vの設備も含めて全ての電化製品を使用できるので、停電に気づかないくらい快適に過ごせます。
特定負荷型蓄電池の方が低価格ですが、よほどの理由がなければ、停電時の利便性が髙い全負荷型蓄電池をおすすめします。
▶ 今すぐ、全負荷型と特定負荷型の見積りを比較する!
蓄電池の仕様をチェック(単機能型・ハイブリッド型)
◆「単機能型」の蓄電池
単機能蓄電システムのメリット
単機能蓄電システムのメリットは、分電盤やパワーコンディショナの2次側に接続するので、どのメーカーの太陽光発電システムにも適合します。
ハイブリッド蓄電システムと比較して、単機能蓄電システムは価格が安いことも導入メリットの1つです。
単機能蓄電システムのデメリット
デメリットは停電時に十分な充電ができないことです。
停電時は太陽光発電のパワーコンディショナは自立運転モードとなり、出力電力は最大1.5kW(自家消費と充電含めて)です。
停電中はほとんど充電できないので、停電が長引くと不便です。
◆「ハイブリッド型」の蓄電池
ハイブリッド蓄電システムのメリット
ハイブリット蓄電システムのメリットは、停電時も十分に蓄電池に充電できることです。
上図はアイビス7の事例ですが、停電時でも太陽光発電の発電電力5.5kWをフル活用できるので、停電が長引いても十分に自家消費と充電をまかなえます。
ハイブリッド蓄電システムのデメリット
デメリットは、既設の太陽光発電システムとの適合性です。
特に古いソーラーパネルの場合、蓄電池を設置後に太陽光パネルの発電量が大幅に下がるPID現象が発生するケースもあります。
エコ発電本舗では、ハイブリッド蓄電システムを導入される場合は必ず適合調査を実施しております。適合調査を省略する粗悪な販売施工店も多いので、ハイブリッド蓄電システムを後付けで導入される場合は、必ず適合性をご確認ください。
単機能蓄電システムは低価格ですが、利便性が高いハイブリッド蓄電システムをおすすめします。
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蓄電池の価格相場をチェック
エコ発電本舗の家庭用蓄電池の設置費用の価格相場の目安は以下です。
● 販売価格総額:100 ~ 250万円程度(工事費用、税金込)
蓄電池の適切な価格相場を把握する効果的な方法は「相見積り」です。
相見積りは失敗回避の対策として、誰にでもできる極めて効果的な方法なので、必ず2~3社の相見積りで価格や保証などの条件を比較しましょう。
家庭用蓄電池の「販売店の選び方」を動画解説しております。
蓄電池の蓄電容量をチェック
家庭用蓄電池の蓄電容量は、概ね「4 ~ 16.6kWh」です。
最適な蓄電容量は「自宅の電力使用量」や「太陽光発電のソーラーパネルの設置容量」から試算できます。
電力使用量は、家族構成や生活習慣より変動するので「太陽光発電のソーラーパネルの設置容量」から試算する方が簡単で確実です。
◆ ソーラーパネルの設置容量3kWの場合
● ソーラーパネルの設置容量:3kW
● 年間発電量:3,300kWh(ソーラーパネルの設置容量 x 1,100)
● 1日の発電量:9kWh(年間発電量 ÷ 365日)
● 1日の余剰発電:5kWh(1日の発電量 – 自家消費分(4kWh))
太陽光発電の余剰発電電力で蓄電池を充電する場合、ソーラーパネル3kWに最適な蓄電容量は5kWh程度です。
余剰発電電力で、充電できる容量の蓄電池がおすすめです。
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以下、ソーラーパネルの設置容量に対する、最適な蓄電容量(1日の余剰発電電力)の早見表です。
太陽光発電 設置容量 |
年間発電量 kWh/年 |
1日の発電量 kWh/日 |
1日の余剰発電 (4kWh自家消費) |
---|---|---|---|
3kW | 3,300 | 9 | 5kWh |
5kW | 5,500 | 15 | 11kWh |
6kW | 6,600 | 18 | 14kWh |
7kW | 7,700 | 21 | 17kWh |
蓄電池の寿命をチェック
蓄電池の寿命は費用対効果に大きく影響します。
以下に「蓄電池の寿命に対する費用対効果」を解説します。
蓄電池の寿命は「サイクル数」という指標で表現します。
