トヨタ bZ4Xの価格・補助金・航続距離
トヨタ bZ4Xの補助金額は?
グレード | 型式 | 補助金額 |
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Z(2WD) | ZAA-XWAM10 | 85万円 |
Z(4WD) | ZAA-YXAM15 | 85万円 |
トヨタ bZ4Xの基本情報
価格 | 2WD:600万円 4WD:650万円 |
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バッテリー容量 | 71.4kWh |
航続距離 | 2WD:500km 4WD:460km |
電費 | 2WD:7.0km/kWh 4WD:6.44km/kWh |
充電時間(AC200V) | 12時間 |
充電時間(CHAdeMO) | 1時間 |
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トヨタ bZ4XとV2Hで節電と災害対策を実現
トヨタbZ4XはV2Hや太陽光発電と併用できます。バッテリー容量が「71.4kWh」と非常に大容量なので「経済メリット」「非常用電源」として、非常に有用な電気自動車(EV車)です。
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トヨタ bZ4X・V2H・太陽光発電のメリット
◆ 節電と燃料コスト削減の経済メリット
【 自宅の電気料金削減 】
トヨタ bZ4XとV2H、太陽光発電を連携して併用運転することで、ご自宅の使用電力量を削減でき節約できます。
昼間に太陽光発電で充電したトヨタ bZ4Xのバッテリー電力を、朝方や夕方など電気料金が高い時間帯、かつ太陽光発電が稼働しない時間帯に放電することで電気料金を節約できます。
【 トヨタ bZ4Xの充電コストを削減 】
昼間は太陽光発電で発電した発電電力をトヨタ bZ4Xに充電することで、トヨタ bZ4Xの充電費用を削減できます。
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◆ 停電時の災害対策
【 停電時の非常用電源 】
トヨタ bZ4Xはバッテリー容量が71.4kWhと非常に大容量なので、災害時の非常用電源として有用です。
停電時にはV2Hを操作し、トヨタ bZ4Xのバッテリー電力をご自宅に供給することで停電時も200vの家電製品も含めてご自宅の電力をまるごと救済できます。
【 停電時のトヨタ bZ4Xの充電 】
太陽光発電とV2Hとトヨタ bZ4Xを連携することで、停電時も太陽光発電の発電電力をトヨタ bZ4Xに充電できます。
災害時は移動手段の確保が何よりも重要で、太陽光発電やV2Hを設置することで、長期間停電しても電気自動車(EV車)の充電を確保できます。
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トヨタ bZ4Xの基本情報
トヨタ bZ4Xのスペック
bZ4X FWD車 |
bZ4X 4WD車 |
|
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車両総重量(kg) | 2,195~ | 2,275~ |
最小回転半径(m) | 5.7 | 5.7 |
充電走行距離(km) | 500 | 460 |
全長×全幅×全高(mm) | 4,690×1,860×1,650 | 4,690×1,860×1,650 |
ホイールベース(mm) | 2,850 | 2,850 |
モーター(種類) | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 |
最大出力(フロント)(kW) | 150 | 80 |
最大出力(リヤ)(kW) | – | 80 |
最大出力(システム)(kW) | 150 | 160 |
動力用主電池 | リチウムイオン電池 | リチウムイオン電池 |
総電圧(V) | 355 | 355 |
総電力(kWh) | 71.4 | 71.4 |
充電性能(kW) AC充電器最大出力 |
6.6 | 6.6 |
充電性能(kW) DC充電最大出力 |
最大150 | 最大150 |
駆動方式 | 前輪駆動方式 | 四輪駆動方式 |
加速性能(0-100km/h) | 8.4(秒) | 7.7(秒) |
トヨタ bZ4Xのコンセプトは?
