太陽光発電は太陽の光で電力を作るので、環境に優しいクリーンエネルギーとして注目されています。
しかし、地球環境に優しいだけがメリットではありません。
停電や災害時の非常用電力供給源としても役立てることが出来るのです。
千葉で大震災の時に地震発生直後からしばらくの間電気が不通だったり、真夏の計画停電で生活に死守があったことは千葉県民の記憶に新しいです。
停電時には固定タイプのネット回線が使えなくなりますし、テレビやパソコンなどの情報機器も使えなくなります。
それに、炊飯器やポットといった調理関連の電気器具も使用不可になります。
そして何よりも一番困るのが、冷蔵庫が使えなくなることなのです。
電力の供給が停止すると、冷蔵庫の冷却機能が止まって、保存してある食べ物が駄目になってしまうのです。
もし、災害発生時の停電でも冷蔵庫を稼働させることが出来れば、中の食料を利用して復旧作業が進められるまでの間、持ちこたえることが可能になります。
実は、災害時の停電でも生活に必用な電化製品が使えるようになる仕組みがあるのです。
それが、太陽光発電の自立運転です。しかし、利用方法には若干の注意点があります。太陽光発電を使用していても、停電が発生したら電極の供給が停止してしまいます。
停電が発生したら、必用な切換操作をした後、太陽光システムのパワーコンディショナー部にある自立運転用のコンセントに使いたい電化製品のコンセントを差し込んで使用します。
自立運転のやり方は、平常時にしっかり確認しておくことが重要です。