国産車よりも輸入車が好きな方にとって、「いつかは電気自動車(EV)も」と考え始めている方は多いのではないでしょうか。エンジンの鼓動やハンドリングの感覚を愛してきたからこそ、電気自動車(EV)という新しい時代のクルマに、慎重に興味を持ち始めた方も少なくないと思います。
一方で、国産の電気自動車(EV)に目を向けてみると、価格が思ったよりも高いと感じるケースがあります。リーフやbZ4Xなど、魅力的なモデルはあるものの、補助金を使っても総額で400万円を超えることが少なくありません。「輸入車は高い」という固定観念を持っていた方にとっては、むしろ「え? 輸入車の電気自動車(EV)のほうが安く買えるの?」という逆転の現象に驚くかもしれません。
実は、2025年現在、日本でも正規に購入できる輸入電気自動車(EV)の中に、補助金を使えば400万円以下で買えるモデルが複数登場しています。しかも、それらはただ「安い」だけでなく、デザイン性や走行性能、インテリアの質感など、輸入車ならではの魅力をしっかり備えています。
本記事では、価格と性能のバランスに優れた「国産車より安く購入できる輸入電気自動車(EV)」を5台ご紹介します。新車価格・補助金込みで400万円以下、2025年現在で日本国内で正規販売されているモデルという条件をもとに厳選しました。
「次に買うクルマは電気自動車(EV)にしようか」と考えている方の選択肢に、ぜひ参考にしていただければと思います。
エコ発電本舗の「取扱商品」「補助金情報」
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国産電気自動車(EV)の価格相場と比較対象の設定
まず、輸入電気自動車(EV)の価格が「国産車より安い」と言われても、どれくらいの差があるのかが気になるところだと思います。そこで、現在日本国内で一般的に流通している国産電気自動車(EV)の価格相場を整理してみましょう。
代表的な国産電気自動車(EV)には、以下のようなモデルがあります。
・ 日産リーフ
・ 日産サクラ
・ トヨタbZ4X
・ ホンダe
・ 三菱eKクロス EV
・ スバル ソルテラ
これらの車種の新車価格は、モデルやグレードによって幅がありますが、おおよその目安として以下のようになります。
・日産リーフ:400万円前後〜500万円台(補助金適用前)
・トヨタbZ4X/スバル ソルテラ:約600万円〜(補助金込みでも実質400万円以上)
・ホンダe:約500万円(新車販売終了)
・三菱eKクロス EV・日産サクラ:300万円台前半〜中盤(軽自動車規格)
軽自動車タイプを除いた普通車の電気自動車(EV)に絞ると、多くのモデルが補助金を使っても400万円を超えるというのが現実です。
一方、この記事で紹介する輸入電気自動車(EV)は、新車として購入できる正規輸入モデルでありながら、国・自治体の補助金を活用することで、総額400万円以下に収めることが可能です。
この「400万円以下」という金額は、日産リーフや一部の軽電気自動車(EV)と同じか、それ以下の価格帯となります。さらに、SUVタイプや高級感のある内装を持つモデルも含まれており、単純な価格比較だけではなく、質や満足感の面でも魅力があることがポイントです。
そこで次章からは、補助金制度の概要を簡単に整理したうえで、具体的にどんな輸入電気自動車(EV)が「400万円以下」で購入できるのかを紹介していきます。
エコ発電本舗の「取扱商品」「補助金情報」
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補助金制度の概要と前提条件
電気自動車(EV)を検討するうえで欠かせないのが、国や自治体による補助金制度の存在です。補助金は年によって金額や条件が変動するため、常に最新情報をチェックすることが大切ですが、ここでは2025年5月時点での東京都の補助金制度を前提に説明します。
国の補助金(CEV補助金)
まず基礎となるのが、国が交付する「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(通称:CEV補助金)」です。一般的な電気自動車(EV)の場合、2025年の補助額は最大90万円とされています。ただし、車種や充電性能、車両のエネルギー効率などによって補助額は異なります。
東京都の補助金
東京都では、国の補助金とは別に、独自の上乗せ補助を実施しています。2025年5月時点では、個人が電気自動車(EV)を購入する場合、以下の補助が設定されています。
・基本補助額:最大60万円
・さらに、充電設備、再生可能エネルギー導入上乗せで、40万円
・再エネ電力と契約している場合も追加補助の対象になる
これらの条件を満たすと、国と東京都の補助金を合計して100万円の補助が受けられるケースもあります。実際に、400万円台の電気自動車(EV)が、補助金によって実質300万円台で購入できるということも十分にあり得ます。
ただし、東京都の補助金は予算上限に達すると受付終了となることもあるため、購入を検討している方は事前に最新の申請期間や予算状況を確認することが重要です。
