太陽光発電×EVで電気代が読めない月がある?自家消費と充電量のズレが原因

投稿日:2026年02月22日

太陽光発電×EVで電気代が読めない月がある?自家消費と充電量のズレが原因

太陽光発電と電気自動車(EV)を組み合わせると、「電気代が大幅に安くなる」と期待する人が多いです。確かに、晴天が続く月は驚くほど電気代が安くなります。

しかし、季節や天候によっては、予想外に電気代が高くなったり、逆に異常に安くなったりと、増減が読めなくなります。「先月は3000円だったのに、今月は1万2000円!」という極端な変動に戸惑う家庭が少なくありません。

太陽光×EVで電気代の増減が読めなくなる理由と、その対策について解説します。


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なぜ電気代が「読めなくなる」のか?

なぜ電気代が「読めなくなる」のか

太陽光の「発電量」が季節で大きく変動する

太陽光発電の発電量は、季節によって大きく変動します。例えば、5月の晴天日なら1日40~50kWh発電するシステムが、12月の曇りの日は10~15kWh程度しか発電しないこともあります。この発電量の変動が、電気代に直結します。

5月は発電量が多いため、自家消費で賄えて買電がほぼゼロになり、電気代が3000円程度になります。しかし、12月は発電量が少なく、暖房でエアコンも稼働するため、買電が大幅に増え、電気代が1万円を超えることもあります。この「5月と12月で3倍以上の差」という変動は、ガソリン車時代には経験しなかった現象で、家計管理を難しくします。

電気自動車(EV)の「走行距離」が月によって違う

電気自動車(EV)の充電による電気使用量は、その月の走行距離によって変わります。例えば、1ヶ月に500km走る月と、1500km走る月では、充電回数が3倍違います。500km程度なら、自宅充電だけで月間100~150kWh程度ですが、1500km走ると300~450kWhになります。この差は、電気代に換算すると3000円~1万円程度の違いになります。

旅行やレジャーで遠出が多い月は走行距離が増え、電気代も跳ね上がります。一方、在宅勤務で近場の買い物しか行かない月は走行距離が少なく、電気代も安くなります。この「走行距離の変動」が、電気代の予測を困難にします。

気温で「エアコンと暖房」の使用量が激変する

太陽光や電気自動車(EV)だけでなく、エアコンや暖房の使用量も季節で大きく変わります。真夏の8月や真冬の1月は、エアコンや暖房がフル稼働し、月間300~500kWh消費することもあります。

一方、春や秋の過ごしやすい季節は、エアコンをほとんど使わず、月間100kWh以下に抑えられます。この「エアコン・暖房の変動」が、太陽光とEVの変動に重なることで、電気代の振れ幅がさらに大きくなります。

例えば、8月は太陽光の発電量が多いためプラス要因ですが、エアコン使用が多いためマイナス要因になります。この複数の要因が絡み合うことで、「結局今月の電気代はいくらになるのか」が全く読めなくなります。

梅雨や台風で「発電ゼロの週」がある

6月の梅雨時期や9月の台風シーズンは、雨や曇りの日が続き、太陽光がほとんど発電しない週があります。例えば、1週間ずっと雨だと、その週の発電量は晴天週の10~20%程度になります。この「発電ゼロの週」があると、その月の電気代は一気に跳ね上がります。

逆に、5月のように晴天が続く月は、ほぼ毎日たっぷり発電するため、電気代が極端に安くなります。この「天候運」によって、同じ6月でも、晴れが多い年と雨が多い年で電気代が2倍違う、ということが起こります。天候という不確定要素が、電気代の予測を不可能にします。

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電気代の「極端な変動」が起きる月

電気代の「極端な変動」が起きる月

6月(梅雨):「発電減×湿気でエアコン」で急上昇

6月の梅雨時期は、太陽光ユーザーにとって最も電気代が読めない月です。雨が多いため発電量が大幅に減少する一方で、湿度が高いためエアコンの除湿機能を使うことが多く、電気使用量は増えます。

さらに、電気自動車(EV)で遠出する機会が減るため、在宅時間が長くなり、照明やテレビの使用も増えます。この結果、「5月は電気代3000円だったのに、6月は1万円!」という急上昇が起こります。特に、梅雨入りが早く雨が多い年は、予想以上に電気代が高くなり、「なぜこんなに高いの?」とショックを受けます。

梅雨の長さや雨量は年によって大きく異なるため、前年の6月と比較しても意味がなく、毎年「読めない」のが梅雨時期の特徴です。

8月(真夏):「発電最大×エアコン最大」で相殺

8月は太陽光の発電量が最大になる月ですが、同時にエアコンの使用量も最大になります。この2つの要素が相殺し合うため、電気代が「高いのか安いのか分からない」状態になります。晴天が続けば発電量でエアコンを賄えて電気代が安くなりますが、曇りや雨が多いとエアコン分の買電が増えて高くなります。

