EV購入後に電気代上昇?見直すべきポイント

投稿日:2026年02月09日

EV購入後に電気代上昇?見直すべきポイント

EVにすると本当に燃料費は安くなるのか

電気自動車(EV)に乗り換えると、「ガソリン代が大幅に減る」というメリットがよく強調されます。実際、月に1,000km程度走る家庭であれば、ガソリン代が月1万円以上下がるケースも珍しくありません。そのため、EVは燃料費を抑えられる乗り物というイメージを持つ人が多いのも自然な流れです。

一方で、「電気代が思った以上に増えてしまった」「トータルで見るとガソリン車とあまり変わらない」と感じる人がいるのも事実です。この違和感は、EVの燃料費が安いというイメージと、家庭の電気料金の仕組みが噛み合っていないことから生まれています。

EV充電で家庭の電気使用量はどれくらい増えるのか

EVを自宅で充電すると、家庭の電力使用量は月におおよそ100〜200kWh増えるのが一般的です。もともと月300kWh前後だった家庭であれば、電力使用量が約1.5倍に増える計算になります。

多くの電力会社では、使用量が増えるほど電気単価が上がる階段制の料金体系を採用しています。そのため、EV充電によって高い料金帯に突入し、電気代が一気に跳ね上がるケースが少なくありません。ここで初めて、「ガソリン代は減ったのに電気代が増えた」と感じるギャップが生まれます。

電気代が想定以上に増えてしまう理由

電気代が膨らむ背景には、使用量の増加以外にもいくつかの要因が重なっています。EV導入をきっかけに契約アンペアを上げたことで基本料金が上がる場合もあれば、深夜電力プランの値上げにより、以前ほど割安に充電できなくなっているケースもあります。

さらに、充電時間が想定より長く、深夜帯だけでは充電しきれずに昼間の電力を使ってしまうと、電気代はさらに上がりやすくなります。こうした小さな変化が積み重なり、当初の想定よりも電気代が増えてしまうのです。

急速充電や初期費用も見落としがちなポイント

自宅充電だけでなく、急速充電を多用している場合も注意が必要です。急速充電は1kWhあたり30〜50円程度かかることが多く、使い方によってはガソリン車とほぼ変わらない、あるいはEVの方が割高になるケースもあります。

加えて、充電器の設置費用や分電盤の増設といった初期費用、設備にかかる固定費も見逃せません。これらが合わさることで、「ガソリン代は確かに減ったのに、電気代が増えてトータルではお得感が薄い」という現象が起こります。


エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

家庭の電力使用量がEV充電で一気に跳ね上がる

家庭の電力使用量がEV充電で一気に跳ね上がる

月間100から200kWh増えるのが一般的

電気自動車(EV)の充電で、月間の電力使用量が100から200kWh程度増加します。例えば、月間1000km走行する場合、電費6km/kWhのEVなら約170kWh必要です。

電気自動車(EV)の充電で、月間の電力使用量が100から200kWh程度増加します。例えば、月間1000km走行する場合、電費6km/kWhのEVなら約170kWh必要です。
従来の電力使用量が300kWhだった家庭が、EV充電で470kWhになると、50パーセント以上の増加です。

電気代の階段料金に引っかかる

電力会社の料金体系は、使用量が増えるほど単価が上がる階段制です。例えば、0から120kWhは20円、120から300kWhは26円、300kWh以上は30円といった具合。

EV充電で使用量が増えると、高い階層の料金が適用され、トータルの電気代が大幅に増加します。

契約アンペアの増加で基本料金もアップ

EV充電のために契約アンペアを40Aから60Aに上げた場合、基本料金が月500から1000円程度上がります。年間で6000から12000円の増加です。

V2Hの価格・メリット・デメリット



エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

夜間充電が必ずしも安くない理由

夜間充電が必ずしも安くない理由

深夜電力プランの値上げ

深夜電力プランは、以前は非常に安かったですが、近年の電気料金値上げで、深夜でも1kWhあたり15から25円程度になっています。

一方、太陽光がある家庭では、昼間の余剰電力で充電すれば実質ゼロ円です。深夜充電にこだわると、逆に損をすることがあります。

充電時間が長く深夜に収まらない

深夜電力の時間帯は通常、23時から7時程度の8時間です。しかし、60kWhのバッテリーを3kW充電器で充電すると20時間かかります。

深夜時間帯だけでは充電しきれず、結局昼間の高い電気も使ってしまい、思ったより電気代が高くなります。

太陽光がない家庭は全て買電

太陽光発電がない家庭では、EV充電の電力をすべて電力会社から買う必要があります。深夜電力を活用しても、月間170kWh×20円=3400円程度の電気代がかかります。

ガソリン車なら月間1000km走行で、燃費15km/Lとしてガソリン約67L、ガソリン単価170円なら約11000円。EVの方が7000円程度安いですが、期待したほどの差ではありません。

