ニチコンV2H、EVパワーステーションの価格と性能を解説
ニチコンV2H EVパワーステーション「プレミアムPlus」「プレミアム」「スタンダード」の性能比較を動画解説しております。
◆ V2HのDER補助金の申請開始!
2023年度(令和5年度) は、V2HもDER補助金の対象です!
最大補助額120万円の高額補助金ですが、DER補助金は例年予算が非常に少ないので、できるだけお早めにご相談ください。
V2HのDER補助金の詳細は、以下のページをご参照ください。
商品 | 補助金額 |
---|---|
ニチコン プレミアムモデル | 899,000円 |
ニチコン プレミアムPlusモデル | 1,175,000円 |
ニチコン トライブリッド(一体型) | 1,100,000円 |
ニチコン トライブリッド(セパレート型) | 1,200,000円 |
EVパワーステーションの基本情報
電気代節約!充電コスト削減!
非常用電源を確保!
ニチコンV2H EVパワーステーションの仕様
型式 | プレミアムPlus:VCG-666CN7K プレミアム:VCG-666CN7 スタンダード:VCG-663CN3 |
---|---|
停電時の定格出力 | プレミアムPlus:6.0kW プレミアム:6.0kW スタンダード:3.0kW(通常時:6.0kW) |
寸法 幅×奥行×高さ |
W809×D337×H855 |
重量 | 88kg |
ケーブル長 | プレミアムPlus:7.5m プレミアム:7.5m スタンダード:3.5m |
発電モード | シングル発電(押上効果なし) |
保証期間 | プレミアムPlus:5年間(UPS:3年間) プレミアム:5年間 スタンダード:2年間 |
特徴 |
【プレミアムPlus】
【プレミアム】 ・特定負荷型(100V) ・停電時にEVに充電は不可 ・停電時はシガーソケットから配線 |
◆ V2Hの価格比較
V2Hの価格相場、性能については以下をご参照ください。
V2Hの価格相場、性能比較はこちら
◆ 2023年のV2HのDER補助金
2023年DER補助金はV2Hも対象です。最大120万円の高額補助金をご活用ください!
2023年のDER補助金の詳細はこちら
◆ 自治体からのV2Hの補助金
自治体からも高額の補助金が公募されております。
自治体からのV2Hの補助金の詳細はこちら
ニチコンV2Hの特徴・ココがおすすめ
1. 経済メリットと災害対策
ニチコンEVパワーステーションを導入することで、「電気代の節約」「充電費用の節約」「非常用電源の確保」を実現できます。
プレミアムPlus・プレミアム・スタンダードで停電時の動作内容など仕様が異なるので、導入前に詳細をご確認ください。
▶ ニチコンV2Hの基本動作と仕様の違いはこちら
2. プレミアムPlusの新機能
プレミアムPlusは、プレミアムモデルでは必要だった「停電時の手動配線作業が不要」で、停電時は「放電ボタンをワンプッシュするだけ」で電気自動車から自宅に放電できます。
▶ プレミアムとプレミアムPlusの停電時の操作を比較
3. ニチコンV2Hのデメリット・懸念点
ニチコンEVパワーステーションを活用して、電気自動車から自宅に電気を放電する最大の懸念点は「電気自動車のバッテリーの劣化」です。
▶ バッテリーの劣化・解決策についてはこちら
お見積りは、即日メールで送付いたします。
まずは、「業界最安価格」のお見積りをご参照ください!
ニチコンV2H EVパワーステーションの基本動作
ニチコンV2H EVパワーステーションのプレミアムPlusとプレミアムは、停電時に発電電力を車両に充電できるので、停電時の利便性が非常に高いです。
スタンダードは、停電時に発電電力を車両に充電できないので、ご注意ください。
▶ まずは、業界最安価格のV2Hの見積りを依頼する!