また、お盆休みで旅行に行く場合、EVの走行距離が増えて充電も多くなり、電気代が跳ね上がります。一方、在宅でエアコンをつけっぱなしにしても、太陽光で賄えれば電気代は抑えられます。

この「どちらに転ぶか分からない」のが8月の特徴です。結果として、8月の電気代は5000円~1万5000円と、3倍もの幅で変動する可能性があります。

12月~1月(真冬):「発電最小×暖房最大」で最高額

12月と1月は、太陽光の発電量が最も少なく、暖房の使用量が最も多い月です。日照時間が短く、曇りの日も多いため、発電量は夏の半分以下になります。一方、暖房はほぼ24時間稼働し、電気使用量が跳ね上がります。

さらに、年末年始は帰省や旅行でEVを長距離運転することが多く、充電回数も増えます。この結果、「発電少ない+暖房多い+EV充電多い」のトリプルパンチで、電気代が年間最高額になることが多いです。

「1月の電気代が1万5000円!」という請求を見て、「太陽光とEVで節約できるはずじゃなかったの?」と落胆します。ただし、雪国では雪が太陽光パネルを覆うため、さらに発電量が減り、電気代が2万円を超えることもあります。

5月(晴天続き):「発電最大×EV最小」で最安値

5月は太陽光ユーザーにとって「ボーナス月」です。日照時間が長く晴天が多いため、発電量が最大になります。

一方、気温が快適でエアコンや暖房をほとんど使わないため、電気使用量は最小です。さらに、ゴールデンウィークで旅行に行く場合、電気自動車(EV)の走行距離は増えますが、それでも太陽光の発電量でカバーできることが多いです。この結果、5月の電気代は2000円~4000円程度と、年間最安値になることが多いです。

「5月の電気代が2500円!太陽光とEV最高!」という満足感を得られます。ただし、この「最安値の快感」が、他の月との落差を際立たせ、「なぜ6月はこんなに高いの?」という不満につながることもあります。

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電気代の「読めなさ」がストレスになる

電気代の「読めなさ」がストレスになる

家計の「予算」が立てられない

電気代が月によって2000円~1万5000円と変動すると、家計の予算が立てられません。ガソリン車時代は、電気代が毎月8000円~1万円程度で安定していたため、「電気代は毎月1万円」と予算を組めました。

しかし、太陽光×EV導入後は、「今月の電気代はいくらになるか分からない」ため、予算を固定できません。この結果、「とりあえず2万円確保しておく」という余裕を持たせた予算を組むことになり、実際には使わない分が毎月余ります。この「使わないけど確保しておく」という非効率が、ストレスになります。

請求書を見るまで「ドキドキ」する

毎月の電気代請求書が届くまで、「今月はいくらだろう」とドキドキします。「先月は3000円だったから、今月も安いはず」と期待していると、「1万2000円!」という請求にショックを受けます。

逆に、「今月は暖房を使ったから高いだろう」と覚悟していると、「意外と5000円で済んだ」と安堵します。この「予測できない」ことそのものが、精神的なストレスになります。

ガソリン車時代は、電気代に対して「まあこんなもんだろう」という安心感がありましたが、太陽光×EV導入後は、毎月「当たるも八卦当たらぬも八卦」のような感覚で、落ち着きません。

電気代を「節約できているのか」分からない

太陽光と電気自動車(EV)を導入した目的は「電気代を節約すること」ですが、月によって電気代が大きく変動すると、「本当に節約できているのか」が分かりません。年間で見れば確かに安くなっているかもしれませんが、月単位では「今月は高かった」「先月は安かった」と一喜一憂するだけで、全体像が見えません。

特に、冬の高額な電気代を見ると、「こんなに払うなら、太陽光とEV導入しなくても良かったのでは?」という疑念が湧きます。年間トータルで計算して初めて「確かに節約できている」と分かるのですが、毎月の変動に振り回されて、その実感が得られません。

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電気代の「読みにくさ」を軽減する方法

電気代の「読みにくさ」を軽減する方法

「年間平均」で予算を立てる

月単位で予算を立てるのではなく、年間平均で考えることで、ストレスを軽減できます。例えば、年間の電気代が合計10万円なら、月平均は約8300円です。この平均値を基準に、「年間10万円以内に収まればOK」という緩い目標を設定します。

月によって3000円の月もあれば、1万5000円の月もありますが、年間でトータルすれば予算内に収まる、という考え方です。この「年間視点」を持つことで、毎月の変動に一喜一憂せず、冷静に電気代を管理できます。

