BYD電気自動車を徹底分析

投稿日:2024年06月25日

BYD(Build Your Dream)は1995年に創立した中国のEVメーカーです。元々は電池メーカーでしたが、2000年代に入って自動車メーカーへ転身し、現在は業界シェアトップのテスラ(米)と覇権争いを展開するほどの急成長をとげています。
「BYD電気自動車って最近よく聞くけど詳しくは知らない」という人もいるかもしれません。この記事では、BYD電気自動車について詳しくリサーチし、特徴や将来性を徹底分析しました。BYD電気自動車のことを詳しく知りたい方や、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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BYD電気自動車の歴史・進化・背景

BYDの電気自動車はいつどこで誕生し、どのように成長して今日に至っているのでしょうか。ここでは、BYD電気自動車の歴史概略をまとめました。

BYD電気自動車のルーツと軌跡

中国・広東省深圳市に本社を置くBYD(Build Your Dreams)は、1995年に創業した電池メーカーからスタートしました。創業当初は主に2次電池を製造し、1999年には世界最大規模の電池メーカーに成長。2000年代に入るとリチウムイオン電池の生産を開始し、次世代エネルギー分野で存在感を高めていきます。

 EV事業への本格参入 
電池メーカーとして培った経験と技術を活かし、BYDは2008年に初のハイブリッド車「F3DM」を発売。これを契機に電気自動車(EV)事業を本格的に拡大していきました。翌2009年にはタクシー市場向けの電気自動車「E6」と大型バス「K9」を発表。さらに2013年にはハイブリッドセダン「Qin」を販売し、いずれも市場で高い評価を得ています。

 世界トップクラスのEVメーカーへ 
2015年にはEVの販売額で世界トップに立ち、テスラや日産といった先行メーカーを追い抜く存在となりました。以降も次々と新型EVを投入し、そのラインアップを拡大。中国国内にとどまらず、世界市場におけるEVシフトを牽引する立場へと成長しました。

 世界的な潮流を支える存在 
現在、世界的に中国メーカーの台頭が著しい中、その中心的な役割を担っているのがBYDです。急速な成長を遂げた背景には、電池メーカーとしての強みを基盤に、電動車両の開発・供給へと大胆に転換した戦略があるといえるでしょう。

電気自動車メーカー・BYDの進化の背景

BYDの急成長を支えた最大の要因は、自社で開発したリン酸鉄リチウムイオン電池です。EV用バッテリーとしてこの電池を採用し、独自の改良を重ねることで高い安全性と安定性、そして長い航続距離を実現しました。この競争優位性の高いバッテリー技術こそが、BYDを他のメーカーと差別化する強みとなったのです。

 世界的投資家からの信頼 
このバッテリー技術は世界的にも注目され、稀代の投資家ウォーレン・バフェットの目に留まりました。バフェットはBYDに多額の出資を行い、その信頼と支援が同社の世界的な飛躍を後押ししました。投資の成功例としても知られるこの出資は、BYDがグローバルEV市場で存在感を高める礎となりました。

 バフェットという後ろ盾 
ウォーレン・バフェットは米国出身の投資家・経営者であり、半世紀近くにわたり世界の長者番付トップ10に名を連ねてきた「投資の神様」です。自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの会長としても、長期的な投資哲学を貫いてきました。BYDの背後には、この投資界のレジェンドの存在があり、その信頼が同社の成長をさらに加速させたといえるでしょう。

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BYDのビジョンと電動化への取り組み

BYD電気自動車が目指す世界的なEVシフト

BYDが掲げるビジョンの根底には、国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)や2050年カーボンニュートラルの実現があります。公式声明においても、自社の事業活動を通じてこれらの課題に積極的に貢献していく姿勢を示しています。

 EVシフトの至上命題 
BYDが目指す具体的な姿は、「あらゆる乗り物のEVシフト」です。個人向けの自家用車から公共交通まで、ガソリン車を電気自動車に置き換えることを至上命題としています。その象徴が、エンジン車の生産終了という決断です。現在BYDが生産する車両はすべて電気自動車(BEVまたはPHEV)であり、100%電動化を実現しています。