サイクル = 1回の充電 & 1回の放電
1回充電して1回放電する1セットで1サイクルです。
概ね1日1サイクルなので、蓄電池の想定寿命は「サイクル数 ÷ 365日」で試算できます。
以下、蓄電池のサイクル数と想定寿命の早見表です。
経年劣化は考慮していない概算の寿命ですが、商品比較に有効です。
サイクル数が非公開の商品は、機器保証の期間+5年で試算。
蓄電容量 kWh |
想定寿命 サイクル |
想定寿命 | |
---|---|---|---|
アイビス7 | 7.04 | 12,000 | 33年 |
シャープクラウド | 9.5 | 12,000 | 33年 |
長州SPVマルチ | 9.8 | 11,000 | 30年 |
スマートスター | 9.8 | 6,000 | 16年 |
ニチコン | 11.1,16.6 | 非公開 10年保証 |
15年程度 |
テスラ パワーウォール |
13.5 | 非公開 10年保証 |
15年程度 |
サイクル数6,000と12,000では、リチウムイオン電池の想定寿命が10年以上も異なります。
家庭用蓄電池は長期的に使用することで、経済メリットを享受できるので、リチウムイオン電池の寿命は極めて重要な指標ですね。
◆ 蓄電池の想定寿命から「経済効果」を試算
蓄電容量と蓄電池の想定寿命から、経済効果の金額も試算できます。
経年劣化や電気料金の変動は勘案していないので、費用対効果の目安としてご参照ください。
試算の条件
・電気料金単価を1kWhあたり30円とする。
・蓄電池の充電は全て太陽光発電の発電電力でまかなう。
蓄電容量 kWh |
想定寿命 サイクル |
総放電量 kWh |
節電総額 万円 |
|
---|---|---|---|---|
アイビス7 | 7.04 | 12,000 | 84,480 | 253 |
シャープクラウド | 9.5 | 12,000 | 114,000 | 342 |
長州SPVマルチ | 9.8 | 11,000 | 107,800 | 323 |
スマートスター | 9.8 | 6,000 | 58,800 | 176 |
ニチコン | 11.1 16.6 |
5,500 | 61,050 91,300 |
183 274 |
テスラ パワーウォール |
13.5 | 5,500 | 74,250 | 223 |
蓄電池を導入する経済価値は、「節電総額 – 導入価格」で試算できます。
停電時に通常と同等に電気が使える価値を金額換算は難しいですが、真夏や真冬にエアコンを使えたり、スマホを充電できる価値は非常に大きいです。
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◆ 蓄電池の「寿命が尽きたら」どうなる?
リチウムイオン電池の寿命が尽きたら、以下のような対応が必要です。
● 家庭用蓄電池を一式買い換え
● リチウムイオン電池のみユニット交換
● 蓄電池を撤去し原状復帰
家庭用蓄電池を一式交換する場合、100万円以上の導入価格に加えて、既存の蓄電池の撤去費用が追加で必要となります。
リチウムイオン電池は産業廃棄物なので、処理費用は現時点では非常に高価格です。
リチウムイオン電池のユニット交換は、対応方法やユニット価格が現時点では未確定です。
極力、長寿命の家庭用蓄電池を導入されることをおすすめします。
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家庭用蓄電池の「かしこい」選び方のまとめ
停電時の仕様
・特定負荷型より全負荷型
・単機能型よりハイブリッド型
設置費用
・価格は2~3社の相見積りで価格相場を把握する
・絶対に1社だけの提案で即決しない
蓄電容量
・ソーラーパネルの設置容量から最適な蓄電容量を試算
・余剰発電電力で充電できる蓄電容量の家庭用蓄電池を選ぶ
リチウムイオン電池の寿命
・長寿命の蓄電池を選ぶ
・サイクル数が非公開の商品は保証期間+5年で試算
以下、全負荷型ハイブリッド蓄電システムのみプロットしました。
スマートスターとテスラ パワーウォールは厳密には単機能蓄電システムですが、擬似的にハイブリッド蓄電システムと同様に動作するので選択肢としております。
蓄電池のお見積りは全て無料です。業界最安価格でご提案いたします!
