エコキュートと太陽光発電を連携する理由とは? 仕組みとメリット・デメリット

投稿日:2024年12月24日

エコキュートと太陽光発電は連携させるのが良いと言われています。その理由は、エネルギー効率がより向上し、大きな省エネ効果が期待できるからです。エコキュートと太陽光発電の連携のメリットを正しく知りたいと思っている人も多いかもしれません。
この記事では、エコキュートと太陽光発電を連携するメリット・デメリットを詳しく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。


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エコキュートの仕組み

エコキュートは、ヒートポンプ技術を応用した給湯器です。ヒートポンプとは大気中の熱を移動させる技術で、電気を使って大気中の熱を高効率に圧縮し、高温高圧にしてお湯を沸かします。
エコキュートでお湯を作る仕組みは、エアコンと同じ冷媒サイクルを利用するのが特徴的です。以下のサイクルを繰り返しています。

1. 空気から熱を吸収(熱交換器で冷媒が周囲の熱を取り込む)
2. 圧縮して高温化(コンプレッサーで圧縮し、高温高圧の状態に)
3. 水に熱を伝える(高温冷媒が水と熱交換し、お湯を沸かす)
4. 膨張して冷却(冷媒を膨張させて元の低温状態に戻る)

一般的な電気温水器との違いは、熱の作り方にあります。電気温水器は、電気ヒーター(抵抗加熱)を直接発熱させ、お湯を作ります。エコキュートは、「電気で直接発熱する」のではなく、「空気の熱を集めて移動させる」技術を用いています。
なお、欧州ではヒートポンプは再生可能エネルギーに分類されています。ヒートポンプが、大気中に存在し、繰り返し利用できる自然の熱エネルギーを活用しているからです。

貯湯タンクの特性

貯湯タンクは、ヒートポンプとともにエコキュートを特徴づける大事なパーツです。断熱性の高い構造で設計されており、作成した熱湯を長時間にわたり保存し、効率的に給湯できる仕組みを備えています。
貯湯タンクの内槽にはステンレスや樹脂が使用され、高温の水を保持するだけでなく、耐久性向上や腐食の防止が可能です。断熱材には発泡ウレタンや真空断熱材を採用し、熱を逃がさないような仕組みを整えています。外装カバーは金属や樹脂で構成され、耐久性を高める役割も果たしています。
貯湯タンクの断熱構造なら、夜間に作ったお湯を翌日まで高温で維持し、昼間の追加加熱を抑えられる構造です。必要な量だけ安定して給湯したり、一度に大量のお湯を供給したりすることもでき、シャワーやキッチンなど同時使用でも対応可能となっています。

給湯の効率化が家庭の省エネにつながる

エコキュートは単なる給湯器ではなく、給湯を効率化する家庭の省エネ機器としての活躍が期待されています。経済産業省が公表した、2021年度の家庭部門のエネルギー消費に占める給湯の割合は28.7%でした(※)。実に3割近くのエネルギーが給湯で占められている計算です。給湯は熱エネルギーですが、この部分の省エネが求められており、エコキュートにはそれを実現する力があります。
エコキュートは、従来の電気温水器と比べて非常に効率的です。また、都市ガスやプロパンガス、灯油で給湯している家庭がオール電化住宅へと転換し、エコキュートを使用するようになれば、温室効果ガスであるCO2(二酸化炭素)の削減にもつながり、地球温暖化防止へと寄与します。

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エコキュートと太陽光発電を連携させるメリット

エコキュートと太陽光発電を連携させるメリット

エコキュートは太陽光発電と連携させることができます。連携することで何が変わるのか、メリットを紹介していきます。

太陽光発電で生み出した電気でお湯を沸かせる

太陽光発電とエコキュートの連携により、発電した電力を使ってお湯を沸かせます。これにより、電力会社からの電気の購入を抑えることで、電気代の節約につながります。エコキュートは、空気中の熱を利用するため少ない電力で稼働することができ、太陽光との相性も抜群です。特にオール電化住宅では、太陽光発電にIHクッキングヒーター、エコキュートを組み合わせることで光熱費の大幅な削減が期待できます。
環境に優しい再生可能エネルギーを使うことで、CO2排出の削減にも貢献でき、持続可能な生活をサポートします。太陽光で生み出した電気を最大限に活用すると、家庭のエネルギー効率はさらに向上し、経済性を高める点でもより効果的です。