 世界市場を見据えた狙い 
BYDは、乗り物の電動化を推し進めることで、地球規模の環境課題の解決に貢献すると同時に、電動化が進む世界市場をリードする狙いを持っています。単なる自動車メーカーの枠を超え、持続可能な社会を支える企業としての存在感を強めているのです。

ファミリーカーから公共交通までオール電動化へ

BYDの電動化への取り組みは、手法が徹底しています。日本でもおなじみの「ATTO3」や「DOLPHIN」のようなファミリーカーだけでなく、タクシーやバスなど公共交通の自動車も電動化する作戦を展開しています。BYDが開発・販売する「e6」(タクシー)や「K9」(バス)が、いずれも法人用として日本にも輸入され活用されていることはあまりにも有名です。さらにバスやタクシーだけでなく、EVのフォークリフトも開発されています。このようにBYDの姿勢からは、一般交通、公共交通、ひいては交通網全体を電動化したい思惑が見てとれます。BYDはこうした徹底した取り組みにより急成長を続けており、その躍進ぶりはEVの販売台数をはじめ多くの指標において顕著です。

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BYD電気自動車の技術的特徴

BYD技術の中枢 ― バッテリー

電気自動車の心臓部ともいえるバッテリー。BYDの技術の根幹にあるのは、独自に開発した「ブレードバッテリー」です。安価で安定した物質として知られるリン酸鉄リチウム電池をベースに、独自の技術で改良を重ね、世界的に注目される革新的な電池を生み出しました。

 ブレードバッテリーの特長 
BYDのブレードバッテリーは、熱安定性や構造強度、安全性に優れているのが大きな特長です。加えて、長い航続距離と寿命を確保しつつ、従来のニッケル水素電池やリチウムイオン電池と比べてもコストを抑えることに成功しました。電費効率が高く、家庭用電源での充電にも対応している点は、ユーザーにとって実用性の高いメリットといえるでしょう。

 電池メーカーとしての原点 
BYDはもともと電池メーカーとして創業しました。その経験と技術がEVメーカーへと成長した現在も事業の根底を支えています。電池開発から自動車事業への展開は、同社が段階的に進化を遂げてきた証であり、競合との差別化を実現する強みとなっています。

一貫体制で必要な技術を開発・製造するチカラ

BYDの革新的技術はバッテリー製造技術ですが、それを維持する体制やリソースの豊富さにも注目することができます。特に重要なポイントは、BYDが必要な技術に一貫対応できるチカラを有していることです。BYD電気自動車の製造においては、末端の部品に関してこそ外注を行っていますが、バッテリーやモーターなどコア技術に関しては、BYDはすべて自社で一貫生産しています。この内製率の高さ、あるいは必要な技術を自社一貫体制で開発・製造できるチカラこそが、BYDの世界企業としての技術的な強みといえるでしょう。

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充電インフラとBYDの互換性

日本市場においてBYD電気自動車が実用的なクルマであるためには、充電インフラとの互換性がポイントになります。この点、現状はどのようになっているでしょうか。

BYD電気自動車の充電方式は日本に準拠している

BYDは日本からすると外車ですが、充電方式は日本に準拠した方式となっているため安心です。普通充電はJ1772、急速受電の企画はCHAdeMOに対応していますが、これらはいずれも日本や米国の、あるいは日本が主導的に標準化を進めているメジャーな規格です。そのため日本国内でBYD電気自動車を充電するにあたって、不便やストレスを感じることは少ないでしょう。では標準規格のJ1772とCHAdeMOについて、以下に概要をまとめておきます。

充電規格「J1772」「CHAdeMO」について

J1772は、日本と米国で普及している普通充電用の標準規格です。設置コストの安さや普遍性の高さを特徴とし、日本国内で販売されるBEVはすべてこのJ1772に対応しています。インフラ整備はとても簡単。J1772の専用コネクタを使用することで、EVのスムーズな充電が可能です。
一方、CHAdeMOは、2010年から日本が主導的に規格化を進めている急速充電方式です。世界を席巻しているとは言い難い状況ですが、多くの国々で採用されており、少なくとも日本国内では多くの急速充電スタンドで利用することができます。

