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太陽光発電はやめたほうが良い?懸念点は?

投稿日:2024年04月07日

太陽光発電は再生可能エネルギーのエースとして期待される一方、懸念点が指摘されたり、ネガティブな意見が聞かれたりすることも少なくありません。「問題点が多い」「やめたほうが良いのではないか?」という意見もあります。
では実情はどうなのでしょうか?具体的にどのような問題点や懸念点があるのでしょうか。この記事では、太陽光発電のコストや発電効率、屋根への影響、転校、災害など設置に際しての課題など、太陽光発電をめぐるさまざまな論点を総合的に解説しました。
太陽光発電はほんとにお得なのか心配…払拭したい…という方はぜひ参考にしてみてください。
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太陽光発電の隠れたコストとは何か?

太陽光発電を正しく知るためには、コストへの理解が欠かせません。ここでは、太陽光発電の本当のコストについて紹介します。

そもそも太陽光発電の設置に必要なコストとは?

太陽光発電の設置にかかる費用は、設備費・設置費・諸経費の3つがあります。設備費とは、太陽光パネルやパワーコンディショナー、架台、接続箱など文字通りの設備費です。メーカーにもよりますが、20万円〜30万円程度が必要となります。
設置費は、前述の設備を取り付ける際にかかる工事代金です。太陽光発電設備の設置費用は、1kWあたり6万円〜8万円が相場となっています。最後に諸経費は、補助金の申請代行費用や保証などが主な費目です。相場はメーカー・設置業者によって幅があります。
以上、設備費・設置費・諸経費を合わせた金額が、太陽光発電の設置にかかるコストです。総額は流動的ですが、2023年度のデータでは、住宅用太陽光発電システムの平均的な導入費用(設備費+設置費)は、1kWあたり約28万円程度となっています。
もちろん導入後は、メンテナンスや清掃、修理を含めたランニングコストが必要です。

メンテナンスと修理:予想外の出費

太陽光発電の隠れたコストは、メンテナンスと修理代です。これは定期的な点検や経年劣化に伴う修理だけでなく、天候や自然の影響を受けた、予測しづらい予想外の出費も含まれます。
代表的なものは、自然災害対策費です。台風や地震など災害の多い日本では、災害による設備の破損や崩落に備えて保険・補償といった対策費の計上が不可欠となります。
東北や北陸など積雪エリアでは、パネルへの積雪による発電効率の低下を阻止するため、積雪対策や除雪費用が必要です。同様に豪雨や落雷、その他の災害に備えた対策費の計上も必須となるでしょう。
他にも、太陽光パネルの大敵となる除草費用、盗難対策としての防犯カメラの設置とそれに伴うメンテナンス費用がかかる場合もあります。
このように太陽光発電には、予測がしづらい、隠れたコストが少なくないことを覚えておきましょう。

太陽光パネルの効率:期待と現実のギャップ

太陽光発電の導入を検討する際、まっ先に確かめたいのは発電効率です。ここでは、太陽光パネルにおける発電効率の実態に迫ります。

太陽光発電の発電効率とは?

まず、太陽光発電における「発電効率」の定義を確認しましょう。太陽光発電の発電効率とは、ソーラーパネルで集めた太陽光エネルギーのうち何割を電力に変換できたかを示す統計的な概念です。発電効率は太陽光発電設備の性能を知る重要な指標となるため、導入に際してはこの数値のチェックが欠かせません。
発電効率は変換効率と呼ばれることもありますが、意味合いは同じです。発電効率の割合を示す記号は「%」が使用されます。「平均20%前後」「20%超を実現」のように表現します。

一般的な太陽光発電パネルの発電効率の目安

太陽光発電パネルの発電効率は、メーカーによって、設備の性能によって、その他さまざまな条件で変化します。そのため厳密な数値は挙げられませんが、一般的な太陽光発電パネル(住宅用)の発電効率の目安は、おおむね15%〜20%程度です。
2割程度と聞いてビギナーの方は少ないと思うかもしれませんが、少し前までは10%前半台でした。そこから考えると太陽光発電の発電効率は成長しており、高性能な機種では20%台に突入したものもあります。

期待と現実のギャップはある?実際の発電効率について

太陽光発電の発電効率は平均で15%〜20%程度と紹介しましたが、実際の発電効率はさらに低くなるケースもあります。20%超を実現した太陽光発電設備がある一方、今なお10%程度しかクリアできない設備もあります。
そのため、実際の発電効率に期待と現実のギャップが存在するのは事実です。ただし、太陽光発電の発電効率は、日射量、気温、災害、メンテナンス性などさまざまな条件によって変化することが分かっています。
これらの原因を突き止めて対策を行うことで、発電効率を向上することは可能です。