トヨタ bZ4Xのコンセプトは、「Activity Hub」。これは単なる移動手段としての車ではなく、「乗る人すべてがワクワクできる空間」を目指した、新しい発想の電動車です。
将来的には自動運転が主流になると見られており、車内空間は「運転の場」から「過ごす場所」へと進化していきます。bZ4Xはこの流れを先取りし、「どこへ行くか」だけでなく、「その間に何ができるか」「どう過ごせるか」という新たな価値を提案しています。
車は“移動”から“体験の場”へ。bZ4Xはその転換点に立つ、次世代のライフスタイルビークルといえるでしょう。
トヨタ bZ4XはBEV専用プラットフォームを採用
スバルとの共同開発によるBEV専用プラットフォームを採用
トヨタ bZ4Xは、スバルと共同で開発された「BEV(バッテリー電気自動車)専用プラットフォーム」を全体の基礎に据えています。この新プラットフォームは、電動車ならではの性能と快適性を最大限に引き出す設計が施されています。
薄型バッテリーによる低重心設計
蓄電容量71.4kWhの薄型リチウムイオン電池パックを床下にフラットに配置し、車両の低重心化を実現。さらに、モーター・トランスアクスル・インバーターを一体化した「e-Axle」を採用することで、前後の重量バランスと応答性を向上させています。
高剛性ボディによる安全性と安定性の向上
車体の要所には、ホットスタンプ材や高張力鋼板といった高剛性素材を採用。特に電池パック周辺の構造強化により、クラッシュ時の安全性も確保しながら、走行時の安定性も高めています。
室内空間と静粛性も両立
BEV専用の設計により、どの座席に座っても圧迫感を感じにくい広々としたキャビン空間を実現。遮音性の高いガラスを全面採用することで、静かな走行音を実現し、会話がしやすく快適なドライブ空間が提供されます。
最新のインフォテインメントシステム
マルチメディアシステム
クラウドの地図情報から、交通情報・駐車情報を取得し、最適な運転サポートを行います。
移動支援、充電施設表示、航続可能エリア表示等、最新のテクノロジーがふんだんに施されており、利便性が非常に高いです。
音声認識機能の充実
エアコンやワイパーなども音声操作が可能です。
OTA(Over the Air、無線通信)によるソフトウェアアップデート
最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」と、マルチメディアシステムは、オンラインでソフトウェアをアップロードすることで最新の機能にアクセスできます。
デジタルキー
スマホを持っているだけで、操作なしでロックアンロックができます。
スマホでデジタルキーの受け渡しができるので、家族や友人など遠隔地でもカギの受け渡しができます。
リチウムイオン電池の安全性
高度なバッテリー安全性と異常検知システム
トヨタ bZ4Xでは、リチウムイオン電池の安全性を徹底的に強化しています。電池内部への異物混入による異常発熱を抑制する構造を採用し、万が一異物が混入しても過熱しないように設計されています。また、異物自体の混入を防ぐ仕組みも導入されています。
さらに、電圧・温度・電流の多重監視システムにより、バッテリーの状態を常時監視。不具合の兆候を早期に検知し、事故のリスクを最小限に抑える高精度な異常検知機能が搭載されています。
V2H・太陽光発電との高い親和性
トヨタ bZ4Xに搭載されている71.4kWhの大容量バッテリーは、V2H(Vehicle to Home)や太陽光発電システムとの連携に最適です。災害時の非常用電源として活用できるだけでなく、日常的に電力を自家消費することで経済的なメリットも享受できます。
環境負荷の低減とエネルギー自立を実現する次世代の電動車として、bZ4Xはライフスタイルに新たな価値を提供します。
屋根にソーラーパネルを実装
トヨタ bZ4Xは車体屋根にソーラーパネルを装備できる車両もラインナップしており、1年間の発電量を走行距離に換算すると、1,800kmほどで、充電費用を削減と非常時の充電に役立ちます。
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トヨタ bZ4Xのレビュー
「bZ」シリーズの第一弾モデル