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BYD電気自動車のカスタマーサポートとアフターサービスの評価

外車というとアフターフォローに不安がありますが、BYDでは充実したアフターサービス体制を構築しています。サービスラインナップとしては、「購入サポート」「アフターサポート」「保証」の3つが挙げられます。以下にそれぞれのポイントをまとめました。

購入サポート

BYDの購入サポートは、ユーザーのBYD車購入をサポートする支援メニューです。独自の自動車保険プランやファイナンスサービスを用意しています。自動車保険プランでは、基本補償とオリジナル補償が付帯する充実した内容となっているため、万一の際にも安心です。ファイナンスサービスでは、ローンプランとしての「オートローン」と、希望のBYD車を月々一定の金額で一定期間利用できる「オートリース」が利用できます。

アフターサポート

アフターサポートは、文字通り、BYD車購入後の車両の状態維持を支援するメンテナンスサービスです。BYDでは「メンテナンス パッケージ(BYD eパスポート)」と題して、初回の車検費用を含む4年間のメンテナンスパッケージを提供しています。点検整備を担当するのは、経験豊富なサービススタッフと専用診断システムが行うため安心です。

保証サービス

BYDの保証サービスには、新車保証と延長保証があります。新車保証では、動力伝達機構やステアリング機構など一般的な部品を対象とする一般保証や、ボディ塗装、高電圧部品、ロードサイドアシスタンスなどを用意しており、ラインナップが充実しています。保証期間はそれぞれ、一般保証/4年間または10万km、ボディ塗装/4年間または10万km、高電圧部品/8年間または15万km、ロードサイドアシスタンス/4年間です。新車保証終了後は、ユーザーの希望により有償での延長保証を適用できます。


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BYD電気自動車のラインナップの比較と特徴

BYDはこれまでさまざまなEVを販売してきましたが、現在、日本で販売されているのは以下の3車種です。
● ATTO3
● DOLPHIN
● SEAL
いずれ劣らぬBYDのEVですが、それぞれ特徴が異なるところもあります。以下に車種ごとの違いと全体の共通点をまとめましたので、参考にしてください。

タイプの異なるEVをバランスよくラインナップ

日本市場で展開するBYDのEV3車種、ATTO3、DOLPHIN、SELはそれぞれ、クルマのタイプが異なっています。ATTO3は「SUV」、DOLPHINは「コンパクトカー」、SEALは「セダン」です。各分野のEVを用意することで、ユーザーの選択肢を広げているのがBYDの特徴となっています。こうしたBYDの巧みなフルライン戦略も、BYDの急伸を支える要因の一つといえるかもしれません。

コストで選ぶBYD電気自動車はコレ!

BYD車はクルマのタイプだけでなく、価格でも違いがあります。ラインナップの中で最もコスト優位性を持っているのはDOLPHINです。新車で最安363万円〜で購入が可能なほか、CEV補助金を活用することで約340万円で抑えることも可能となっています。他のラインナップでは、ATTO3が450万円〜と2番目に安く、セダンのSEALは528万円〜で最も高額なモデルとなっています。

バランスで選ぶBYD電気自動車はコレ!

BYDの3車種の中で、中間的な立ち位置にあるのはATTO3です。SUVタイプの汎用的なEVはデザインでも性能面でも普遍性が高く、他車と比べて突出したステータスが少ない一方で、活用シーンが広く、日常における交通の便としての役割から、気ままなドライブ、アウトドア、レジャーに至るまで多様なシチュエーションに適用できます。趣味が多い人や、多彩なシーンで活躍している人にぴったりのオールマイティなEVです。