発電効率を高める方法

太陽光発電の発電効率を下げる要因の一つは日射量の減少です。太陽光発電は十分な日射量が得られないと、発電効率が下がりコスパが悪くなります。逆に言うと、日射量を十分に受けることができる場所に設備を設置することで、発電効率を高めることが可能です。
設備の位置だけでなく、「角度」も発電効率に関係します。最も効率的な発電ができるのは直角です。そのため、太陽光が直角にあたる位置にパネルを設置することで、発電効率を向上できます。
加えて、太陽光発電の技術は日進月歩です。現時点では製品によって発電効率のばらつきがあるとしても、技術が進歩していくことで、太陽光発電の発電効率における全体の底上げが可能となるでしょう。

屋根への影響:太陽光パネル設置前に知るべきこと

屋根設置タイプは2種類ある

住宅用太陽光発電設備は自宅の屋根に設置するのが一般的ですが、一口に屋根設置タイプといっても、「屋根一体型」と「屋根置き型」の2種類があります。
屋根一体型は、文字通り屋根と太陽光パネルが一体となった仕様です。初期状態で最初から屋根とソーラーパネルをセットで設置するため、屋根への負担を抑えられるのがメリットです。ただし、設計が複雑でメンテナンスがしにくく、修理費用が高くつく可能性があります。
屋根置き型は、既存の屋根に後付けでソーラーパネルを設置するタイプです。設計がシンプルでメンテナンスはしやすいですが、屋根の全面にパネルを敷き詰めるのは難しいため、屋根一体型と比べて発電効率は下がります。

屋根にまつわる太陽光パネルのトラブルリスク

太陽光パネルを屋根に設置する際は、いくつかのトラブルリスクを知っておく必要があります。例えば、鳥が屋根にフンをしたり落ち葉が付着したりすると、発電効率が下がる可能性があるため要注意です。また、強風でガラスや石が飛んできてパネルに衝突すると、パネルが破損するリスクもあります。
設備を設置すること自体で、屋根が痛む可能性もゼロではありません。メーカーが定めるガイドラインに沿って施工が行われれば問題ありませんが、基準から逸れた施工をすると、屋根への負担が増してしまいます。
このように、屋根にまつわる太陽光パネルへのトラブルリスクに留意することが大切です。次のような対策をとれば安心できるでしょう。

屋根へのリスクを低減する方法

鳥のフンや落ち葉、ガラス、木の枝など飛来物によるソーラーパネルの破損に対しては、そのような事態が起こり得ることを前提に、日頃からあるいは定期的に点検を行い、メンテナンスを行うことが必要です。高所で点検をしたりメンテナンスをしたりする場合は、専門の業者に依頼するのがベストでしょう。
太陽光設備の設置による屋根への負担や痛みに関しては、適切な設置業者を選ぶことで解決できます。すなわち、メーカーが定める基準やガイドラインに従って工事を行うことによって、設置しただけで屋根の痛みが生じるリスクは避けられます。過去の実績をチェックしながら、信頼できる設置業者を選びましょう。

技術進歩による陳腐化:今後の太陽光パネルの進化

太陽光発電は継続的に進歩する

産業自体が無くならない限り、また太陽光発電へのニーズが存在しつづける限り、太陽光発電の技術は今後も継続的に進歩していくでしょう。その事が明確に見て取れるのは、発電効率です。太陽光発電の発電効率は、1954年の発明当初こそ6%程度でしたが、その後年々進歩していき、2023年現在は20%以上をクリアしています。
こうした技術の進歩は歓迎すべきですが、その一方、技術が着実に進歩するがゆえに、以下のようなリスクも生じます。

設備の陳腐化と効果の不確実性

技術の進歩は社会全体にとってはメリットである反面、設備の陳腐化(旧式化)と効果の不確実性というリスクが生じます。例えば、自分が導入する太陽光設備に関して、今日は最新式でも、数年後にはその時点での最新式に取って代わられ、旧式化してしまう可能性が高いです。
最新式と思って購入したのに、新技術の開発によって、わずか数年で既存設備の価値が低下してしまう事態が起こりえます。こうした事を見越して、より慎重かつ計画的な導入を検討しますが、技術の陳腐化がいつ発生するか予測するのは簡単ではありません。
このように、設備の導入によって得られるはずの効果や価値が不安定化する状況は、効果の不確実性として留意する必要があります。

今後の太陽光パネルはどこへ?~自家消費シフトと蓄電池の併用

今後、太陽光パネルはどこへ向かうのでしょうか?技術の進歩を予測するのは簡単ではありませんが、一つの流れとして、「売電」から「自家消費型」へシフトする可能性が高いです。
自家消費とは、文字通り太陽光発電でつくった電力を自宅で消費するスタイルです。自家消費によって売電価格への依存から脱却できるほか、電力会社から購入する電力を減らし電気代を節約できます。
そしてその結果として、蓄電池との結びつきも強くなるでしょう。太陽光発電と蓄電池を併用すれば、余剰電力を売るのではなく蓄電池に蓄えておき、夜間や天気の悪い日に使用することで、自家消費率を高めて電気代を削減できます。
このように、自家消費シフトと蓄電池との併用を見据えて、蓄電池併設型の住宅用太陽光発電技術が進歩していくのは必至でしょう。