V2Hの価格・メリット・デメリット

エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

急速充電を多用すると電気代がガソリン並み

急速充電を多用すると電気代がガソリン並み

外部充電は1kWhあたり30から50円

急速充電スタンドの料金は、1kWhあたり30から50円程度と高額です。50kWh充電すると1500から2500円かかります。

ガソリン車で同じ距離を走る場合のガソリン代と比較すると、ほとんど変わらない、またはEVの方が高いこともあります。

月会費制プランでも頻繁に使うと高い

一部の充電カードは月会費4000円で使い放題などのプランがありますが、これも頻繁に使えば割安ですが、月に数回しか使わないなら割高です。

V2Hの価格・メリット・デメリット



エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

EV導入で家電の買い替えが増える隠れコスト

EV導入で家電の買い替えが増える隠れコスト

充電器設置で10〜20万円

自宅でEVを快適に充電するためには、専用の充電器(普通充電器・壁掛けタイプなど)の設置が必要です。工事費込みで10〜20万円程度が相場で、屋外配線の距離が長い場合や、壁の貫通工事が必要な場合はさらに費用が上がることもあります。

自治体や国の補助金を活用すれば負担を軽減できますが、それでも一定の初期投資は避けられません。EV導入時は車両価格だけに目が行きがちですが、充電環境の整備費用も含めて総額を見積もることが重要です。

分電盤の容量アップで追加費用

EV充電器を設置する際、家庭の分電盤(ブレーカー)の容量が不足していると、交換や増設が必要になります。特に築年数の古い住宅では30Aや40Aの契約が多く、EV充電器を安全に使うには50A〜60Aへの容量アップが求められるケースが一般的です。

この工事には5〜15万円程度かかり、配線の引き直しが必要な場合はさらに費用が増えることもあります。分電盤の容量不足は見落とされやすいポイントですが、EV導入時の“隠れコスト”として確実に押さえておくべき項目です。

契約アンペア増加で基本料金が上がる

EV充電器を安全に使うために契約アンペアを上げると、毎月の基本料金が500〜1000円ほど増加します。これは一度上げるとEVを手放すまで継続するランニングコストであり、年間では6000〜1万2000円の負担増になります。

電気自動車(EV)導入後に「電気代が思ったより高い」と感じる理由のひとつが、この基本料金の上昇です。充電器の出力を抑える、同時使用家電を減らすなどの工夫で契約アンペアを上げずに済む場合もありますが、実際には多くの家庭でアンペア増加が必要になります。

V2Hの価格・メリット・デメリット



エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

太陽光がない家庭はEVのメリットを活かしにくい

太陽光がない家庭はEVのメリットを活かしにくい

自家消費できないと全て買電

太陽光発電がない家庭では、EV充電に必要な電力をすべて電力会社から購入する必要があります。深夜電力プランを活用すれば多少は安くなりますが、それでも月間100〜200kWhの追加消費が発生するため、電気代は数千円〜1万円近く増えることもあります。

さらに、電力会社の階段料金により、使用量が増えるほど単価が上がるため、EV充電によって高い料金帯に突入しやすく、電気代の増加幅が大きくなります。ガソリン代が減ったとしても、買電による電気代増加が重なると「思ったほどお得にならない」と感じる原因になります。太陽光がない家庭では、EVの燃料費を完全に抑えることが難しく、電気代の管理が重要になります。

太陽光×EVの相性の良さ

一方で、太陽光発電がある家庭では状況が一変します。昼間の余剰電力をEV充電に回すことで、実質的に“燃料費ゼロ”で走行できるため、電気自動車(EV)の経済性が最大限に発揮されます。特にFIT終了後は売電単価が10円前後と低いため、売るより自家消費した方が圧倒的に得です。

例えば、余剰電力5kWhをEVに充電すれば、ガソリン換算で数百円分の走行が無料になります。さらに、蓄電池と組み合わせれば、昼間の余剰電力を夜間の充電にも活用でき、買電を最小限に抑えることが可能です。太陽光×EVは、家庭のエネルギーコストを大幅に下げる最強の組み合わせと言えます。

V2Hの価格・メリット・デメリット



エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

電気代を上げずにEVを運用する方法

電気代を上げずにEVを運用する方法

以下の工夫で、電気代の増加を最小限に抑えられます。

 充電時間を深夜電力時間帯に集中 

深夜電力プランに加入し、タイマー充電で深夜のみ充電すれば、電気代を抑えられます。

 太陽光・蓄電池との連携 

太陽光や蓄電池があれば、昼間の余剰電力や蓄電池に貯めた電力でEVを充電できます。

 走行距離に応じた充電戦略 

毎日満充電にするのではなく、翌日の走行距離に応じて必要な分だけ充電すれば、電力消費を抑えられます。

 電力プランの見直し 

EVの充電量に応じて、最適な電力プランに変更しましょう。電力会社のシミュレーションツールで試算することをおすすめします。

まとめ:トータルコストで考える

EVを入れたのに電気代が上がる本当の理由

EV導入後に電気代が増えてしまう原因は、「EVは電気をたくさん使うから」という単純な話ではありません。家庭全体の電力使用量が増えることで電気料金の階段単価が上がったり、契約アンペアの見直しによって基本料金が引き上げられたりするケースが少なくありません。