BYD電気自動車共通のバッテリー性能

BYDの3車種はそれぞれ特徴や個性が異なっていますが、すべてで共通しているのはバッテリーのクオリティです。いずれもBYDが自社開発した、リン酸鉄リチウムイオン電池採用の「ブレードバッテリー」を搭載しています。ブレードバッテリーは高水準の安全性と耐久性を実現しており、容量たっぷりでありながらコストが抑えられている点などが魅力のポイントです。このブレードバッテリーの働きにより、BYDの3車種はいずれも高い走行パフォーマンス&コストパフォーマンスを発揮することができます。

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BYD電気自動車のコストパフォーマンス

低価格で高クオリティなBYDワールド

BYD車はさまざまなラインナップを提供していますが、おしなべてコストパフォーマンスが良好です。日本市場で展開するSUV型EV「ATTO3」は450万円〜、コンパクトカータイプのEV「DOLPHIN」は363万円~、セダンEVの「SEAL」でも528万円〜となっています。単に価格が安いだけでなく、モーター出力や航続距離、デザイン性なども含めて高クオリティを確保しており、正真正銘のコスパ良好なEVを実現しているのです。
価格を下げるのは、やろうと思えばやれます。しかし、一定水準のクオリティを保ったまま価格を下げるのは簡単ではありません。BYDはなぜそれができるのでしょうか?

高コスパの秘密な内製率の高さにあり

BYD車における高コスパの秘訣は、ずばり内製率の高さにあります。内製率とは、自動車に必要な部品をどれだけ自社で製造したかその割合を示した指標です。この内製率は国によって、メーカーによって異なりますが、例えば日本の自動車業界の場合、平均的な内製率は20%程度といわれています。残り80%は外注ということです。
ではBYDはどうかというと、なんと90%以上の内製率を実現しているといわれています。日本メーカーの実に4倍以上の内製率の高さを誇っているのがBYDの強みなのです。
内製率が高いと、外注にかかる費用を軽減することができます。そしてこの削減分が、最終的なコスト総額に大きく響いてきます。このように、BYDの高コスパの源泉は内製率の高さにあり、内製率を高めることで余分な経費を削減し、低価格・高クオリティを実現可能としているのです。

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BYD電気自動車の競合他社との比較

BYD電気自動車は、競合他社のEVと比べてどうなのでしょうか。ここでは、BYDを代表する乗用車、ATTO3とDOLPHINを例に挙げて他社EVと比較してみました。

ATTO3と日産アリアを比較

BYDではSUVタイプのEVとして知られるATTO3。日本市場でライバルとなるEVは、やはり同じSUV型の日産アリアが挙げられるでしょう。デザインの好みは千差万別であるため、ここでは主なスペックを定量的に比較してみました。

BYD ATTO3と日産アリアのスペック比較

ATTO3 日産アリア(B6)
モーター最高出力 204ps 218ps
航続距離 470km 470km
新車価格 450万円 659万円

モーターパワーでは、日産アリアが14ps上回りますが、航続距離では同格、そして価格ではATTO3がアリアより200万円以上も安い450万円を設定してその差は歴然としています。コストパフォーマンスではまぎれもなくATTO3に軍配があがります。

DOLPHINと日産リーフを比較

コンパクトカータイプのEV、BYD DOLPHINは、やはり同じコンパクトカータイプの日産リーフと比較しました。ここでも、モーター最高出力・航続距離・新車価格の3項目を比較します。

BYD DOLPHINと日産アリアのスペック比較

DOLPHIN(ロングレンジ) 日産リーフ(e+ X)
モーター最高出力 204ps 218ps
航続距離 476km 450km
新車価格 407万円 525万3600円

ATTO3の場合と同様に、モーター出力では日産リーフがDOLPHINを14PS上回っているものの、航続距離ではDOLPHINが26km、価格では約120万円程度優位となっています。スペック全体で見ると、コストパフォーマンスではDOLPHINの完全勝利といえるでしょう。ATTO3もそうですが、やはり内製率の高さからくるコスト削減効果がしっかりと効いています。

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購入前に知っておくべきBYDの情報

BYD車はどれもコスパ良好のおすすめなクルマばかりですが、日本車にはない個性があらわれている面もあり、購入前によくチェックしておく必要があります。ここでは、BYDに関する気になるポイントや知っておくべき情報をまとめました。

BYD電気自動車は内装が個性的すぎる?