V2Hの基本動作を「通常時」「停電時」に分けて解説します。
運転モード
・タイマー設定: 日中の時間帯に「放電」
・PV余剰充電設定:「ON」
昼間のV2Hの基本動作(通常時)
① 太陽光発電の発電電力を自家消費
② 余剰発電電力を車両に充電
③ さらに余剰発電電力があれば、電力会社に売電
※ タイマー設定の時間内であれば、消費電力が発電量を上回る場合、車両から放電
ニチコンV2Hを活用して、発電電力を電気自動車(EV車)に充電することで「バッテリーの充電費用を削減」できます。
夜間のV2Hの基本動作(通常時)
① 電力会社から電力を購入
② 購入電力を、自宅で消費、同時に車両に充電
※ タイマー設定の時間内であれば、車両から放電
夜間帯が安い電力プランの場合は「購入電力で充電」、昼間に車両を使用しない場合は「発電電力で充電した車両から放電」など、電力プランや車両の使い方によって自在に設定できます。
昼間のV2Hの基本動作(停電時)
① 車両の充電電力を自宅に放電
② 太陽光発電のパワーコンディショナが復旧
太陽光発電の発電電力を自家消費
③ 余剰発電電力を車両に充電
車両から太陽光発電のパワーコンディショナに電力供給することで、擬似的に停電を復旧させ、停電時でも太陽光発電の発電電力を有効活用できます。
夜間のV2Hの基本動作(停電時)
① 車両の充電電力を自宅に放電
V2Hの停電時の出力電力は、以下のようにモデルによって異なります。
● スタンダード:3kW(通常時は6kW)
● プレミアム:6kW
● プレミアムPlus:6kW
一般的な家庭用蓄電池の出力電力は3kW程度です。ニチコンV2Hは出力電力が6kWと非常に大きく、停電時でも複数の家電を同時に使用でき、利便性が非常に髙いです。
お見積りは、即日メールで送付いたします。
まずは、ニチコンV2Hのお見積りとカタログをご参照ください!
停電時の操作とその他の機能
プレミアムとスタンダードの停電時の操作
ニチコンV2H プレミアムモデルとスタンダードモデルは、停電時の放電操作が非常に面倒です。
停電時は下図の「電源ケーブル」を「車内のシガーソケット」から「V2H本体機器」に接続する必要があります。
プレミアムとスタンダードの場合、停電時に電気自動車(EV車)から自宅に電気を放電するために以下の操作が必要です。
① 自立運転用の切替スイッチを「停電モード」に切替
② 付属の12V電源ケーブルを車内のシガーソケットに接続
③ 電源ケーブルをV2H機器に接続し、V2H機器の電源を復旧
④ V2H機器の「放電ボタン」で電力放電開始
V2H機器が電気自動車(EV車)の近くに設置されている場合はケーブル配線作業は容易ですが、物理的に距離が離れている場合や、停電が夜中や大雪・大雨などの環境下で発生した場合の配線作業はかなり大変です。
ご主人が不在時に停電が発生する可能性もありますので、ご家族で電源ケーブルの保管場所や停電時の操作手順などご共有ください。
プレミアムPlusの停電時の操作
ニチコンV2HプレミアムPlusは、停電時は「放電ボタン」をワンタッチ操作で電気自動車(EV車)から自宅に放電できます。
※ 停電時は「自動放電ではない」のでご注意ください!
ニチコンV2HプレミアムPlusは、UPS(無停電電源装置)が実装されており、停電後約2時間はV2Hの電源を確保できます。
UPSのサイズは小型のデスクトップ程度でコンパクトです。
停電後2時間内であれば、V2H本体機器の「放電ボタン」をワンプッシュするだけで、電気自動車(EV車)のバッテリーの充電電力を自宅に放電でき非常に便利です。
停電から2時間以上経つとUPSの電池が切れ、プレミアムモデルと同様に電源ケーブルの手動配線が必要となります。
▶ 今すぐ、プレミアムPlusの見積りを依頼する!
倍速充電でスピーディに充電
ニチコンV2H EVパワーステーションは、200Vの普通充電設備より「2倍速」で充電できます。
また、自宅の消費電力をリアルタイムでモニターし、充電可能な電力量を自動的に制御します。
スマートフォンで遠隔操作!
