新型日産リーフの価格・補助金・航続距離
電気自動車(EV))のパイオニアとして知られる日産リーフは、2009年の初代発売以来、累計70万台以上を販売してきました。しかし近年は、欧米メーカーや新興ブランドの台頭、さらにはユーザーの関心がハイブリッド車へシフトする中で、その存在感がやや薄れていたのも事実です。
“巻き返し”を狙うフルモデルチェンジ
そうした状況を打破するために登場したのが、新型リーフです。これは単なるフルモデルチェンジではなく、日産が次世代EV戦略の中核と位置づける“巻き返し”の象徴といえるモデル。注目は、大胆にクロスオーバーSUVスタイルへ転換したこと、そして最大600km超(WLTCモード)の航続距離を実現したことです。
EVを“次のあたりまえ”へ
新型リーフは、実用性・デザイン・走り・快適性のすべてを大幅に進化させています。その狙いは、EVを特別な選択肢ではなく、「次のあたりまえ」として普及させることにあります。
新型リーフの補助金額は?
グレード | 補助金額 |
---|---|
新型リーフ | 85万円 |
新型リーフの基本情報
52kWh | 75kWh | |
---|---|---|
価格 | 410万~450万円 | 530万~580万円 |
バッテリー容量 | 52kWh | 75kWh |
航続距離 | 未発表 | 600km以上 |
電費 | 未発表 | 8km/kWh以上 |
充電時間(6kW) | 9時間 | 13時間 |
充電時間(急速充電) | 30分 | 35分 |
全長/ 全幅/ 全高mm | 4360/ 1810/ 1550 | 同左 |
重量 | 1,982kg | 同左 |
ホイールベース | 2690mm | 同左 |
最高出力 | 130kW | 160kW |
最大トルク | 345Nm | 355Nm |
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新型リーフの基本スペック紹介
新型リーフは、従来モデルから大きく進化した性能を引っ提げて登場しました。特に注目すべきは、航続距離・パワートレイン・充電性能というEVの根幹となる部分が刷新されている点です。
注目の進化ポイント
・航続距離:より長距離走行が可能となり、日常使いから旅行まで幅広く対応
・パワートレイン:加速性能や静粛性が向上し、走りの質感が大幅に改善
・充電性能:短時間で効率的に充電できる仕様へと進化
新型リーフの基本スペック
52 kWhモデル
最大出力:130 kW
最大トルク:345Nm
航続可能距離:未発表
75 kWhモデル
最大出力:160 kW
最大トルク:355Nm
航続可能距離:600km
なお、駆動方式はいずれも前輪駆動で、現時点では4WD仕様の発表はありません。ただし日産は今後、e-4ORCEを採用した4WDモデルを別途投入する可能性も示唆しています。
車体サイズは、全長4405mm、全幅1810mm、全高1557mm、車両重量は1794~1982kg、となっています。
同社の電気自動車(EV)「アリア」、を1周りコンパクトにした印象です。
急速充電対応と充電時間の短縮
新型リーフの充電性能も大幅に強化されました。150 kWまでの急速充電に対応し、10%から80%までの充電を最短35分で完了できます。
また、使用地域に応じて以下の充電規格に対応しています。
・日本仕様:CHAdeMO
・欧州仕様:CCS(コンボ)
・米国仕様:NACS(テスラ規格)
これにより、それぞれの地域で主流となっている充電ネットワークと高い互換性を確保し、安心して利用できる環境を整えています。
バッテリーを常に最適な状態に保つ新機能
さらに注目すべきは、「ナビリンクバッテリーコンディショニング」機能です。目的地までのルートや気温条件をもとに、出発前にバッテリーを自動で最適温度へ調整。これにより、
・急速充電時の充電速度を安定化
・航続距離のロスを軽減
・気温変化が大きい環境でも安心して走行可能
といったメリットが得られます。
利便性と信頼性の両立
地域ごとの充電規格対応とバッテリーコンディショニングの組み合わせにより、新型リーフは**「使いやすさ」と「信頼性」**を一段と高めたEVに進化しました。
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新型リーフのエクステリアデザイン
新型リーフは外観・内装ともに従来のイメージを一新。電気自動車(EV)としての先進性だけでなく、日常の使いやすさや質感にまで踏み込んだ設計がなされており、ファミリーユースや通勤用途でも魅力を発揮する仕上がりとなっています。
クロスオーバーSUVへ進化した新型リーフ
もっとも大きな変化は、従来のハッチバックからクロスオーバーSUVへとボディタイプが変更された点です。これにより、車高と着座位置が高くなり、運転時の見晴らしが改善。SUVならではの使い勝手が加わり、日常からロングドライブまで快適性が大きく向上しています。ユーザーニーズを踏まえた結果、最良の選択肢がクロスオーバーSUVだったといえるでしょう。
タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム
新型リーフのデザインは「タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズム」をコンセプトに、日本の伝統美と未来志向を融合。
・ボディの各所には、日本刀を想起させるシャープなエッジライン