自家消費できなかった電気を有効活用できる

住宅用太陽光発電では、発電した電気は家庭内でまず自家消費し、余剰分を電力会社に売電します。しかし、2025年度の売電価格は1kWhあたり15円です。一方、電力会社から購入する電気料金は31円前後で推移しているため、売電するよりも自家消費する方が経済的に有利です。このような状況下で、エコキュートは太陽光発電と抜群の相性の良さを見せています。
日中にエコキュートを稼働させることで、発電した電気の自家消費分を増やし、電力会社から購入する電気の料金を抑える効果が期待できます。太陽光発電とエコキュートを連携させることで、余剰電力を有効に活用し、理想的な省エネ生活を実現できるでしょう。

卒FITの有効な手段になる

エコキュートと太陽光発電の連携は、卒FIT後の有効な対策となります。FIT制度は、再生可能エネルギーの普及を目的に、太陽光発電などの電力を一定期間(住宅用は10年間)固定価格で買い取る制度です。
10年の期間が終了すると、売電価格は大幅に下落します。東京電力エナジーパートナーでは8.5円/kWh(税込)と設定されています 。一方で、電力会社からの購入電気料金は年々上昇傾向にあり、売電よりも自家消費の方が経済的に有利な状況です。
ここへエコキュートを導入すると、昼間の太陽光発電による余剰電力を利用してお湯を沸かせるため、電気の自家消費率を高め、電気代の削減につながります。昼間の気温が高い時間帯に稼働させれば、効率的にお湯を沸かすのも可能です。エコキュートの中には、太陽光発電との連携機能を備えたモデルもあり、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の活用により、余剰電力を効率的に利用できます。

昼間はお湯を沸かす効率が良い

エコキュートは、ヒートポンプ技術を利用して空気中の熱を取り込み、お湯を沸かします。特に昼間は大気温が高いため、少ない電力で効率的にお湯を作れるのが特長です。この時間帯に太陽光発電で生み出した電力を活用すれば、電力会社から購入する電力を抑え、経済的メリットが高まります。余剰電力の有効活用が可能となり、光熱費削減と環境保護の両方を実現できるのも大きな魅力です。
太陽光発電と連携して日中にエコキュートを稼働させ、必要なお湯を貯めておくことで、夜間や天候不良時にも安心して使用できます。


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エコキュートと太陽光発電を連携させると災害にも強くなる

太陽光発電はエコキュートと連携させると、停電や断水にも対応できるため災害リスクへの備えができます。ここでは、両者をどのように連携させ、防災性能を高めるのか、ポイントや導入時の注意点を解説していきます。

断水時でも貯めた大容量のお湯・水を使える

エコキュートは、貯湯タンクに約400リットルのお湯を蓄えており、断水時でも非常用取水栓を利用して生活用水として活用できます。手洗いや洗顔、簡易的な洗濯、トイレの流し水などが可能となり、災害時の生活環境を大きく改善します。特に、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では、衛生管理の面で大きな助けとなります。
太陽光発電と連携させれば、停電時でも昼間の発電電力を活用してのエコキュート稼働も可能です。停電時でも日中に発電した電力を使って、エコキュートに貯まっているお湯をそのまま利用したり、機種によっては少量であれば再沸き上げを行ったりできる可能性があります。ただ、機種によってお湯の取り出し方や利用できる機能が異なるため、事前に取扱説明書を確認しておく必要があります。
エコキュートは高出力の電力を必要とするため、停電時に確実に稼働させるには、家庭用蓄電池の導入が推奨されます 。

蓄電池との併用で停電時も使用できる

エコキュートと太陽光発電に蓄電池を連携させるのは、災害に対してより強固な態勢を整える上で非常に有効な手段です。それぞれの設備が持つメリットの組み合わせによって、停電時でも電気とお湯の両方を確保でき、日常生活に近い環境を維持するのも可能となります。
災害時には、電力系統の寸断による頻繁な停電の発生が予想されます。太陽光発電システムがあれば、日中は発電した電気を自家消費できますが、夜間や悪天候時には電力を得られません。蓄電池を導入すると、日中に太陽光発電で余った電力を貯めておき、停電時でもその電力を使用できます。
200Vで動作するエコキュートは、太陽光発電の自立運転モード(通常100V出力)では稼働できない可能性がありますが、全負荷タイプの蓄電池であれば、停電時でも200V電源を供給できるため、エコキュートでお湯を沸かすのが可能です。
エコキュートの貯湯タンクには、通常数百リットルの湯水が貯められています。停電と同時に断水が発生した場合でも、この貯湯タンク内の水を生活用水として利用できます。太陽光発電と蓄電池があれば、停電が長引いた場合でも、貯湯タンク内のお湯をある程度維持したり、状況によっては再沸き上げたりできる点がメリットです。
太陽光発電、エコキュート、蓄電池の効率的な連携によって、それぞれの弱点を補い合い、災害時でも安心して生活できる環境を整えられます。