ニチコンV2H プレミアムPlusとプレミアムに限られますが、専用のアプリを利用することで、遠隔操作ができます。
具体的にはスマホで「充放電のスタート時間の設定」や「メンテナンス状態の確認」ができます。
お見積りは、即日メールで送付いたします。
▶ 今すぐ、「業界最安価格」の見積りを依頼する!
EVパワーステーションの対応車種
ニチコンV2H EVパワーステーションの対応車種
車種次第で「充放電の許容値が異なる」ので、ニチコンV2Hをご購入前にご確認ください。
以下のページにて車種による仕様の違いなど解説しております。
▶ V2H|電気自動車(EV車)の対応車種
電気自動車(EV車)の残存容量設定
ニチコンV2H EVパワーステーションを導入することで、電気自動車(EV車)を節電や非常用電源として活用できますが、バッテリーを全て使い切ったら、車として活用できず本末転倒です。
ニチコンV2H EVパワーステーションは、電気自動車(EV車)に残す残存容量を設定できます。
●残存容量の初期設定:30%
●残存容量の下限:10%
残存容量は電気自動車(EV車)の車体にも設定されており、V2Hの設定より車体の設定が優先されます。
車両の残存容量の下限値の一例です。
● 日産リーフ:30%
● ホンダHonda e:15%
● 三菱エクリプスクロス:20%
● 三菱アウトランダー:20%
▶ V2H|電気自動車(EV車)の対応車種
EVパワーステーションのデメリット
車両の「バッテリーの劣化」が最大の懸念
ニチコンV2H EVパワーステーションのみならず、V2H機器を利用する最大のデメリットは「バッテリーの劣化」です。
電気自動車(EV車)のバッテリーは、家庭用蓄電池より圧倒的に大容量で耐久性も高く、短期間で劣化することは考えにくいですが、リチウムイオン電池はサイクル数(充放電回数)に連動して性能が低下します。
電気料金や充電費用を節約できても、肝心の電気自動車(EV車)が短期間で使えなくなったら、経済的にはデメリットです。
バッテリー劣化の解決策は?
電気自動車(EV車)のバッテリー劣化を最小限に抑えたい場合は、「ニチコンのトライブリッド蓄電システム」がおすすめです。トライブリッド蓄電システムは「太陽光発電システム」「家庭用蓄電池」「電気自動車」の3つのエネルギーを最適に活用できるマネジメントシステムです。
トライブリッドの停電時の動作
停電時は蓄電池の電力を優先して放電し、電気自動車(EV車)の電力は極力使用しない設定なので、バッテリーの劣化を最小限に抑制できます。
トライブリッド蓄電システムの詳細は以下よりご確認ください。
ニチコンV2H EVパワーステーションの口コミ・評判
ニチコンV2H EVパワーステーションを設置されたお客様からいただいた口コミ・評判をいくつか紹介いたします。
「太陽光発電システムの発電電力で電気自動車(EV車)を充電できるので燃料代を節約できた」
「停電時のケーブル接続の操作は思っていたよりも簡単だった」
「夜間帯は電気自動車(EV車)の電力を家庭内で使うことで電気代を削減できた」
「リーフはバッテリーの容量が大きいので、家庭内で使っても充電量はたいして減らない」
「フル充電までの時間がかなり短い」
「停電時のケーブル操作が、意外に簡単」というご意見が想定外に多く、安心しました。
ニチコンV2H EVパワーステーションの商品型番
スタンダード:VCG-663CN3、VCG-663CN7
プレミアム:VCG-666CN7
プレミアムPlus Wi-Fi 30m:VCG-666CN7Kー1HW30
プレミアムPlus Wi-Fi 50m:VCG-666CN7Kー1HW50
プレミアムPlus LAN 30m:VCG-666CN7Kー1HL30
プレミアムPlus LAN 50m:VCG-666CN7Kー1HL50