さらに、かつてほど割安感のない深夜電力プランを使い続けていることや、充電時間が長く深夜帯だけでは充電が終わらないことも、電気代上昇の一因になります。加えて、急速充電を頻繁に利用すると、1kWhあたりの単価が高くなり、結果的にガソリン車と大差ないコストになることもあります。

EVが高くなるかどうかは「使い方」で決まる

こうした状況を見ると、EVは割高だと感じてしまいがちですが、それはEVそのものの問題ではありません。充電方法や電力の使い方を誤っているだけで、正しく運用すればEVはガソリン車よりも経済的な移動手段になります。

深夜電力を前提にタイマー充電を設定し、必要以上に充電しないことや、翌日の走行距離を意識して充電量をコントロールすることが重要です。充電を「なんとなく満タン」にする習慣が、無駄な電力消費を生んでいるケースは少なくありません。

太陽光と組み合わせるとEVの価値は一気に跳ね上がる

電気自動車(EV)は太陽光発電との相性が非常に良い乗り物です。昼間に発電した余剰電力をEV充電に回せば、実質的な燃料費は限りなくゼロに近づきます。

さらに蓄電池があれば、夜間に高い電気を買う必要も減り、電気料金全体を抑えながらEVを使うことができます。単体でEVを見るのではなく、家庭のエネルギー全体の中でどう使うかが、コストを分けるポイントになります。

ガソリン代だけで判断すると本質を見誤る

EVの経済性は、ガソリン代との単純比較では見えてきません。電気代の変化、基本料金の増減、充電設備の初期費用、急速充電の利用頻度まで含めて、トータルで考える必要があります。これらを整理したうえで充電戦略と電力プランを見直せば、EVは確実に家計に優しい選択肢になります。

EVは導入しただけで自動的に節約できる乗り物ではありません。充電の時間帯や量、電力契約、太陽光や蓄電池との組み合わせまで含めて設計してはじめて、そのメリットが最大化されます。正しい使い方を理解すれば、EVは燃料費とエネルギーコストの両面で、大きな価値をもたらしてくれます。

V2Hの価格・メリット・デメリット



エコ発電本舗の「商品」「補助金」メニュー

EV購入後に電気代上昇|よくある質問

Q1: EVとガソリン車、どちらが経済的ですか?

走行距離や充電環境によります。自宅充電で深夜電力または太陽光を活用できればEVが有利です。急速充電ばかり使うとガソリン車と大差なくなります。

Q2: 電気代の増加を防ぐ方法は?

深夜電力プランへの加入、タイマー充電の活用、太陽光との連携、必要最小限の充電などが有効です。

Q3: 太陽光なしでもEVは経済的ですか?

深夜電力を活用すればガソリン車より安くなりますが、太陽光があるとさらに大幅に節約できます。

Q4: 契約アンペアを上げないでEVを使えますか?

充電器の出力を抑える、他の家電と同時使用しない、などの工夫で可能な場合もあります。ただし、ブレーカーが落ちるリスクがあるため、アンペア増加が推奨されます。

Q5: EVの電気代は月いくらくらいですか?

月間1000km走行の場合、自宅充電(深夜電力)で3000から5000円程度。急速充電が多いと10000円以上になることもあります。

Q6: 充電器の設置費用は補助金でカバーできますか?

自治体によっては補助金があり、設置費用の一部をカバーできます。補助金額は自治体により異なるため、事前に確認しましょう。

Q7: EVの電気代が急に増えたのは故障の可能性がありますか?

ほとんどの場合は故障ではなく、季節による電費の悪化(冬場の暖房使用)や充電回数の増加が原因です。アプリで充電量を確認すると原因が分かりやすいです。

Q8: 充電器の出力を下げると電気代は安くなりますか?

出力を下げても“使う電力量”は変わらないため電気代は同じです。ただし、同時使用家電との競合が減り、契約アンペアを上げずに済む可能性があります。

Q9: 急速充電を使う頻度はどれくらいが理想ですか?

基本は自宅充電、急速充電は長距離移動時のみが理想です。急速充電を週1以上使うとコストが跳ね上がります。

Q10: EVの電気代を最も安くする方法は何ですか?

太陽光×蓄電池×深夜電力の組み合わせが最強です。太陽光がない場合は、深夜電力+必要分だけ充電が最も効果的です。

V2Hの価格・メリット・デメリット

太陽光発電システムの商品一覧

無料見積り・ご相談フォーム

Japan

ご検討中の内容

ご検討中の内容

必須
任意
任意
任意

お客様情報

お客様情報

必須
必須
必須
必須
任意
郵便番号で、住所を自動入力できます
任意

個人情報の取り扱い」について