HEMSで「リアルタイム」に把握する

HEMSを導入すれば、電気の使用量と発電量をリアルタイムで確認できます。月末の請求書を見て驚くのではなく、毎日「今日の使用量」「今日の発電量」「今月の累計」をチェックすることで、「今月はどのくらいになりそうか」を予測できます。

例えば、月半ばの時点で「今月は発電が少ないから、電気代は高くなりそう」と分かれば、後半の使用量を抑える、という対策も取れます。HEMSによる「見える化」は、電気代の予測精度を高め、ストレスを軽減します。

蓄電池で「変動を平準化」する

蓄電池を導入すれば、晴れの日に余った電気を貯めておき、曇りや雨の日に使うことで、電気代の変動を平準化できます。

例えば、5月の発電量が多い日に蓄電池に貯め、6月の梅雨時期に使う、という運用が可能です。これにより、「5月は超安い、6月は超高い」という極端な変動を抑え、毎月の電気代を安定させられます。蓄電池の導入費用は100万円~200万円程度と高額ですが、電気代の「読みにくさ」を解消したい人にとっては、検討する価値があります。


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まとめ:「変動」を受け入れることも大切

太陽光発電と電気自動車(EV)を組み合わせると、電気代はこれまで以上に“変動する家計項目”になります。発電量の季節差、EVの走行距離の増減、冷暖房使用量の変化、さらには天候条件まで、複数の要素が同時に影響するためです。
電気代が読みにくくなるのは、失敗ではなく構造的な特徴といえます。

電気代が読めなくなる主な要因

太陽光発電は季節によって発電量が大きく変動します。梅雨の6月は日射量が減り、真夏の8月はエアコン負荷が増え、12月から1月の真冬は発電量が低下し暖房需要が高まります。一方で5月は発電量が多く、冷暖房負荷も少ないため、電気代が最も安くなりやすい時期です。

そこにEV充電が加わると、走行距離の増減によって電力消費が大きく変わります。旅行や帰省がある月は充電量が増え、通勤距離が短い月は減るなど、ライフスタイルによるブレも生じます。

「読めなさ」が生む家計ストレス

太陽光×EVの組み合わせは、年間で見れば電気代削減効果が期待できます。しかし月単位では増減が大きく、家計予算を立てにくいという側面があります。

請求書を見るまで金額が読めない不安や、節約している実感が月ごとにブレることが心理的なストレスにつながります。この“変動”をどう捉えるかが重要になります。

変動を平準化するための考え方

対策としては、月単位ではなく年間平均で予算を組むことが有効です。HEMSなどで発電量と使用量をリアルタイムに把握すれば、どの要因が増減に影響しているかも見えてきます。

さらに、住宅用蓄電池を導入することで昼間の余剰電力を夜間に回し、買電量のブレを抑えることも可能です。発電と消費の時間差を埋める仕組みを作ることで、電気代の安定性は高まります。

「月ごとに変動するのが当たり前」という視点

太陽光発電とEVは、天候や生活リズムに連動するエネルギーシステムです。だからこそ、月によって電気代が変動するのは自然なことといえます。

重要なのは、単月の増減に一喜一憂するのではなく、年間トータルでどうかを判断する視点です。変動を受け入れ、仕組みで整えることが、太陽光×EV時代の賢い家計管理といえるでしょう。

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太陽光発電×EVの電気代|よくある質問(Q&A)

Q1: 太陽光×EVで年間いくら節約できますか?

ケースバイケースですが、年間5万円~15万円程度節約できることが多いです。ただし、初期投資の回収には10~15年かかることもあります。

Q2: 電気代が一番高くなる月はいつですか?

一般的には12月~1月です。発電量が少なく、暖房使用が多く、年末年始の帰省でEV充電も増えるためです。

Q3: 電気代が一番安くなる月はいつですか?

一般的には5月です。発電量が多く、エアコンや暖房をほとんど使わないためです。4月や10月も比較的安くなります。

Q4: 梅雨時期の電気代を抑える方法はありますか?

発電量が少ないため、電気使用量を抑えることが重要です。エアコンの除湿を控えめにする、洗濯や掃除を晴れた日にまとめる、などが有効です。

Q5: HEMSの導入費用はどのくらいですか?

10万円~30万円程度が一般的です。太陽光システムとセットで導入すると割引があることもあります。

Q6: 電気代の変動を完全になくすことは可能ですか?

完全にゼロにすることは困難ですが、蓄電池の導入により、変動幅を50%程度に抑えることは可能です。ただし、初期投資とのバランスを考える必要があります。

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