V2Hの価格・メリット・デメリット
V2Hの価格と商品の特徴について解説いたします。
V2H機器の価格相場は「販売店、商品の仕様」により、大きく異なります。
価格の違いや、仕様の詳細、対応車種など、V2Hのプロがデメリットも含めてしっかり解説いたします。
V2Hの「価格・性能比較」「メリット・デメリット」など動画でも解説しておりますので、お役立てください。
◆ V2HのDP補助金も申請依頼受付中!
商品 | 補助金額 |
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ニチコン プレミアムモデル | 859,000円 |
ニチコン プレミアムPlusモデル | 1,090,000円 |
ニチコン トライブリッド(一体型) | 1,110,000円 |
ニチコン トライブリッド(セパレート型) | 1,210,000円 |
V2Hの補助金は、経済産業省主催の「CEVの補助金」か「DP実証事業の補助金」を活用します。詳細は以下のページをご参照ください。
V2Hの商品一覧と価格
V2Hの商品ラインナップは限られていますが、商品によって「価格」や「停電時の動作」など、仕様が大きく異なります。
※販売価格は、メーカーの意向でサイトに掲載できません。価格についてはメールかお電話でお問合せください。
全商品、即日お見積りをメールいたします。
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V2H機器の価格と特徴
メーカー | ニチコン V2H | ニチコン トライブリッド |
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商品 | ![]() |
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容量 | EV車次第 | 4.9kWh、7.4kWh 9.9kWh(4.9kWh✕2台) 14.9kWh(7.4kWh✕2台) |
停電時の出力 | プレミアムPlus:6.0kW プレミアム:6.0kW スタンダード:3.0kW |
蓄電池1台:4.0kW 蓄電池2台:5.0kW V2H:5.9kW |
幅×奥行×高さ | W809×D337×H855 | 蓄電池:W540×D230×H418 蓄電池:W540×D230×H418 V2H:W520×D260×H1180 ポッド:W170×D173×H430 |
重量 | プレミアムPlus:91kg プレミアム:91kg スタンダード:88kg |
蓄電池4.9kWh:50kg 蓄電池7.4kWh:61kg V2H:61kg |
機器保証 | プレミアムPlus:5年間 (UPS:3年間) プレミアム:5年間 スタンダード:2年間 |
機器保証:15年間 自然災害補償:10年間 |
ココがポイント |
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メーカー | ニチコン パワームーバー | パナソニック ELSEEV |
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商品 | ![]() |
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定格出力 | 標準:4.5kW ライト:3.0kW |
充電出力:6kW |
幅×奥行×高さ | W631×H500×D305 W553×H456×D292 |
W132×H115×D350 |
重量 | 38kg 21kg |
6kg |
ココがポイント |
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V2Hとソーラーカーポートのセット導入も人気です。
ソーラーカーポートは、大容量の太陽光パネルを設置できるので、高い投資対効果を実現できます。
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V2H機器の価格相場は?
V2H機器の価格相場は「仕様」「販路」により異なり、エコ発電本舗での価格相場は以下の範囲です。(工事代・税金込)
● 販売価格総額:100~150万円程度
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「仕様」による価格相場の違いは?