「bZ」は「Beyond Zero(ゼロを超えた価値)」の略称で、単に排出ゼロを目指すのではなく、それを超えた価値を提供することをコンセプトとしています。bZ4Xは、その理念を体現するTOYOTA bZシリーズの第一弾となるモデルです。
SDGsに貢献する次世代SUV
bZ4Xは、広く快適な車内空間やワクワクする走行性能だけでなく、地球環境への配慮や持続可能な開発目標(SDGs)への貢献も視野に入れた設計がなされています。電気自動車としての性能だけでなく、社会的価値も兼ね備えた一台です。
グローバル展開とユーザーニーズの反映
bZ4Xは、2022年中盤より日本、北米、中国、欧州など世界各国で販売が開始されました。ユーザーが求める実用的な航続距離を独自に調査し、それに応じてバッテリー容量を最適化。その結果、車両の軽量化や価格の抑制、室内空間の拡張が実現されています。
スバルとの共同開発による走破性能
bZ4Xは、トヨタとスバルが共同開発したEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用。これにより、本格SUVとしての高い走行性能と走破性を両立させています。日常の使い勝手と運転の楽しさを兼ね備えたEVとして、幅広いユーザー層にアピールできる内容となっています。
トヨタ初の量産バッテリーEV
bZ4Xは、トヨタ自動車が初めて量産する本格的なバッテリーEV(電池のみで走行する電気自動車)として、トヨタの電動化戦略における重要なマイルストーンとなるモデルです。エンジンを搭載せず、完全な電動車として新たな時代の扉を開きます。
bZシリーズが目指す新たな価値
bZ4XはTOYOTA bZシリーズの第一弾となる車です。トヨタでは「Beyond Zero(ゼロを超えた価値)」を目指すため、4つの目標を掲げています。
You & Others:ヒトとヒト
快適な移動空間、大切な家族や仲間と過ごすライフスタイルを提供
You & Tour Car:ヒトとクルマ
BEVならではの運転の楽しさを提供
You & the Enviroment:ヒトと地球
CO2排出量をへらすだけでなく、プラスを生み出す
You & Society:ヒトと社会
安心・安全な社会づくりに貢献
これら4つの目標のもと、トヨタはTOYOTA bZシリーズを2025年までに7車種導入する予定です。
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ステアバイワイヤシステムとは何か?
操舵制御装置の方式の1つで、電気信号によりタイヤの舵角を制御するシステムです。
運転席のステアリングと、前輪の操舵機構が機械的に連結しておらず、電気信号で伝達され、制御コンピューターが操舵用ユニットを駆動させて、タイヤに舵角を付けます。
このシステムは次のような5点のメリットがあります。
1.ステアリングの持ち替えが不要
2.走行中の余分な振動を遮断
3.安定した走行性
4.室内空間の有効利用
5.車両レイアウトの自由度向上
それぞれを順に解説していきます。
ステアバイワイヤシステムで持ち替えが不要
ステアバイワイヤがもたらす操作性の進化
bZ4Xに採用されたステアバイワイヤシステムは、ステアリングホイールとタイヤを物理的につながず、電子制御で操舵する次世代のステアリング技術です。
このシステムの最大のメリットは、「ステアリングの持ち替えが不要になること」。高速道路走行からワインディングロード、そして駐車時の車庫入れまで、一連の操作をシームレスにこなすことが可能になります。
シチュエーションに応じて自動的に最適化
ステアバイワイヤは、走行状況や速度に応じてハンドル操作とタイヤの切れ角の比率(ステア比)を自動調整します。
高速道路では:ステア操作に対してタイヤの舵角を小さめに設定。微細なレーン変更や修正舵に対し、安定した操縦性と安心感を提供。
車庫入れや駐車時は:同じ操作量でもタイヤが大きく切れるように設定され、小回りがしやすくなります。右から左へ素早く切り返すようなシーンでも、ステアリングを持ち替える必要はありません。
ワインディングロードでは:カーブの種類や車速に応じて最適なステア比に調整され、スムーズかつ正確な操作が可能になります。
従来との違いとメリット