本記事における前提条件
この記事では、「補助金適用後の実質価格が400万円以下」という基準で電気自動車(EV)を選定しています。日本に正規輸入されている輸入車のみを候補としています。
今回は、補助金を100万円設定として紹介していきます。
補助金の対象外となる要因(例:個人事業用途、V2H未対応など)がある場合、補助額が減少し、実質価格が上がることもあります。そのため、各車種の実質価格は「東京都在住の個人が、標準的な条件で申請した場合」の目安としてご覧ください。
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国産車より安く買える!輸入電気自動車(EV)おすすめ5選
ここからは、補助金を活用すれば実質価格が400万円以下で購入可能な輸入電気自動車(EV)を5台ご紹介します。すべて2025年現在、正規ディーラーで新車購入が可能なモデルです。それぞれの特徴やおすすめポイントを分かりやすくまとめました。
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BYD ATTO 3(ビーワイディー・アットスリー)
中国の大手自動車メーカー「BYD」が日本市場に本格参入するきっかけとなったSUVが、このATTO 3です。全長4,455mmのCセグメントに分類されるミドルサイズSUVで、室内空間も広く、実用性に優れたモデルです。
・航続距離:470km(WLTCモード)
・車両本体価格:約440万円
・補助金適用後実質価格:約340万円
電池にはBYD独自の「ブレードバッテリー」を採用し、安全性とエネルギー密度を両立。内装は遊び心のある近未来デザインで、中央の回転式ディスプレイやLEDライティングが特徴です。
初めて電気自動車(EV)を購入する方や、家族で使える1台を探している方にとって、コストパフォーマンスの高さが際立つモデルです。
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FIAT 500e(フィアット・チンクエチェント・イー)
イタリアの伝統的コンパクトカー「500(チンクエチェント)」をベースにした電気自動車(EV)モデルです。可愛らしい外観はそのままに、都市部での取り回しに優れたサイズと、静かで滑らかな走行性能が魅力です。
・航続距離:約335km(WLTC)
・車両本体価格:約429万円(ハッチバック)
・補助金適用後実質価格:約330万円
内装もシンプルでセンスが良く、イタリア車らしい遊び心があります。3ドアのためファミリー向けとは言いづらいですが、一人〜二人乗り中心の使い方であれば、満足度の高い選択肢となるでしょう。
輸入車らしい個性を持ちつつ、価格的にも手が届きやすい一台です。
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Peugeot e-208(プジョー・イー208)
フランス・プジョーのコンパクトハッチバック「208」の電気自動車(EV)版がe-208です。2024年にマイナーチェンジを受け、航続距離が400km(WLTC)を超える最新仕様に進化しました。
・航続距離:約400km(最新モデル)
・車両本体価格:約440万円
・補助金適用後実質価格:約340万円
小柄なボディながら足回りはしっかりしており、運転の楽しさを感じられるモデルです。内装の質感も高く、コンパクトカーの中では上位クラスといえる仕上がりです。
都市部でも郊外でも活躍できるオールラウンドな電気自動車(EV)として、幅広い層におすすめできます。
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ヒョンデ インスター(Hyundai INSTER)
2025年5月、日本導入の韓国・ヒョンデの新型コンパクト電気自動車(EV)が「インスター」です。車両本体価格が約330万円、と驚きの価格です。豪華装備やハイパフォーマンス、とはいきませんが、コンパクトカーであることを考えると、充分な性能を満たしている車です。
・航続距離:約350km
・車両価格:約330万円
・補助金適用後実質価格:約230万円
丸みを帯びた独特のデザインと、デジタルインターフェース中心の内装が特徴です。サイズ感は日本の道路事情にもマッチしており、使い勝手の良さも期待できます。
価格・航続距離・デザイン性のバランスに優れた、新世代の注目株です。エントリーとしては手が出しやすい1台でしょう。
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MINI COOPER E(ミニ・クーパーE)
MINIのフルモデルチェンジ版として登場する新型MINI COOPER E。見た目はおなじみのMINIらしさを残しつつ、中身は完全に現代的な電気自動車(EV)へと進化しています。
・航続距離:約400km(グレードにより変動)
・車両本体価格:約470万円〜(Eグレード)
・補助金適用後実質価格:370万円前後