家庭用蓄電池のメリット
蓄電池の設置メリットは?
蓄電池の設置メリットは「電気代の節約」「災害時の非常用電源」です。
「太陽光発電システムの売電価格の下落」「電気料金の価格上昇」という2つの要因から、発電電力は売電するより自家消費した方が経済メリットが大きくなり、太陽光発電システムと共に家庭用蓄電池を導入される方が増えています。
売電価格の推移
2023年度(令和5年度)の余剰買取価格:16円/kWh
2022年度(令和4年度)の余剰買取価格:17円/kWh
2021年度(令和3年度)の余剰買取価格:19円/kWh
2020年度(令和2年度)の余剰買取価格:21円/kWh
2019年度(令和元年度)の余剰買取価格:24円/kWh
電気料金
電力プラン次第:25 ~ 30円/kWh
電気料金単価が売電価格を大幅に上回っており、できる限り電力会社に売電せずに自宅で消費する方が経済メリットが髙いです。
卒FITで蓄電池の経済メリットが大幅アップ!
◆ 買取期間満了後は売電価格が暴落
卒FIT後の売電価格は「6 ~ 10円程度」なので、さらに自家消費の経済メリットが増加します。
太陽光発電の発電電力を無駄なく自家消費するためには、家庭用蓄電池の設置が必須です。
◆ 今後も電気料金は価格上昇傾向
電力会社から購入する電気料金は年々価格上昇傾向です。
電気料金が売電価格を上回る地点を「グリッド・パリティ」と呼びます。
◆ 家庭用蓄電池の経済効果は?
太陽光発電の発電電力を「電力会社に売電」する場合と、「蓄電池を設置し、全て自家消費」する場合で、20年間の収益を以下に比較しました。
前提条件
・売電価格:16円/kWh(売電期間満了後は8円/kWh)
・電気料金:30円/kWh
・ソーラーパネルの設置容量:5kW(年間発電量5,500kWh)
電力会社に売電
年数 | 試算 | 収益 |
---|---|---|
1~10年目 | 5,500kwh × 16円 × 10年 | 880,000円 |
11~20年目 | 5,500kwh × 8円 × 10年 | 440,000円 |
20年間の収益 | 1,320,000円 |
蓄電池を設置し、全て自家消費
年数 | 試算 | 収益 |
---|---|---|
1~20年目 | 5,500kwh × 30円 × 20年 | 3,300,000円 |
20年間の収益 | 3,300,000円 |
収益の差は「1,980,000円」
家庭用蓄電池の導入費用を差し引いても、自家消費する方が経済メリットが大きいです。
蓄電池全商品、即日お見積りをメールいたします。
▶ 今すぐ、蓄電池の見積りを依頼する!
災害時における、蓄電池のメリットは?
蓄電池の本来の導入目的は、停電時の非常用電源です。
非常用電源の経済価値は人それぞれですが、その効果は絶大です。
例えば、2019年の千葉県の台風では最長2週間も停電しました。
家庭用蓄電池を導入されていない多くの方々は、近くのガソリンスタンドまでスマートフォンを充電するために毎日5時間も並んだそうです。
毎日5時間スマートフォンの充電に並ぶコストや機会損失は人それぞれですが、ご自身の時間の価格価値はなんとなく試算できるのではないでしょうか。
当然、停電中は照明やエアコンも使えません。
体調不良やお子様の受験など重要な時期と停電が重なることもあり、家庭用蓄電池の非常用電源としてのメリットは絶大です。
◆ 停電時の蓄電池の稼働時間は?