通常のステアリングでは、操舵とタイヤの舵角の関係は固定されているため、大きく曲がるにはハンドルを何度も回す必要がありました。
一方、ステアバイワイヤでは、電子制御により状況に応じて操舵の感度を柔軟に変化させることができるため、運転者の負担を大幅に軽減しつつ、正確でストレスのないドライビングが実現します。
総合的に得られる体験
この先進的なステアリング制御により、bZ4Xはあらゆる運転シーンにおいて直感的でスムーズな操作性を提供。ステアリング操作の煩わしさを感じさせず、よりリラックスして運転に集中できるクルマへと進化しています。
ステアバイワイヤシステムが余分な振動を遮断
振動を抑えて、運転疲労を軽減
bZ4Xのステアバイワイヤシステムは、ステアリングとタイヤが物理的に接続されていない構造のため、路面からの余分な振動がドライバーに伝わりにくいのが特徴です。これにより、長時間運転しても疲労感が少なく、快適なドライビングが実現します。
必要な情報だけを手元に
ただし、すべての振動をカットしているわけではありません。路面状況を把握するために必要な振動やフィードバックは、電子的に制御して適切に伝達されています。これにより、ドライバーは安心感を保ちながら、より正確な操舵操作が可能になります。
快適性と安全性の両立
無駄なストレスを排除しながらも、必要な情報はしっかり届ける―。快適性と安全性を高いレベルで両立したステアリングフィールは、bZ4Xの先進性を象徴する大きな魅力のひとつです。
ステアバイワイヤシステムでの安定した走行性
路面の凹凸や車線変更も安定操作
ステアバイワイヤシステムは、路面の凹凸や車線変更時の不安定な挙動を自動制御することで、常に安定した走行を実現します。従来のステアリングでは、ドライバーが振動や挙動変化を感じ取りながら自ら修正操作を行う必要がありましたが、このシステムでは凹凸を感知すると先回りして補正。よりスムーズで快適な走行が可能になります。
車内空間を広く、有効に使える
ステアバイワイヤにより操舵装置とステアリングをつなぐ物理的な機構が不要となるため、運転席周辺の空間が広がります。特に足元スペースが拡張され、運転姿勢の自由度や乗り降りのしやすさが向上。結果として、長時間の運転でも疲れにくい設計になっています。
快適性とスペース効率を両立
機械的な接続を排除したことで、車内設計の自由度が高まり、ドライバーの快適性だけでなく、全体のパッケージ効率にも貢献。先進技術がもたらす実用的なメリットを実感できる装備です。
ステアバイワイヤシステムで車両レイアウトの自由度が向上
コンパクトな駆動系を実現する自由度の高さ
ステアバイワイヤシステムは、ステアリングと操舵機構を物理的につなぐ必要がないため、駆動系全体の設計自由度が大幅に向上します。この自由度によって、従来よりもよりコンパクトで効率的なレイアウトが可能になり、車両全体のパッケージングにも好影響をもたらします。
適材適所の部品配置で信頼性も向上
機械的制約から解放されることで、各部品の最適配置が可能となり、熱対策や耐久性の向上にも寄与します。これにより、単なる快適性だけでなく、安全性・信頼性という面でも進化したシステムとなっています。
中国市場から先行導入、日本導入にも期待
この次世代ステアリング技術は、まず中国市場向けの車両に先行搭載されることが発表されており、他国では2022年以降に順次導入される予定です。日本仕様車での正式採用も待ち遠しいところで、導入されればさらに注目度が高まることでしょう。
高性能インフォテイメントシステム
クラウド連携でリアルタイム情報を取得
bZ4Xには最新のマルチメディアシステムが搭載されており、クラウド上の地図情報をもとに、交通状況や駐車場の空き情報をリアルタイムで取得可能です。従来のナビゲーション機能に加え、効率的な移動をサポートする「移動支援」機能も備えています。
BEVならではのサポート機能も充実
電気自動車として欠かせない、充電ステーションの表示や、現在の充電状況に基づく航続可能エリアの可視化にも対応。ドライバーに安心感を与える機能が充実しています。
音声操作やデジタルキーでスマートな体験
ワイパーやエアコンなどの操作は、音声認識機能でハンズフリー対応。また、スマートフォンを持って近づくだけでドアのロック・アンロックが可能な「デジタルキー」にも対応しています。