V2Hはメーカーや商品によって、停電時の動作や出力電力が異なり、仕様の違いで価格相場も異なります。
以下に、ニチコンEVパワーステーションの「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムPlus」の仕様と価格の違いを紹介します。
青字がメリットで、赤字がデメリットを記載しております。
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ニチコン スタンダード
ニチコン スタンダードは停電時に太陽光発電システムの発電電力を電気自動車(EV車)に充電できません。
さらに、停電時の出力電力は3kWのみなので救済できる電化製品が限られており、価格は低価格ですが停電時は不便です。
ニチコン プレミアム
ニチコン プレミアムとプレミアムPlusは仕様が似ており、双方とも停電時の出力電力は6kWで200vにも対応しており、エコキュートやIHクッキングヒーターなど全ての負荷を救済できます。
スタンダードとプレミアムモデルには大きなデメリットがあり、停電時に物理的な配線が必要となります。詳細は後述します。
ニチコン プレミアムPlus
ニチコン プレミアムPlusは、停電時の面倒な配線作業が不要で、圧倒的に利便性が高いモデルです。
詳細は後述しますが、停電時はワンタッチ操作で電気自動車(EV車)からご自宅に電力供給できます。
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停電時の動作を比較
◆ スタンダードとプレミアムの停電時の操作
スタンダードとプレミアムの場合、停電時に電気自動車(EV車)からご自宅に電力供給する際、下図の電源ケーブルを手動でV2H本体と電気自動車(EV車)のシガーソケットに配線する必要があります。
ニチコンのV2Hはスタンダード・プレミアムともに「停電するとV2H本体の電源も切れる」ため、まずは電気自動車(EV車)の電源で、V2H本体の電源を活かす必要があります。
簡単な操作ですが、停電が夜中や、雨天、大雪など悪天候の際に発生すると、かなり面倒な操作かもしれません。
導入される場合は「電源ケーブルの保管場所」「停電時の操作方法」など、事前にご家族で共有しましょう。
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◆ プレミアムPlusの停電時の操作
ニチコン プレミアムPlusの場合、停電が発生した際、V2H本体機器の「放電ボタン」をワンプッシュするだけで、電気自動車(EV車)からご自宅に給電できます。
プレミアムPlusは利便性が非常に高いですが、スタンダードやプレミアムと比較すると高価格です。
V2Hには多くの自治体が高額補助金を交付しており、商品によって補助金額が異なるので、「補助金額を勘案した実質負担額と利便性」から、どの商品が良いかご判断ください。
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V2Hの「スタンダード」「プレミアム」「プレミアムPlus」の性能比較を動画解説しております。
「販路」による価格相場の違いは?
V2Hの主な「販路」は「インターネット・訪問販売・量販店・新築工務店」などがあげられます。
V2Hや太陽光発電システム、家庭用蓄電池に限らず、同じ商品でも販路によって価格相場は大きく異なります。
ネット販売の価格相場
エコ発電本舗のようなネット販売は、店舗費用や営業費用を最小限に抑えることで「販売価格はかなり低価格」になります。
訪問販売の価格相場
訪問販売は営業スタッフの人件費が高価格で、その分、販売価格に転嫁されるので「販売価格はかなり高価格」になります。
即決しないように注意しましょう。
量販店の価格相場
量販店はネット販売ほどではないですが低価格です。
ただし、施工を低価格の工事業者に委託しているので施工品質に懸念があります。
新築工務店の価格相場
新築工務店は住宅の価格を安くしたいので、基本的には低価格ですが住宅価格に含まれておりV2H単体の価格がわかりにくいです。
太陽光発電やV2Hなどの設備やエネルギーの知見が乏しいケースが多く施工品質に懸念があります。
V2Hや太陽光発電システム、家庭用蓄電池は経済メリットが最大の導入価値なので、高価格で導入すると費用対効果は半減します。
エコ発電本舗の場合、大量販売によるスケールメリットで商品の仕入れ価格を最小限に抑え、業界最安価格を実現しております。
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国と自治体のV2Hの補助金
国からのV2Hの補助金
2022年(令和4年)は前年に引き続き、経済産業省主催のDP(ダイナミック プライシングによる「電気自動車の充電シフト実証事業」の補助金が交付されます。
エコ発電本舗では、前回好評だった「事前先行予約」の受付を開始いたします。
補助金の詳細は以下をご参照ください。
自治体からのV2Hの補助金
東京都や神奈川県を筆頭に、自治体からも電気自動車(EV車)やV2Hに対して高額の補助金が交付されております。
自治体の補助金は予算が少額で、毎年短期間で予算満了してしまうので、お早めの検討をおすすめいたします。
2022年(令和4年)も、太陽光発電・蓄電池・V2H・電気自動車などCEVに対して、国や自治体高額な補助金が交付されております。
それほど、環境改善が重要かつ緊急課題なのです。
ぜひ補助金をフル活用して、環境改善に貢献しましょう。
▶ 各自治体のV2Hの補助金のまとめ
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V2H機器の導入メリット
V2Hの主な導入メリットは以下です。
● 経済効果:充電費用・電気料金の節約
● 災害対策:電気自動車(EV車)を非常用電源として利用
◆ V2H導入による「経済効果」は?
