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V2H「ニチコンEVパワーステーション」VS「三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)」価格・性能を徹底比較

投稿日:2021年01月04日

ニチコンV2Hと三菱smart V2Hの価格・性能

ニチコンEVパワーステーション
三菱EV用パワーコンディショナ

三菱とニチコンのV2Hの性能を比較

ニチコンV2Hと三菱smart V2Hの価格や性能の違いを動画でも解説いたしております。

三菱
 (SMART V2H) 
ニチコン
プレミアム
ニチコン
スタンダード
タイプ 全負荷型 全負荷型 特定負荷型
出力 6.0kW
200V
(エコキュート可)
6.0kW
200V
(エコキュート可)
3.0kW(停電時)
100Vのみ
操作 ・室内のタッチパネルから操作
・停電時もEVに充電可
・停電時はシガーソケットからの配線が必要
・停電時もEVに充電可
・停電時はシガーソケットからの配線が必要
・停電時もEVに充電可

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特定負荷型・全負荷型の違い

全負荷と特定負荷の違い

 ◆ 特定負荷型蓄電池
特定負荷型は、指定した特定負荷のみしか停電時に蓄電電力を給電できません。
さらに、特定負荷型は100Vの電化製品にしか対応できず、200VエアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなどは停電時には使用できず、停電時の利便性は低いです。
【 特定負荷型の対象商品 】
ニチコンのEVパワーステーションのスタンダードモデルが特定負荷型となります。

 ◆ 全負荷型蓄電池
全負荷型蓄電池は、停電時に200Vも含めた全ての負荷を救済できるので、停電したことに気づかないほど快適に電気を利用できます。
需要が急増している家庭用蓄電池も全負荷型モデルが主流ですが、家庭用蓄電池は蓄電容量が大きいモデルでも16kWh程度で、電気自動車(EV車)の蓄電容量と比較すると差は歴然で「電気自動車 + V2H」の停電時の利便性は非常に高いです。
【 全負荷型の対象商品 】
全負荷型のモデルは「三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)」と「ニチコンEVパワーステーションのプレミアムモデル」が該当します。


エコキュートの使用制限

三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)は200Vエコキュート対応

従来は三菱SMART V2Hのみ、停電時にエコキュートを使用できましたが、最近はニチコンV2Hプレミアムモデルもエコキュートを使用できます。

なぜ、エコキュートは使用制限されているのでしょうか?

エコキュートは「使用電力量」「突入電力」が非常に大きく、他の家電製品と併用するとブレーカーがダウンする可能性があります。

【 使用電力量 】
エコキュートの稼働には大量の電力を必要とするため、電池切れになるリスクが懸念されます。
売れ筋の460リットルモデルで、満タンにお湯を沸かすには、7~8kWhほどの電力が必要となります。
家庭用蓄電池であれば、蓄電容量はは概ね8~12kWh程度で、エコキュートに8kWhも蓄電電力を費やしたら翌日にはほとんどの蓄電電力がなくなってしまいます。

しかし、電気自動車(EV車)の場合は蓄電容量が圧倒的に大きく、例えばリーフの容量は62kWhと、非常に大容量で電池切れのリスクは極めて小さいです。
さらに、エコキュートは毎日460リットルの全てのお湯を使用しているわけではなく、概ね半分の量を追加で沸かしている状況なので、湯沸かしに使う日々の電力は3~4kWh程度で、やはり蓄電池の残量におよぼす影響は微々たるものです。

【 突入電力 】
古いエコキュートをご利用の場合、突入電流が高い可能性があり、エコキュートの電源立ち上げ時にブレーカーがトリップするリスクがります。
最近のエコキュートは突入電流の概念がなく、除々に電流値が上昇するので心配いりません。
エコキュートの型番を確認し、エコキュートメーカーかエコ発電本舗にご相談ください。