「停電時に上図の電化製品(430W)を何時間使用できるか?」を比較してみます。
アイビス7 容量7.04kWh 出力5.5kW
➔ 約13.3時間使用できます。
スマートスター 容量9.8kWh 出力3.0kW
➔ 約18.5時間使用できます。
アイビス7やスマートスターは「全負荷型蓄電池」で、停電中にエコキュートやIHクッキングヒーターなど200Vの家電も使えるので、非常に便利です。
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家庭用蓄電池のデメリット
懸念点1 ソーラーパネルとの適合性
ソーラーパネルの設置容量との適合
既設のソーラーパネルの設置容量から余剰発電量を試算し、最適な蓄電容量の蓄電池を選定する必要があります。ミスマッチの蓄電容量を選定すると十分な経済メリットを享受できません。
PID現象のチェック
太陽光発電システムのメーカーやソーラーパネルの製造時期次第では、ハイブリッド型蓄電池を設置した際に「PID現象」により、太陽光発電の発電量が大幅に低下する不具合が発生する可能性があります。
エコ発電本舗では、ハイブリッド型蓄電池を後付けで設置する際は、必ず製造メーカーにPID現象の有無を確認するための設計作業を行っております。
懸念点2 リチウムイオン電池の寿命
蓄電池は経年劣化により、充電放電できる蓄電容量が以下のように劣化します。
蓄電池の想定寿命は、上述の「蓄電池の寿命をチェック」をご参照ください。
懸念点3 販売施工店の選定
太陽光発電システムや家庭用蓄電池の工事不良が問題になっており、分電盤からの発火などニュースにも取り上げられております。
なぜ「施工品質が悪い業者」が増えた?
施工品質が劣化した要因は、昨今の「太陽光発電・蓄電池ブーム」「建設業界の人員不足」です。
施工店は、受託した多数の太陽光発電・蓄電池設置工事を処理するために、必要な作業工程を間引いたり、人手不足を補うために経験不足の職人を設置作業に抜擢する傾向があります。
結果的に配線の接続ミスなど、工事起因によるトラブルが多発しています。
優良販売店・工事店の簡単な見極め方は「口コミ」のチェックです。
エコ発電本舗のリアルタイムの口コミは「Googleレビュー」をご参照ください。
エコ発電本舗は、工事品質に自信があるので「15年間の施工保証」を提供します。
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ダブル発電で売電価格が下落?
「シングル発電・ダブル発電」とは?
家庭用蓄電池の商品次第では、運転モードが「ダブル発電(押し上げ効果あり)」になります。
太陽光発電システムの設置年数が古い場合、売電価格が大幅に低価格になるので家庭用蓄電池の導入前にご確認ください。
◆ シングル発電(押し上げ効果なし)
シングル発電とは「太陽光発電の売電中は、蓄電池の放電は不可」です。
シングル発電の場合、太陽光発電システムの発電電力をまずは自家消費に使用し、余った余剰電力を売電します。
① ナイトタイム(23~7時)
電力会社から購入した電力を蓄電池に充電
② リビングタイム(7~11時、17~23時)
家庭用蓄電池の充電電力を家庭内に放電
③ デイタイム(10~17時)
太陽光発電の発電電力を自家消費し、余剰発電電力を売電
◆ ダブル発電(押し上げ効果あり)
ダブル発電とは「太陽光発電の売電中に、蓄電池の放電が可能」です。
ダブル発電の場合、蓄電池の充電電力で自家消費をまかない、太陽光発電の「発電電力は全て売電」できます。売電量を押し上げるので「押し上げ効果あり」と呼びます。
① ナイトタイム(23~7時)
電力会社から購入した電力を蓄電池に充電
① リビングタイム(7~11時、17~23時)
電力会社から購入した電力を家庭内で使用
② デイタイム(10~17時)
家庭用蓄電池の充電電力を家庭内に放電
ダブル発電の場合、売電価格が減額されます。
以下は太陽光発電システムの設置時期に対する、売電価格の値下げ価格です。
設置時期 | 売電価格 | 売電価格の差分 |
---|---|---|
2013年 | 38円/kWh | -7円 |
2014年 | 37円/kWh | -7円 |
2015年 | 33円/kWh | -6円 |
2016年 | 31円/kWh | -6円 |
2017年 | 28円/kWh | -3円 |
2018年 | 26円/kWh | -1円 |
2019年以降 | 年々低下 | 差分なし |