災害時のエコキュートを非常用水として利用する手順

災害時のエコキュートを非常用水として利用する手順は以下のとおりです。
①漏電遮断機をオフにする
エコキュートの電源を切り、電気の供給を停止します。
②給水止水栓を閉じる
タンクへの給水を止めるため、給水止水栓を閉じます。
③逃し弁レバーを上げる
タンク内に空気を取り入れるため、逃し弁のレバーを上げます。
④取出用ホースを非常用水取出口の栓に差し込む
市販の耐熱ホース(内径8mm、耐熱温度90℃以上)を非常用水取出口にしっかりと差し込みます。
⑤栓を左に回し、お湯(水)を取り出す
非常用取水栓を左に回して開き、バケツなどの容器でお湯や水を受け取ります。
⑥使用後の処置
必要な量の水を取り出した後は、取水栓を右に回して閉じ、逃し弁のレバーを下げます。
タンク内の水は飲用には適していないため、手洗いやトイレなどの用途に限定してください。取り出し時には熱湯が出る可能性があるため、やけどに注意し、適切な容器を使用するのも重要です。


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エコキュートと太陽光発電を連携させるデメリット

エコキュートと太陽光発電を連携させるデメリット

エコキュートと太陽光発電の連携にはメリットだけでなくデメリットもあります。特に気を付けておきたいポイントを紹介します。

初期費用がかかる

エコキュートと太陽光発電を同時に導入する場合、初期費用が高額になることが一般的です。エコキュートの費用相場は約40万〜50万円で、太陽光発電システムの費用相場は86.4万〜144万円です。太陽光発電の費用相場は設備容量が3〜5kW、1kWあたり28.8万円で計算されています。これらを合算すると、導入に必要な初期投資はまとまった額になってしまいます。
このため、エコキュートと太陽光発電を同時に導入する際には、十分な資金計画を練ることが不可欠です。また、長期的なコストパフォーマンスを考慮することも重要です。初期費用は高くても、光熱費の削減や売電収入によるリターンが見込まれるため、全体としての経済効果をしっかりと分析することが成功のカギとなります。

設置スペースが必要

エコキュートと太陽光発電を連携させるには、相応の設置スペースが不可欠です。エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットで構成されており、これらが収まるための一定のスペースが必要です。特に貯湯タンクはサイズが大きいため、設置場所の広さを事前に確認することが重要です。
さらに、太陽光発電システムを導入する際には、屋根に太陽光パネルを設置するためのスペースも必要になります。設置に際しては、屋根の形状や方角、周囲の影なども考慮しなければなりません。これらの要素を踏まえて、導入前には設置機器のサイズと設置場所の状況を確認することが大切です。これにより、効率的かつ快適なエネルギー利用が実現できるでしょう。

天候によっては日中に発電できない

エコキュートと太陽光発電を連携させる際に注意すべき点の一つは天候の影響です。太陽光発電は、太陽が照っているときのみ電力を生み出します。そのため、雨天や曇天の場合は発電ができず、エコキュートを稼働させることが難しくなります。天候の悪い日は、エコキュートを稼働しないか、電力会社から購入した電力でお湯を沸かすことになります。この場合、電気代の節約効果が薄れます。
エコキュートと太陽光発電の導入を検討する際は、天候が悪い日も想定してシミュレーションを行うことが重要です。具体的には、年間を通じての発電量や、日照時間の変化を考慮し、どれくらいの電力が自家消費できるかを見極める必要があります。

停電時には稼働できないこともある

エコキュートと太陽光発電の連携における弱点は、停電時の稼働です。災害などで停電が発生した際は、太陽光発電を自立運転モードに切り替えることでエコキュートを稼働できますが、太陽光発電の自立運転モードは100V対応であり、200Vで動作するエコキュートは停電時に稼働させることができない可能性があります。
そのため、停電時にお湯を必要とする状況では、代替手段が必要になるかもしれません。もし、災害対策を強化したいと考えるのであれば、200V対応の蓄電池の導入を検討することをおすすめします。蓄電池を活用すれば、停電時でもエコキュートを継続的かつ安定的に運用できるため、安心して導入ができるでしょう。