OTAアップデートで常に最新機能に
これらの機能は、OTA(Over the Air)により自動的にアップデートが可能。販売店に足を運ぶことなく、いつでも最新のソフトウェアが利用でき、車両の価値が時間とともに向上していく設計になっています。
快適性を重視したコクピット設計
メーターの視認性と快適性を重視したコクピット設計
bZ4Xは、ドライバーの視線移動を最小限に抑えることを重視し、視認性に優れたコクピットデザインが採用されています。特に注目すべきは、ステアバイワイヤシステム車に装備される「ワンモーショングリップステアリング」。一般的な円形ではなく、上下がカットされた航空機の操縦桿のようなデザインで、足元スペースを広く確保できるため、運転姿勢の自由度や乗降性が大きく向上します。
トップマウントメーターと直感的な操作性
ステアリングの上から視認できるトップマウントメーターを採用しており、遠方を見ながらでも自然にメーター情報を確認できます。ステアリングには操作系スイッチが一体化され、運転中の操作性も高く、シフト操作はダイヤル式でステアリング近くに配置。スムーズかつ直感的な操作が可能です。
音声認識機能とコネクテッドナビでさらにスマートに
ワイパーやエアコンを音声で操作できる音声認識機能も搭載予定。さらに、クラウドと連携するコネクテッドナビにより、リアルタイムで交通情報や駐車場の空き状況、充電ステーションの表示や航続可能エリアの確認も可能。BEVとしての利便性を高める最新機能が備わっています。
クラスを超えた居住性と静粛性
bZ4Xは、どの座席に座っても広く心地よく過ごせる空間を目指して設計されました。前後シート間には約1000mmのゆとりが確保され、SUVとしてはトップクラスの居住性を実現。後席でも足元スペースは広く、長時間の移動でも快適です。
遮音性の高いガラスや風切り音対策により、走行中も高い静粛性を確保。モーター走行のEVならではの静けさが、より一層引き立ちます。
走る楽しさと快適性を両立したEV
トヨタ初の量産バッテリーEVとなるbZ4Xは、エコカーの枠にとどまらず、快適な居住空間と運転の楽しさを両立させたモデルです。現在はプロトタイプ段階ですが、ステアバイワイヤシステムなどの先進装備が市販モデルにどう反映されるか、日本市場での登場が待ち遠しい一台です。
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トヨタbZ4XのBEVとは一体何?
BEVって何?HVやPHV、FCVとの違いは?
BEVとは「Battery Electric Vehicle」の略で、外部から充電した電力だけを使って走行する車を指します。
一般的に「電気自動車(EV)」という言葉でも表されますが、ハイブリッド車(HV)やプラグインハイブリッド(PHEV)、燃料電池自動車(FCV)などとの混同を避け、より明確に分類するために「BEV」という呼称が使われるようになりました。
つまりBEVとは、「バッテリーに蓄えた電気のみでモーターを駆動する車両」を意味します。
BEV車のメリット
BEV車は電力のみで走行するため、走行中に二酸化炭素をまったく排出しません。環境への負荷が極めて少ないことから、非常に優れた環境性能を持つ車として注目されています。
また、電気は夜間などの料金が安い時間帯に充電することで、ガソリン車と比べて日常の走行コストを大幅に抑えることが可能です。経済性と環境性の両面でメリットのある次世代のモビリティといえるでしょう。
BEV車のデメリット
充電インフラの課題とバッテリー劣化への配慮
BEV車は自宅や公共の充電スポットで電力を補給する必要がありますが、地域によっては充電設備が十分に整っていない場合もあり、長距離移動時に不便を感じることがあります。また、長年の使用によってバッテリーが劣化し、満充電時の航続距離が短くなる点も懸念されます。
この点、bZ4Xはバッテリーの劣化を抑える設計がなされており、長く安心して使用できる仕様となっています。
「e-TNGA」が実現する低重心・高剛性ボディ