【 充電費用の節約 】
昼間は太陽光発電システムの発電電力を電気自動車(EV車)に充電することで、電気自動車(EV車)の燃料代を節約できます。
【 自宅の電気料金の節約 】
夜間は電気自動車(EV車)に充電した充電電力を家庭内に給電することで、購入電力を削減し、電気料金を節約できます。
また、夜間の低価格の電力で電気自動車(EV車)を充電することで燃料代を節約できます。
◆ V2H導入による「災害対策」は?
【 非常用電源として活用 】
停電時は、電気自動車(EV車)のバッテリー電源を非常用電源として家庭内に給電できます。
【 停電時も自宅でバッテリー充電 】
停電時も、太陽光発電の発電電力を電気自動車(EV車)に充電できるので、停電が長引いても自宅でバッテリーを充電できます。
災害時はガソリンスタンドに長蛇の列ができますが、自宅で充電できるのでガソリンスタンドに行く必要もございません。
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V2Hの基本動作(通常時)
V2Hとは「Vehicle to Home」の略で、直訳すると「車から家へ、家から車へ」という意味です。
◆ 昼間(通常時)のV2Hの動作

①太陽光発電システムの発電電力で自家消費
②余剰発電電力を電気自動車(EV車)に充電
③さらに余剰発電電力を電力会社に売電
特に卒FIT後の売電価格は、電力会社からの購入価格より大幅に低価格なので、太陽光発電の発電電力は、売電より自家消費と電気自動車(EV車)への充電が経済メリットが大きいです。
◆ 夜間(通常時)のV2Hの動作
①電気自動車(EV車)から家庭内に給電
または、低価格の購入電力を電気自動車(EV車)に充電
昼間に電気自動車(EV車)を利用される方は、夜間帯の低価格の電力で電気自動車(EV車)を充電し、平日の昼間は電気自動車(EV車)を利用されない方は、夜間帯に充電電力を家庭内に供給することで経済メリットを享受できます。
V2Hの基本動作(停電時)
◆ 昼間(停電時)のV2Hの動作
①電気自動車(EV車)の充電電力を家庭内に供給
②太陽光発電システムのパワーコンディショナが復旧
太陽光発電システムの発電電力を家庭内に供給
③余剰発電電力で電気自動車(EV車)を充電
◆ 夜間(停電時)のV2Hの動作
①電気自動車(EV車)の充電電力を家庭内に供給
家庭用蓄電池と比較すると、電気自動車(EV車)の方がバッテリー容量が圧倒的に大きいので、停電が長引いた場合も安心です。
特に日産のリーフはバッテリー容量が62kWhと、家庭用蓄電池とは比較にならないほど大容量です。
◆ 電気自動車(EV車)の残存容量設定
V2Hを導入することで、電気自動車(EV車)を非常用電源として利用できますが、蓄電電力の残量がゼロになったら車として機能せず本末転倒です。
残存容量はV2H側と電気自動車(EV車)側の双方で設定できますが、電気自動車(EV車)側の設定が優先されます。
例えば、V2Hの残存容量が10%で、電気自動車(EV車)の残存容量が20%の場合、残存容量は20%となります。
まずは、ニチコンと三菱のお見積りを比べてください!