一部太陽光発電に対応していない機種がある

エコキュートの中には、太陽光発電と連携できない機種も存在します。特に古い機種は電力コスト削減のために夜間電力を使用する設計が多く、昼間の太陽光発電の電力を活用できません。最新の機種でもすべてが太陽光発電対応ではないため、導入時には事前の確認が不可欠です。
一方、太陽光対応のエコキュートであれば、昼間に発電した電力で効率的にお湯を沸かせ、電気代を抑えることができます。太陽光発電とエコキュートを連携させることで、家庭のエネルギー自給率も向上します。こうした連携を効果的に活かすには、設置環境や家族構成に合わせた最適な機種の選定が重要です。

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エコキュート導入で利用できる補助金

エコキュートの導入を検討しているなら、国や自治体が提供する補助金制度の活用がおすすめです。初期費用の軽減につながるため、経済的なメリットが大きくなります。国や自治体が提供する支援内容を把握し、賢く導入を進めましょう。

給湯省エネ2025事業

給湯省エネ2025事業は、経済産業省資源エネルギー庁が主導する、家庭における給湯設備の高効率化を支援する補助金制度です。家庭部門のエネルギー消費の約3割を占める給湯分野の省エネ化を目的として、エコキュート(ヒートポンプ給湯機)やハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池など、一定の性能基準を満たす高効率給湯器の導入に対して補助金が支給されます。
補助額は、導入する機器の種類や性能に応じて異なり、エコキュートの場合、基本額として1台あたり6万円です。
電気温水器や電気蓄熱暖房機からの交換や、特定の性能要件を満たす機器の導入など、条件を満たす場合には、追加の補助が受けられる場合もあります。申請は、事前に登録された「給湯省エネ事業者」を通じて行う必要があり、個人での直接申請はできません。
補助金の交付申請は予算上限に達し次第終了となるため、エコキュートの導入を検討している方は、早めに登録事業者に相談し、申請手続きを進めるのをおすすめします。

自治体の補助金

さまざまな自治体でエコキュート導入への支援策が用意されています。ここでは、独自の補助金制度を設けている東京都と愛知県犬山市の取り組みをピックアップしました。各制度の概要や補助額を紹介しますのでチェックしてみましょう。

東京都 「東京ゼロエミポイント」

東京都が実施する東京ゼロエミポイントは、省エネ性能の高い家電への買い替えを促進する補助制度です。省エネ性能の高い対象家電への買い替えを行った都民に対してポイントを付与し、商品やサービスと交換できる仕組みとなっています。
エコキュートも対象製品の一つで、12,000ポイントの付与が受けられます。エコキュート導入の経済的負担を軽減できるうえ、環境への配慮にもつながる点がメリットです。補助金の上手な活用により、省エネと光熱費節約を両立する住まいづくりが実現できます。

愛知県犬山市 「住宅省エネ改修支援補助金」

愛知県犬山市では、既存住宅へのエコキュート(高効率給湯器)設置を支援する住宅省エネ改修支援補助金を実施しています。省エネ性能の高い給湯器への交換を促進し、家庭のエネルギー消費量削減と光熱費負担の軽減を目的とした市独自の補助金制度です。
補助対象となるのは、犬山市内に所在する既存住宅に、一定の省エネ基準を満たすエコキュートを新たに設置する工事です。補助金額は、設置に要する費用のうち、最大で1世帯あたり15万円までとなっています。国の「給湯省エネ2025事業」との併用も可能な場合があるため、導入前に確認しておくと良いでしょう。


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エコキュートと太陽光発電の連携方法

エコキュートはメーカーごとにシステム設計に違いがあるため、太陽光発電の連携方法もメーカーによって異なる場合があります。ここでは、エコキュートと太陽光発電の連携方法をメーカーごとに解説します。