・和の感性を取り入れたグラフィック
これにより、時代を超えて魅力を放つ独自のスタイルが生まれています。
先進性を強調したフロントフェイス
フロントフェイスは、日産の最新デザインアイデンティティを強調。
・開口部のないグリル構造
・ライトハウジングと一体化したシャープなライン
未来感を漂わせつつ、EVらしいクリーンな表情を実現しています。
SUVらしさを打ち出したサイドビュー
サイドには、ブラックアウト処理されたフェンダーガーニッシュを装備。SUVらしい力強さを演出しています。ドア下部に走るキャラクターラインは、前進感を与えつつ車体の重さを軽減する効果を持っています。
個性を放つリアデザイン
リアでは、現行型「Z」を思わせるスクエア型のテールランプが印象的。リアウインドウから続くブラックアウト処理により、統一感とモダンさを両立。さらに、リアバンパー下部の跳ね上げデザインによってスポーティーな印象を演出し、腰高感を緩和しています。
優れた空力性能
EVにとって重要な空力性能も徹底的に見直されています。
・Cd値(空気抵抗係数):0.26(欧州仕様は0.25)
・前後の空気の流れを制御するエアロデバイス
・フラッシュタイプのドアハンドル
・リアスポイラー
これらの工夫により、SUVとしては極めて優れたCd値を実現し、航続距離の向上にも貢献しています。
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新型リーフのインテリアデザイン
新型リーフのインテリアは、EV専用プラットフォーム**「CMF-EV」**を採用したことで大幅に進化。フラットな床面と伸びやかなインストゥルメントパネルが生み出す開放感に加え、先進的なディスプレイ構成が特徴となっています。
運転席周りの先進装備
ドライバーを取り囲む空間には、最新のデジタル機能と利便性が集約されています。
・12.3インチ デジタルメーター+14.3インチ センターディスプレイ
・Google Built-in(ナビ、音声アシスタント、Google Play対応)
・Apple CarPlay/Android Auto対応
・調光機能付きパノラミックガラスルーフ
・Bose Personal Plusオーディオ(8スピーカー)
快適性を支える装備
長距離でも疲れにくく、上質な車内空間を演出する工夫も随所に見られます。
・ゼログラビティシート:人間工学に基づき、長時間の着座でも疲れにくい構造
・64色アンビエント照明:気分やシーンに合わせて調整可能
・フル防音構造+二重ガラスウィンドウによる高い静粛性
後席と荷室の実用性
後席は大人2人が快適に座れるスペースを確保。荷室容量は420〜437Lとクラストップレベルを誇り、パワーテールゲートによって積み下ろしも容易です。
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パワートレインと走行性能
新型リーフのドライブフィールは、従来モデルから一段と洗練されたものへと進化しています。単にモーターの出力を強化しただけでなく、車体構造、シャシー、静粛性、制御系まで広範囲に見直され、より自然で快適な走りを実現しています。
3 in 1統合パワートレインの採用
最大の特徴は、「3-in-1」設計を採用した最新の駆動ユニットです。これは、モーター、インバーター、減速機(リデューサー)を1つのユニットに統合した構造で、部品点数と体積を大幅に削減しています。
・サイズ:約10%小型化(従来比)
・軽量化:モーターやギア構造を見直し、車体全体のバランス向上
・熱効率:電力損失を抑え、発熱・騒音を大幅に低減
このコンパクトなユニットをフロントアクスルに配置することで、室内空間と前方視界を確保しながら、低重心化にも貢献。結果として、安定したコーナリング性能と滑らかな加速感が両立されています。
さらに、新型リーフではパワートレインを支持するマウントを高剛性化。これにより、加減速時に発生する振動を最大75%低減(従来比)。同時に床下・ドア周りの遮音処理も強化されており、街中でも高速走行中でも静かで快適なキャビン空間を維持できるようになっています。
走りを支える新設計のシャシー構造
新型リーフの足回りは、プラットフォームの刷新により大きく進化している。前輪はストラット式、後輪にはマルチリンク式サスペンションを採用。これにより、段差や凹凸の吸収性能が向上し、フラットで落ち着きのある乗り味を実現しています。
・ボディ横剛性:約66%向上(欧州仕様比)
・サスペンション剛性:車両の挙動変化に迅速に対応
・ステアリングレスポンス:より自然で安定したフィーリング
街中での取り回しにも配慮されており、最小回転半径は5.3m。クロスオーバーSUVのサイズを感じさせない扱いやすさがあり、狭い住宅街や立体駐車場でもストレスなく運転できるよう設計されています。
電気自動車(EV)らしいスムーズで力強い加速
最大トルクは発進直後から立ち上がるため、アクセルを軽く踏んだだけでスムーズに前へ進む。この特性は、坂道や信号スタートなど、日常のあらゆるシーンでドライバーに安心感をもたらします。
・52 kWhモデル:130kW(174馬力)、345Nm
・75 kWhモデル:160kW(214馬力)、355Nm
力強さと静けさ、滑らかさのバランスが取れており、「エンジン車には戻れない」と感じるユーザーも少なくないでしょう。なお、アクセルペダルだけで加減速が可能な“e-Pedal”については、今作では採用が明言されていないが、将来的な搭載を視野に入れている可能性もあります。