bZ4Xはスバルと共同で開発したEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用。大容量で薄型のバッテリーを車両の床下に配置することで低重心化を図り、モーターやインバーターを一体化した「e-Axle」を新開発・搭載することで、安定性と操縦性を向上させています。
さらに、ボディにはホットスタンプ材や高張力鋼板を使用し、前後サスペンションの剛性も高めることで、乗り心地とハンドリングの向上を実現しています。
電動車の「走る楽しさ」も両立
bZ4Xは「電動車は退屈」というイメージを覆すことを目指して開発されました。素早いレスポンスや滑らかな加速、高精度な出力制御など、モーター特有の性能を活かし、ドライバーに走る楽しさを提供します。
また、4WDモデルにはスバルが培った「X-MODE」制御を搭載し、日常の街乗りから軽いオフロードまで対応。多彩なシーンで走破性を発揮します。
充実の安全性と衝突対応設計
bZ4Xには「トヨタセーフティセンス」をはじめとする先進の運転支援機能を搭載。衝突時の乗員保護はもちろん、電池パック自体も衝突エネルギーから保護される構造となっており、安全性にもしっかりと配慮された設計です。
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トヨタbZ4Xの省エネルギー技術
安心して使えるEVを目指して
bZ4Xは、実用性を重視した設計により、WLTCモードで500kmという十分な航続可能距離を確保。これは従来のトヨタ車と同等レベルの数値であり、バッテリーEVが初めてという方でも不安なく使用できる性能に仕上がっています。
軽量化と空力性能で効率的な走行を実現
航続距離の確保には、車体の軽量化とエネルギー効率の向上が不可欠です。bZ4Xでは、軽量なボディ構造を採用し、少ないエネルギーでの走行を実現。また、空気抵抗の低減にも取り組むことで、さらなる効率向上に貢献しています。
エネルギー消費を抑える高効率空調システム
EVの走行距離に大きく影響するのが空調、とくに暖房です。bZ4Xには、エネルギー消費を抑えるヒートポンプ式エアコンを採用。さらに、シートヒーターやステアリングヒーター、前席足元の輻射ヒーターも装備し、効率的な暖房で体感温度を高めながらエネルギーの無駄を抑えています。
日常使いでも「充電の不安」がないEVへ
ガソリン車のように短時間で燃料補給ができないEVにとって、充電切れの心配を軽減することは非常に重要です。bZ4Xは、長距離の航続性能と高効率システムを両立させることで、日常の使用においても充電を気にせず安心して使えるEVを実現しています。
bZ4Xの動力性能
駆動方式
bZ4Xには、FWD(前輪駆動)モデルと4WD(四輪駆動)モデルの2種類がラインアップされています。
近年のBEVでは、Honda eやテスラ・モデル3のように、RWD(後輪駆動)ベースの設計が増加傾向にあります。
しかし、トヨタがこれまで開発してきた多くの車はFWDが主流であり、操作のしやすさや取り回しの良さから、多くのユーザーにとって最も扱いやすいと判断されました。そのため、bZ4XではFWDの採用に重点が置かれています。
モーター性能
スバルと共同開発の「e-Axle」採用
bZ4Xの駆動ユニットには、スバルと共同開発された「e-Axle」が採用されています。これは、モーター、トランスアクスル、インバーターを一体化したユニットで、軽量・コンパクトかつ高効率な構造が特徴です。
FWDと4WDで異なる出力仕様
FWD(前輪駆動)モデルにはフロントに1基のモーターを搭載し、最大出力は150kW。
一方、4WDモデルは前後に各1基ずつモーターを搭載し、それぞれ最大出力は80kW。システム全体の最大出力は160kWとなっています。
加速性能は、FWD車で0〜100km/hを8.4秒、4WD車で7.7秒と、実用的な加速力を持っています。
パフォーマンスより「使いやすさ」を重視
日産アリアではFWD車160kW、4WD車290kWと、より高出力な仕様が用意されていますが、bZ4Xでは「日常的な走りに過剰なパワーは必要ない」というトヨタの方針のもと、あえて出力を抑えたモーターを採用しています。
これにより、モーターの軽量化や車両全体の重量低減にも貢献しており、航続距離や取り回し、乗り心地といった実用面でのメリットを最大化しています。
航続距離
実用性を重視した航続距離設定