コロナのエコキュート

コロナのエコキュートでは、「ソーラーモード」「ソーラーモードプラス」「ソーラーモードアプリ」と3つの連携方法を提供しています。
ソーラーモードは、太陽光発電の余剰電力による沸き上げを手動で設定できる機能です。台所リモコンで日付と開始時刻を選択し、連携を手動設定します。
ソーラーモードプラスは、ソーラーモードの進化版です。太陽光発電の余剰電力を活用した沸き上げを、手動ではなく自動で設定できます。台所リモコンだけでなく、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)連携による自動設定が可能な点が特徴です。
ソーラーモードアプリは、スマートフォンアプリで太陽光発電とエコキュートの連携を設定できる機能です。ネット上の天気予報データを基に、アプリが自動で余剰電力を活用した沸き上げを行います。
なお、コロナでエコキュートと太陽光発電の連携が可能な機種は、2017年以降のソーラーモード搭載機種(AY5フルオートタイプは2022年6月以降発売)です。

ダイキンのエコキュート

ダイキンのエコキュートでは、「昼間シフト機能」の利用により、エコキュートと太陽光発電の連携が可能です。昼間シフト機能とは、太陽光発電の余剰電力を利用してお湯を沸かすことができる機能です。
設定は、基本的にリモコンを使って手動で行いますが、一部の機種ではメニューボタンから詳細設定が可能で、スマートフォンアプリ「Daikin Smart APP」を使用して天気予報連動の自動調整も可能です。
昼間シフト機能の対応機種は、2021年に発売されたV型シリーズ以降のモデル、および2023年に発売されたすべての機種です。

三菱のエコキュート

三菱エコキュートでは、「お天気リンクEZ」とスマートフォンアプリ「MyMU」を利用して太陽光発電との連携が可能です。
お天気リンクEZは、三菱電機のエコキュートが搭載する太陽光発電との連携機能の一つです。天気予報データを基に、太陽光発電の余剰電力を活用して最適な沸き上げを行います。連携方法は、無線LANを介したクラウドサービス、スマートフォンアプリ「三菱HEMS」(専用アプリ)またはリモコンによる設定が可能です。
スマートフォンアプリ「MyMU」は、三菱の家電アプリを一つのスマートフォン用アプリに統合した家電統合アプリです。設定は、ネットワークに接続後、アプリを起動してエコキュートを登録し、お天気リンクEZ機能を有効にすれば、太陽光との連携が可能となります。
対応機種は、2018年度以降のP、S、EX、Aシリーズ(特定機種を除く)です。

パナソニックのエコキュート

パナソニックのエコキュートでは、「ソーラーチャージ」機能の活用により、太陽光発電システムとの連携が可能となります。ソーラーチャージは、エコキュートを太陽光発電と連携させ、余剰電力を活用して効率的にお湯を沸かせる機能です。夜間の沸き上げ量を抑えて、翌日の昼間に太陽光発電の余剰電力を利用してお湯を沸かし、自家消費率を高めて電気料金を削減します。
連携方法は、台所リモコン、AiSEG2(AIソーラーチャージ)、またはスマートフォンアプリで設定可能です。リモコンの場合は、リモコンメニューから手動で翌日の天気予報をチェックします。AiSEG2の場合は、AIが自動で翌日の天気予報と余剰電力をチェックします。スマートフォンアプリの場合も、アプリが自動で日射量予報データを確認し、最適な沸き上げを自動判断します。
対応機種は、ソーラーチャージ搭載の各シリーズです。

日立のエコキュート

日立のエコキュートは、台所リモコン、HEMS(専用アダプターが必要)、および専用アプリ(スマートフォンアプリ)を使用して、太陽光発電システムとの連携設定が可能です。台所リモコンでは、リモコンの画面上で太陽光発電の余剰電力を活用した昼間の沸き上げ設定が手動で行えます。翌日の天気予報を確認し、昼間の沸き上げ時間を設定可能です。
HEMSでは、管理画面からエコキュートとの連携設定が可能で、天気予報や太陽光発電の状況を基に、エコキュートの沸き上げを自動的に制御します。専用アプリでは、アプリが自動的に天気予報データを取得し、効率的な沸き上げを行います。
対応機種は、2023年度の薄型機種を除く各種モデルとなっています。各社の設定の詳細については、サポートページを確認してください。


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エコキュートと太陽光発電を連携させて省エネを

エコキュートは太陽光発電と組み合わせることで、発電した電力を無駄なく活用し高い省エネ効果を期待できます。日中の発電でお湯を沸かすことで電気代の節約にもつながりますが、導入には高額な初期費用や設置スペースが必要です。
そのため、事前に費用対効果を試算し、長期的なメリットを見極めることが重要となります。詳しい相談や見積りは、専門会社を通じて行うのが安心です。
エコ発電本舗では、随時ご相談やお問い合わせを受け付けていますので、ぜひ遠慮なくご活用ください。

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