内装には最新の円形ディスプレイやデジタルメーターが採用され、プレミアムコンパクトとしての存在感を高めています。取り回しや走りの軽快さは従来のMINIらしく、「EVでも走る楽しさを手放したくない」方にぴったりの一台です。
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選ぶときのポイントと注意点
電気自動車(EV)は、ただ「走るクルマ」ではなく、日常の使い勝手や維持面でこれまでのガソリン車とは異なる部分が多くあります。そのため、価格やデザインだけで判断するのではなく、長く付き合える1台かどうかを多角的に見ることが大切です。ここでは、輸入電気自動車(EV)を選ぶ際にチェックすべきポイントと注意点をまとめます。
充電インフラの対応状況
まず確認すべきは、自宅や勤務先などで充電できる環境があるかどうかです。最近は急速充電器の数も増えていますが、電気自動車(EV)を快適に運用するためには、普通充電(200V)の設備を自宅に設置できるかがカギになります。
また、車種によってはCHAdeMO非対応のモデルもあるため(特に欧州車)、日本国内で利用できる充電規格との相性も確認しておきましょう。
販売店とアフターサポート
輸入車に関しては、購入後のメンテナンス体制が整っているかも重要なチェックポイントです。今回ご紹介したモデルはすべて正規輸入車ですが、ディーラーのネットワークやアフターサービスの品質には差があります。
特にBYDやヒョンデなど新興ブランドについては、「近隣に正規ディーラーがあるか」「修理や部品交換の対応がスムーズか」などを事前に調べておくと安心です。
保証内容とバッテリーの耐久性
電気自動車(EV)の心臓部である駆動用バッテリーの寿命や保証期間は、購入後の安心感に直結します。多くのメーカーでは「8年または10万km」といった長期保証を提供していますが、その対象範囲や条件を事前に確認しておきましょう。
また、走行距離や使用状況によってバッテリーの劣化速度が異なるため、充電サイクルや使用頻度に合った車種選びが求められます。
補助金の適用条件と時期
前章でも触れたとおり、補助金には「申請期限」「保有期間」「V2H対応の有無」などの細かな条件が設定されているため、必ず購入前に確認が必要です。補助金を前提とした予算で検討している場合は、申請手続きのタイミングと販売店のサポート体制もあわせて確認しましょう。
とくに東京都のように人気が高いエリアでは、予算上限に達して受付終了となることも珍しくありません。
「なんとなくの印象」より、実車を体感
最後に、これは輸入車全般に言えることですが、「なんとなく高そう」「なんとなく不安そう」という印象だけで判断せず、必ず試乗してみることをおすすめします。
電気自動車(EV)は、静粛性や加速のスムーズさ、重心の低さによる安定感など、スペック表だけでは伝わらない部分が多くあります。とくに輸入車は、国産車とは異なるハンドリングや乗り味を持っているため、自分に合った「感覚的なフィット感」を確かめてから購入するのが理想です。
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国産車より安い輸入電気自動車(EV)のまとめ
この記事では、補助金を活用することで国産電気自動車(EV)よりも手頃な価格で購入できる輸入電気自動車(EV)を5台ご紹介しました。どのモデルも400万円以下の実質価格に収まりながら、それぞれに明確な個性と強みを持った一台です。
・ BYD ATTO 3・・・高い実用性と独自技術で家族にも最適
・ FIAT 500e・・・都市型のコンパクトでデザイン重視の方に
・ Peugeot e-208・・・フレンチデザインと走行性能のバランス型
・ ヒョンデ インスター・・・とにかく高コスパで乗りたい人へ
・ MINI COOPER E・・・走りの楽しさとプレミアム感を求める人へ
これらのモデルは、単に価格が安いというだけでなく、輸入車ならではのデザイン性・走行性能・インテリアの質感といった「所有する満足感」においても、国産車とは異なる魅力を持っています。
補助金制度が整備されている今だからこそ、こうした輸入電気自動車(EV)は「コスパの良い選択肢」になっています。しかし、これは一時的な状況かもしれません。今後、補助金の見直しや為替変動などによって、価格バランスが変わる可能性もあります。
また、2025年以降も輸入電気自動車(EV)の選択肢は広がっていく見通しです。ボルボやアウディといったプレミアムブランドもエントリーモデルの電気自動車(EV)を準備中で、今後はさらに価格競争が進み、性能・デザイン・価格のバランスが整ったモデルが増えていくと予想されます。
これまで「輸入車=高級車」「電気自動車(EV)=高い」と思っていた方にとって、今はその価値観を見直すタイミングです。電気自動車(EV)という新しいクルマの選び方に、輸入車という選択肢を加えてみることで、これまでになかった満足感や楽しみが見つかるかもしれません。
次に乗る1台を考えるとき、「輸入電気自動車(EV)」という選択肢に、ぜひ注目してみてください。