bZ4Xの一充電あたりの航続距離は、2WD(FWD)モデルで約500km、AWD(4WD)モデルで約460kmとなっています。現在のEVにおける一般的な目安が約400kmであることを考えると、bZ4Xはやや長めの設定です。
冬場の使用も想定した実航続距離
トヨタは「400km走れれば十分」とは捉えていません。特に電力消費の多い暖房を使用する冬場など、実際の使用環境においても不安なく走れることが重要だと考えています。そのため、航続距離500km前後という仕様が選ばれました。
「顧客第一」のトヨタらしい判断
設計思想は、トヨタの「顧客第一主義」が反映された結果と言えるでしょう。数値上のスペックだけでなく、実際の使い勝手を重視した、ユーザー本位のパフォーマンス設定がなされています。
充電性能
交流・直流両対応の充電性能
bZ4Xは、AC(交流)充電で最大6.6kW、DC(直流)急速充電では最大150kWの出力に対応しています。家庭用や商業施設などでの普通充電に加え、時間を短縮したいシーンでは急速充電が活躍します。
急速充電で約30分の高効率
DC急速充電器を用いた場合、30分でバッテリー容量の約80%まで充電が可能です。短時間の充電でも実用的な走行距離が確保できる点は、忙しい日常にもフィットする利便性の高さを示しています。
将来性を見据えた150kW対応
現在、国内では150kW出力の急速充電器はまだ普及途上ですが、今後のインフラ整備を見越した仕様です。5年後、より高出力の充電環境が整ってくる中で、bZ4Xの150kW対応は大きな魅力となるでしょう。
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トヨタ bZ4Xの安全性能
最新のToyota Safety Sense
最新の予防安全技術「Toyota Safety Sense」搭載
トヨタ bZ4Xには、ミリ波レーダーと単眼カメラの検知範囲を大幅に広げた、トヨタの先進予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が搭載されています。これにより、歩行者との接触事故、正面衝突、追突などのリスクを事前に検知・回避し、ドライバーのミスや疲労をしっかりとカバーします。
高度運転支援「Toyota Teammate Advanced Park」も装備可能
さらに、bZ4Xにはトヨタの高度運転支援技術「Toyota Teammate Advanced Park」も搭載可能です。分岐や車線変更、追い越しといったシーンで車間距離の調整や操舵を自動でアシスト。スムーズかつ安全な運転をサポートします。
視覚的にもわかりやすい表示システム
車両周囲の状況はディスプレイ上にアニメーションで表示され、視覚的に直感的なインターフェースとなっています。運転に不慣れな方でも安心して活用できる先進のサポート機能です。
衝突安全性能の追求
全方位衝突対応の高剛性ボディ構造
bZ4Xは、乗員の安全はもちろん、バッテリーや衝突相手の車両も守ることを目的に「全方位衝突対応構造」を採用しています。
衝撃を効果的に吸収するクロス骨格
BEVユニットを収めるコンパートメント部分には、車体を横断するクロス骨格が設けられています。これにより、衝突時のエネルギーを効率よく吸収・分散し、乗員保護性能を高めています。
さらに車両前方には2本のクロス部材を配置し、前面衝突時に相手車両への衝撃も軽減する設計となっています。
電池パック保護のための強固なキャビン構造
床下に搭載された大容量電池パックを保護するため、キャビン前部には強固な枠型骨格を構成。これにより、あらゆる方向から加わる衝突荷重を分散し、電池パックの安全性を確保すると同時に、車体全体の衝突安全性を高めています。
電池の安全性の追求
bZ4Xの電池は安全性を最優先に設計
bZ4Xに搭載されているバッテリーには、高度な安全技術が多数採用されています。まず、電池内に異物が混入しても異常発熱が起こらないよう設計されており、異物の混入自体を防ぐ製造プロセスも導入されています。
電圧・電流・温度を多重監視
電池の状態は常にモニタリングされており、電圧・電流・温度を多重に監視することで、異常発熱の兆候を早期に検知し、事故を未然に防ぐことが可能です。