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新型リーフの充電・電池管理技術
電気自動車(EV)の実用性を左右するのが、いかに簡単に充電できるか、だと思われます。新型リーフはこの点でも、従来モデルを大きく上回る性能と利便性を備えており、充電ストレスの軽減に向けた多くの工夫が盛り込まれています。
急速充電性能と国際規格への対応
新型リーフは、最大出力150kWの急速充電に対応しています。これにより、10%から80%までの充電が最短35分で完了し、通勤や買い物の合間の短時間で補充できるため、外出先での使い勝手が格段に向上しました。
約14分の充電で250kmの航続が可能となり、ガソリンエンジン車の給油により近づいたと言えるでしょう。
さらに、充電口は各市場の規格に対応するよう設計されており、主要な国際充電インフラとの互換性が高く設計されています。
・日本仕様:CHAdeMO
・欧州仕様:CCS(コンボ)
・米国仕様:NACS(テスラ規格)
もちろん通常の家庭用充電器の使用も可能で、6kw充電であれば約12時間で満充電となります。
バッテリー温度管理とエネルギーマネジメント
高性能バッテリーの性能を安定して引き出すためには、温度管理が不可欠です。新型リーフは、冷却・加熱の両機能を備えた冷熱一体型バッテリー温度制御システムを搭載。これにより、外気温に左右されにくく、寒冷地でも安定した充電速度と航続距離を確保できるようになっています。
・バッテリー温度の事前調整で充電効率を最大化
・気候に左右されない安定した電力供給
また、回生ブレーキやエアコンの制御も統合的に管理されており、電力のムダを抑えながら走行性能と快適性を両立しています。こうしたエネルギーマネジメント技術は、電気自動車(EV)が“電力で走る機械”である以上、重要な差別化要素になっています。
充電計画とエネルギー利用の見える化
新型リーフでは、専用アプリや車載ディスプレイを通じて、バッテリー残量、推定航続距離、最寄りの充電スポット情報、出発時間に合わせた充電スケジューリングなどを一括で管理が可能です。
加えて、「インテリジェントルートプランナー」では、充電が必要になるタイミングを予測し、ルート上の急速充電スポットを提案。日常的な通勤から、旅行や出張といった長距離移動まで、計画的な電力管理をサポートしてくれます。
・アプリ連携でスマートに充電管理
・バッテリーの使い方が“見える”から不安が減る
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新型リーフの安全・運転支援機能
新型リーフは、単に電気で走るだけの車ではありません。日常の運転をサポートする数多くの先進機能を搭載し、安全性と運転のしやすさを一段と高めています。ドライバーの負担を軽減し、事故のリスクを減らすこれらの機能は、電気自動車(EV)を“普通に使えるクルマ”にするための重要な要素です。
充実した運転支援システム
新型リーフには、日産が長年開発を重ねてきた先進運転支援技術「ProPILOT2.0」が搭載されます。
ProPILOT 2.0は、ナビ連動による自動走行ルート設定、高速道路でのハンズオフ対応(特定条件下)。
事前に設定したルートに基づいて加減速や車線変更の支援を行い、高速道路での長距離運転時の負担を大幅に軽減します。インテリジェントディスタンスコントロールにより、前の車が減速した際に、ドライバーがアクセルを離すと自動的に減速し、完全停止までサポートします。一般道での安全運転もサポートする機能が複数搭載されています。
・インテリジェントクルーズコントロール
・車線逸脱防止支援
・衝突被害軽減ブレーキ(歩行者・自転車検知対応)
・駐車時の自動ブレーキ作動支援
これらの機能により、渋滞時や高速移動中、狭い道での操作まで、幅広いシーンで運転のストレスを軽減することが可能です。
視界と操作性を高めるカメラ&センサー
新型リーフは、周囲の状況を“見える化”する機能にも力を入れている。車体には複数のカメラとセンサーが搭載され、これらを統合して生成される「インテリジェントアラウンドビューモニター」は、駐車時や交差点などで特に効果を発揮する。
このシステムでは、以下のような映像ビューが提供される。
・俯瞰映像による車両周囲の確認(トップビュー)
・フロントワイドビュー(見通しの悪い交差点で有効)
・Invisible Hoodビュー(ボンネット下の仮想透視図)
加えて、物体検知や接近アラートも表示されるため、車庫入れや狭い道での運転が格段にしやすくなる。こうした「視覚支援」によって、運転に自信のないユーザーでも安心して扱える一台となっている。
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新型リーフのまとめ
新型リーフは、日産が再び本気で電気自動車(EV)のスタンダードを取りに来たことを示す、象徴的なモデルです。航続距離・快適性・安全性・ライフスタイルとの親和性――あらゆる面で従来型を超え、**「ふつうに選べるEV」**へと進化を遂げています。
EV入門にも買い替えにも適したモデル
それでも新型リーフは、「EVに踏み出す最初の一歩」として、また「次の一台にちょうどいい選択肢」として、非常にバランスの取れた完成度を備えています。普及期のEVとして、日産が再び市場を牽引する存在になる可能性を十分に秘めています。