V2H機器のデメリット
電気自動車(EV車)のバッテリーの劣化
V2Hを導入する最大のデメリットは「電気自動車(EV車)のバッテリーが劣化すること」です。
電気自動車(EV車)のバッテリーは、家庭用蓄電池と比較すると圧倒的に耐久性が高いので、急激な劣化は考えにくいですが、「蓄電池の寿命はサイクル(充放電)回数」に連動します。
電気代や、燃料費の節約が実現しても、電気自動車(EV車)のバッテリーが早期に使えなくなったら、本末転倒です。
日産が公表しているリーフのバッテリー寿命の目安は、以下です。
◆ 日産リーフのバッテリー保証
● 走行距離:16万km
● 期間:8年
上記の走行距離と期間未満で、規定値よりもバッテリーが劣化していた場合、バッテリーを交換してくれるようです。
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◆ トライブリッド蓄電システムでデメリット回避
電気自動車(EV車)のバッテリーの劣化を回避したい場合、「ニチコンのトライブリッド蓄電システム」がおすすめです。
トライブリッド蓄電システムは「太陽光発電、家庭用蓄電池、電気自動車(EV車)」の電力を最適にマネジメントできる機器です。
特に、日常的に昼間に電気自動車(EV車)を使用される方は、太陽光発電システムの発電電力を電気自動車(EV車)に蓄電できません。
太陽光発電の発電電力を最大限有効活用するためには、家庭用蓄電池に発電電力を充電し、家庭用蓄電池の蓄電電力を夜間帯に電気自動車(EV車)に充電します。
ニチコンのトライブリッド蓄電システムの詳細情報は以下よりご確認ください。
V2H機器の設置事例
V2H機器の設置事例・ニチコン
EVパワーステーション・プレミアムモデルの設置事例です。
ニチコンEVパワーステーションは三菱smart V2H(EV用パワーコンディショナ)と比較するとコンパクトで、高さも85cm程度です。
プレミアムモデルであれば、3枚目の写真のようにスマートフォンから専用アプリで充放電時間などの設定操作を実施できます。
▶ ニチコンプレミアムモデルの価格をチェックする!
V2H機器の設置事例・三菱smart V2H
三菱smart V2Hの設置事例です。
三菱smartV2Hは、ニチコンのV2Hと比較すると高価格ですが、停電時の操作が極めて簡単です。
三菱smartV2Hはすでに販売終了しておりますが、停電時のワンタッチ操作は評判が良く、市場からなくなるには惜しい商品です。
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電気自動車(EV車)の対応車種
「ニチコンEVパワーステーション」の電気自動車(EV車)の対応車種一覧
V2Hが使える電気自動車(EV車)の車種についての詳細は以下のページをご参照ください。
電気自動車種の年式などの諸条件により、家庭内に供給できる蓄電容量の割合など異なりますので、要チェックです。
V2Hの対応車種の比較は動画でもご確認いただけます。
車種次第で、充・放電の許容範囲が異なるのでご参照ください。
ガソリン車とEV車のコスト比較
EVと太陽光発電とV2Hで燃料代を削減
◆ 1,000km走行の費用を比較
【 ガソリン車のガソリン代 】
・燃費:14km/リットル
・ガソリン代:150円/リットル
・1,000kmのガソリン代:10,714円
【 電気自動車の充電費用 】
・燃費:6km/kWh
・電気代:30円/kWh
・1,000kmの充電費用:5,000円
【 太陽光発電 + V2Hの充電費用 】
・燃費:6km/kWh
・電気代:30円/kWh
・1,000kmの充電費用:0円
太陽光発電の「発電電力を使って電気自動車に充電できる」ので充電費用はかかりません。
◆ 10万kmの走行費用に換算
● ガソリン車:107万円
● 電気自動車:50万円
● 太陽光発電 + V2H:0円
ガソリン車を電気自動車(EV車)に変えるだけでも、大幅にコスト削減できますが、太陽光発電とV2Hを活用することで、さらに燃料代を削減できます。
費用対効果は太陽光発電とV2Hの導入価格次第で変動しますが、燃料代だけではなく自宅の電気料金も大幅に削減できるので、高い費用対効果を期待できます。
お見積りは、即日メールで送付いたします。
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