BYD電気自動車ユーザーによる口コミ・レビューの中には、内装・インテリアのデザイン性が個性的すぎる、といったコメントが少なからず寄せられています。内装に個性があるのは長所ですが、度がすぎると欠点になりかねません。そもそも、デザインに対するテイストは人それぞれであり、好き嫌いで判断されても、良し悪しで判断されるべきではありません。そうした点も含めて、BYD電気自動車の購入を検討する際は、事前に欲しいクルマの内装をチェックしておく必要があります。画像で確認するのはもちろん、なるべく試乗を予約して「リアル」を体験してみるのが理想です。

BYD電気自動車はオートパイロットに不安あり?

これも口コミ・レビューに散見されるコメントですが、「BYD車はオートパイロットの性能がいまいち」といった辛口評価があります。オートパイロットとは、コンピューターと機械制御によってクルマを自動操縦できる機能のことです。同一車線内において自動でハンドルを操作したり、加速をしたり、ブレーキをかけたりすることができます。BYD車はこのオートパイロット機能が弱いという評価がありました。オートパイロットはクルマの快適性と安全性にかかわる大事な機能であるため、その性能が弱いというのはいささか問題です。真偽も含めて、購入する前にしっかり確認しておくことをおすすめします。

DOLPHINは本当に安い(363万円〜)のか?

BYD DOLPHINといえば、その価格の安さ(363万円〜)と高コスパが評価を受けているコンパクトカータイプのBEVです。確かに363万円という絶対値で見れば、他社EVと比較してもDOLPHINの価格はトップクラスの安さを誇っています。そして、値段が安い割にスペックが良好である点も実証済みです。
ところが、ユーザーによっては次のような意見もあります。すなわち、DOLPHINは確かに素晴らしいEVだが、大衆向けのコンパクトカーであることを考慮すると、実はもっと価格を下げられるのではないか…?というものです。確かにこのような考え方には説得力があり、少なくとも一理あるといえるでしょう。
これからBYD車を購入するユーザーとしては、価格に対する相対評価だけでなく、性能や耐久性、デザイン、利便性、その他の要素を含めて、そのクルマが有する実力や期待されている役割に対して、妥当な価格が設定されているかどうかをチェックすることが大切です。

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市場でのBYDの位置づけ

BYD電気自動車はEV業界のマーケットリーダー

1995年に電池メーカーとして創業したBYDは、社歴こそ日産やトヨタのように長くはありませんが、EV市場おいては2000年代初頭に参入して以来、あっという間に力をつけて急成長を遂げ、現在では米国のテスラと覇権を争う業界のマーケットリーダーとしての地位を確立しています。
2022年には販売台数でテスラを抜いて世界1位を獲得し、2023年には2位に後退したものの、長期的なトレンドとして現在も成長拡大を続けています。
コスト競争力で圧倒的な優位性を持つBYDは、今後も価格先導者としてEV業界を牽引し続けるでしょう。

BYDのコストリーダーシップ戦略が世界を席巻する!?

EV業界におけるマーケットリーダーとしてのBYDの戦略で特に目立つのは、コストリーダーシップ戦略です。コストリーダーシップ戦略とは、競合よりも低価格の商品を供給しつづけることによって、コスト減と利益率アップを実現し、市場での価格競争力における優位性を確立していく戦略です。
BYDは、バッテリー製造における独自の技術と、圧倒的な内製率(90%)を実現しており、EVの製造コストを大幅に抑えることができます。そしてこのコスト削減の成果により、一定水準のクルマのクオリティを確保したまま、低価格の新車EVを提供することが可能です。 BYDによるコストリーダーシップ戦略は、世界市場でも功を奏しており、現在はEV市場の覇権を確実なものとすべく、業界トップの米テスラに勝負を挑みつづけ、その地位を奪いつつあります。

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