冷却液の漏れにも配慮した設計
仮に冷却液が漏れた場合でも、電池本体に触れないように設計されているため、安全性が確保されています。さらに、採用されている冷却液は高抵抗タイプであり、電池に触れてもショートや発火を起こさないよう配慮されています。
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bZ4XのSDGs貢献機能
走行時の省エネ性能の向上
bZ4Xは空力性能やボディの軽量化を追求した設計になっています。
また、冬場の暖房による消費電力を減らすため、ヒートポンプ式エアコンやシートヒーター、ステアリングヒーター、前席乗員足元の輻射ヒーターを採用しし、これらの暖房機器の採用により、冬場で暖房を利用しながらの運転でも長い航続距離の確保に成功しました。
エネルギーを生み出すEV
bZ4Xはカスタマイズとしてルーフソーラーパネルを搭載できます。トヨタ社内試算値によると、1年間で走行距離1,800kmに相当する電気の発電が可能です。
ルーフソーラーパネルを搭載すれば、充電スタンドがない場所でも充電可能で、災害時でも生活に必要な電力を生み出せます。
再利用と安全性を考慮した電池構造
再利用を前提に開発された高耐久バッテリー
bZ4Xに搭載されるリチウムイオン電池は、再利用を前提に設計されています。使用開始から10年または24万km走行後でも、電池容量を90%維持できる高性能なバッテリーが採用されており、車両の解体後も、バッテリー単体で他製品に再利用することが可能です。
他車との比較でも際立つバッテリー耐久性
たとえば、日産リーフのバッテリー保証は「8年または16万kmで70%以上の性能保証」とされており、bZ4Xの電池性能はそれを大きく上回る耐久性を誇ります。この点からも、bZ4Xの電池品質が非常に高水準であることがわかります。
中古車としての価値も高い
このような耐久性能の高さにより、中古車として購入する場合でも電池劣化を心配する必要が少ないのがbZ4Xの大きな魅力です。たとえ航続距離が他のEVより短めだとしても、長年乗ってもその距離がほとんど変わらないため、下取りや再販時の価値が下がりにくいと考えられます。
中古市場での安定価値が、普及の後押しに
「顧客第一主義」を掲げるトヨタが、BEV市場で本格参入を果たせた理由の一つには、中古車市場でも価値が落ちにくいバッテリー設計があると言えるでしょう。これは、BEV導入を迷うユーザーにとっても安心材料となります。
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トヨタ bZ4Xレビューのまとめ
トヨタ、ついに本格BEV市場に参入
「トヨタは電気自動車の開発で出遅れている」と言われてきましたが、bZ4Xの登場によりその評価は大きく覆りそうです。搭載された先進技術や機能を見る限り、BEV市場に強いインパクトを与える存在になることは間違いありません。
サステナブルな未来への貢献
とくに注目すべきは、SDGsへの取り組みに直結する設計思想です。bZ4Xは、電池パックや車両構成部品のリサイクルを前提に開発されており、環境負荷の少ないEV車として他メーカーを一歩リードしているとも言えるでしょう。
今後のbZシリーズにも注目
トヨタは2025年までに「TOYOTA bZシリーズ」を7車種展開する計画を発表しており、今後のBEV戦略が本格化していくことが予想されます。bZ4Xはその第一弾として、技術・環境・快適性のすべてを兼ね備えたバランスの取れたEVに仕上がっています。
プロトタイプに見る“未来”
今回紹介したbZ4Xは現時点ではプロトタイプ車両ですが、ステアバイワイヤシステムなど革新的な技術が市販モデルに反映されるかにも注目です。走行性能だけでなく、運転の楽しさや快適な室内空間を備えたこの車両が、エコカーの新たな基準になる可能性もあります。
最後に
トヨタ自動車のプレス発表資料をもとに構成しています。市販時には一部仕様が変更となる可能性もありますので、最新情報のチェックもお忘れなく。
bZ4Xに続くbZシリーズの展開にも、今後ますます期待が高まります。最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。