補助金の縮小とFIT価格の変動性

太陽光発電をめぐる厳しい現状

太陽光発電は現在、大きな曲がり角をむかえています。国による補助金制度が終了したほか、自治体による補助金も縮小傾向にあり、かつFIT(固定価格買取制度)における買取価格の変動性など、ネガティブな要因が目白押しです。
FIT価格は、制度が開始した当初こそ1kWhあたり48円(10年間)で余剰電力を買い取ってもらえましたが、買取り価格は年を経るごとに低下していき、2011年から42年、2013年は38円、37円、35円・・・2023年度は16円まで下がりました。こうした状況のなか、より有効な方法で太陽光発電を運用するにはどうしたらいいのでしょうか。

対策はコレ!自家消費型太陽光発電への投資

FITの買取価格が低下傾向にある一方、電気代に関しては、外部要因やコストプッシュにより上昇傾向にあります。こうした状況において、有効となる太陽光発電の運用方法は、自家消費型太陽光発電の導入です。
上述しましたが、自家消費型太陽光発電は、自宅の太陽光パネルでつくった電力をそのまま自宅で消費する運用方法です。FIT価格が低下傾向であるなら、いっそのこと売電せず、すべて家庭用電源に充てることで、電気代を削減することができ、投資効率も良くなります。蓄電池を併用すると、さらに効率的な運用が可能となるでしょう。

設置場所の選定の難しさ

太陽光発電の設置場所はどこでもよいというわけではありません。投資費用に見合った収益を挙げるため、一定の発電効率を維持できる設置場所の選定が必要です。ここでは、屋根、空き地、カーポート、外壁など、設置場所ごとに気をつけるべきポイントや効果的な設置方法をまとめました。

屋根に設置する場合

屋根への設置は最もオーソドックスな方法です。ノウハウの蓄積も多いため導入を決定しやすいですが、屋根の形状、日光、設置包囲には注意を要します。例えば、屋根の形状には切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根、陸屋根と種類があり、形状によって適性が変化することに留意が必要です。
日光に関しては、ダイレクトに太陽光パネルに照射できるかどうかがポイントになります。従って、設備の周りに光をさえぎるものが無いかどうか確認しましょう。設置方位は「南向き」がベストであるといわれ、最も発電効率を高めることができます。

家から離れた空き地に設置する場合

空き地は自宅の屋根と比べて設置スペースを拡大しやすいため、より多くの電力を生産できるのが利点です。ただし、家に隣接していない離れた場所にある空き地の場合は、自家消費が難しくなります。この場合は売電一択となるでしょう。
また家に隣接した空き地を活用できる場合でも、太陽光パネルの設置方位、日光、気候、災害リスクへの対策は必要です。スペースが広いほど発電できる電力量は増えますが、同時にリスクに対処するための工数やコストが増える可能性もあります。

カーポートに設置する場合

太陽光発電におけるカーポート(駐車場)の活用は、屋根設置との併用により発電量をアップできるのがメリットです。屋根のスペースが足りない場合でも、カーポートを活用することで必要十分な電力を確保できます。
他方、カーポートへの設置は強度に注意が必要です。カーポートの強度が弱いと、災害が起きたさいに設備が破損するリスクがあります。カーポートと太陽光パネルが一体になったタイプ(ソーラーカーポート)を導入すれば、災害にも耐えられる設計となっているため、強度面での不安を解消できるでしょう。

住宅の外壁に設置する場合

住宅の外壁に設置する場合は、パネル傾斜のない垂直設置が一般的です。垂直設置による太陽光発電は、屋根の形や頑丈さに関係なく設置できることや、屋根により広いスペースを確保できるなどのメリットがあります。
ただし、垂直設置による太陽光発電は屋根設置と比べて、発電効率が下がるのがデメリットです。発電効率を優先した場合の理想的な設置角度は27度〜45度とされていますが、垂直設置の場合は90度となり、理想的な設置角度がつくれませせん。パネルに反射した光が周辺の家々や歩行者に当たってしまうリスクもあります。
外壁に設置する場合は、コストパフォーマンスと反射・光害のリスクを十分に検討しましょう。

太陽光発電の導入は総合的に考えよう!

太陽光発電は、メリットとデメリットの両方を有しています。発電効率における理想と現実とのギャップや、FIT価格の低下、補助金の縮小、設置の難しさ、災害リスク等々、懸念点は少なくありませんが、それと同じぐらいのメリットや将来性もあります。
太陽光発電の設置で効用を大きくするためには、効果的な運用方法を知ることが大切です。設置場所に合った高性能な設備を導入することや、信頼できる設置業者に依頼すること、デメリットを克服するための対策、発電効率を高めるための工夫など、さまざまな対策があります。
このように総合的に考えて、それでもメリットが大きいと判断できる場合は、太陽光発電に投資する価値があるでしょう。
「そろそろ我が家も太陽光パネルを…」「うちでも太陽光パネルを設置できるだろうか」と悩んでいる方は、ぜひ本記事の内容を参考にしながら検討してみてください。

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