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V2Hの停電時の動作

ニチコンV2Hと三菱SMART V2Hの最も大きな違いは、停電時の操作性です。
停電時はパニックになりがちで、切替え操作が複雑だと困ります。
実際に、蓄電池を設置された方から「蓄電池の操作方法がわからなかった」「電池切れになった」など不満の声もあるようです。 以下に停電時の動作の違いを解説します。

三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)

三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)のタッチパネル

三菱SMART V2H(EV用パワーコンディショナ)は、室内に設置した以下のタッチパネルからワンタッチで切り替えができます。

停電時に電気自動車(EV車)の電力に自動切り替えするわけではないので、切り替え操作をする前に、使用電力が大きく緊急度が低い家電製品の電源はオフにしましょう。

ニチコンEVパワーステーション

ニチコンEVパワーステーション

ニチコンV2Hは、停電するとEVパワーステーションの本体電源もオフになるので、EVパワーステーションの電源を復旧させる必要がございます。

上記電源ケーブルを電気自動車(EV車)のシガーソケットに接続し、EVパワーステーション本体まで配線し、EVパワーステーションの電源を立ち上げます。
次に、本体の操作で電気自動車(EV車)の電源に切り替え、電気自動車(EV車)の蓄電電力を家庭内に供給します。

停電時の操作は複雑ではないですが面倒です。
その分価格が非常に安いので、停電時の操作に懸念がなければニチコンのEVパワーステーションでも十分かと思います。

停電時の操作方法を家族で共有することが重要で、ニチコンV2Hを導入する場合は、電源ケーブルの収納場所も共有しましょう。 お見積りは、全商品メールで即日送付いたします。
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停電時の電気自動車(EV車)への充電

停電が数時間で復旧する場合は、現状で充電されている電力を上手にやりくりすれば良いですが、短時間で復旧するとは限りません。
2019年9月の千葉県の台風による停電では最長20日間も停電が続きました。

停電が長期化する場合は、太陽光発電システムの発電電力をEV車に充電することで、長期間非常用電源として電気を使用できます。

停電時の電気の流れ

V2Hの停電時の電気の流れ

上図のように、停電時は太陽光発電システムの発電電力を電気自動車(EV車)に充電することができます。

例えば、ソーラーパネルの容量が3kW程度であれば、1日10kWhほど発電します。
そのうち4kWhほどをご自宅で消費し、余剰の6kWの発電電力を電気自動車(EV車)に蓄電する仕組みです。

停電時に太陽光発電システムの発電電力を電気自動車(EV車)に蓄電することで、長期的な停電でも自由に電気が使える生活を手に入れることができます。

しかし、全てのV2Hが停電時に太陽光発電システムの発電電力を充電できるわけではございません。
「三菱SMART V2H」と「ニチコンV2Hプレミアムモデル」のみ電気自動車(EV車)に充電ができます。

「ニチコンEVパワーステーションのスタンダードモデル」は停電時は電気自動車(EV車)への充電はできません。

V2Hの対応車種の詳細は以下の動画をご参照ください。
電気自動車種の年式などの諸条件により、家庭内に供給できる蓄電容量の割合など異なりますので、要チェックです。

◆ ソーラーカーポートのセットも人気!
ソーラーカーポートで収益アップ

V2Hとソーラーカーポートのセットも人気です。
ソーラーカーポートは、大容量の太陽光パネルを設置できるので、高い投資対効果を実現できます。


電気自動車とV2Hの高額補助金!

環境省にて「電気自動車、V2Hの高額補助金」の申請受付中です。
経産省は予算満了につき受付終了いたしました。

今回の補助金は「電気自動車(EV車)で最大80万円」「V2Hで最大115万円」と極めて高額です。
V2Hの対象商品はニチコンのみで、三菱SMARTV2Hは対象外ですのでご注意ください。

エコ発電本舗では補助金の代行申請を承っております。補助金の詳細については以下ページをご参照ください。

EV補助金

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