【最新版】ジャガー I-PACE EVの価格・スペック・航続距離・補助金を徹底解説

ジャガー I-PACEの価格・航続距離・スペック

ジャガーは1935年に英国で誕生した高級自動車ブランドです。流麗なデザインとスポーティな走行性能を融合させた「スポーツラグジュアリー」をブランドの核とし、歴代のEタイプやXJシリーズなど、多くの名車を生み出してきました。現在は、レンジローバーやディフェンダーを展開するランドローバーとともに、ジャガー・ランドローバー(JLR)のブランドとして事業を展開しています。

近年は電動化への転換を積極的に進めており、将来的にはラグジュアリーEVブランドへの進化を目指すなど、新たなブランド戦略を推進しています。

I-PACEはジャガー初の量産EVとして誕生

ジャガー I-PACEは、ジャガー初の量産バッテリーEVとして2018年に発表されたクロスオーバーSUVです。欧州で2018年6月から、北米では同年10月から納車が開始され、ジャガーの電動化戦略を象徴するモデルとして登場しました。エクステリアデザインは、長年ジャガーを支えてきたデザイナーのイアン・カラム氏が担当しています。

従来のガソリン車とは異なる新しいデザインコンセプトを採用し、スポーツカーのような低いノーズとSUVの実用性を両立させたスタイリングは、発売当初から高い注目を集めました。

EV専用プラットフォーム「D7e」が生む高い走行性能

ジャガー I-PACE最大の特徴は、既存のエンジン車をベースにせず、EV専用プラットフォーム「D7e」を新たに開発した点にあります。軽量なアルミニウム構造を採用し、バッテリーを床下へ配置することで低重心化を実現するとともに、前後重量配分を理想的な50対50に近づけています。

その結果、SUVでありながらスポーツカーのようなハンドリング性能と安定感を実現しました。また、フラットフロアによる広い室内空間や高い居住性も、EV専用設計ならではの大きなメリットとなっています。

世界的な受賞歴が完成度の高さを証明

ジャガー I-PACEは、その革新性と完成度が高く評価され、2019年にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、欧州カー・オブ・ザ・イヤー、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーなど、数々の国際的な自動車賞を受賞しました。デザイン性、環境性能、走行性能のバランスが評価されたことを示す実績といえます。

また、米国では大手ライドヘイリング企業の自動運転実証車両として採用された実績もあり、高い信頼性や車両性能がモビリティ分野でも認められていました。I-PACEは、ジャガーの電動化時代を切り開いた象徴的なモデルとして、現在も高く評価されています。

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 ジャガー I-PACEの補助金額は? 

グレード 補助金額
ジャガー I-PACE 未定

ジャガー I-PACEの基本情報

価格 976〜1,517万円
バッテリー容量 90kWh
航続距離 438km
電費 4.9km/kWh
充電時間(6kW) 12時間
充電時間(急速充電器) 約40分
全長/ 全幅/ 全高mm 4,695/ 1,895/ 1,565
重量 2,230kg
ホイールベース 2,990mm
最高出力 294kW
最大トルク 696Nm

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ジャガー I-PACEのエクステリアデザイン

ジャガー I-PACE のエクステリアデザイン

第一印象|SUVとクーペを融合したプロポーション

I-PACEを初めて目にしたときに感じるのは、SUVでありながらクーペのような流れるルーフラインを持つ、独特のプロポーションです。電動SUVでも、ジャガーの美しいシルエットは健在です。

ロングホイールベースと短いオーバーハングの組み合わせにより、全長に対してキャビンがコンパクトにまとめられ、いわゆる「キャブフォワード」に近いシルエットを描いています。

これはEV専用プラットフォームによって、エンジンやトランスミッションのスペースを気にせずボディデザインを構築できたことの表れといえます。全体としては、SUVの実用性とスポーツカーのような動的な佇まいを両立させようとした意図が明確に見て取れるデザインです。

フロントデザイン|ジャガーらしいグリルとマトリックスLEDヘッドライト

フロントフェイスは、ジャガーの伝統的な意匠を継承しつつ、EVらしい処理が随所に施されています。グリル開口部は、従来のジャガーのデザイン同様となっており、電気自動車としてはかなり大柄な部類に入ります。

ここから取り入れられた空気は、エンジンルーム内のラジエターを冷却し、ボンネット上のエアアウトレットから効率的に排出されます。そのため、空気抵抗係数は、0.29を達成しており、デザインと性能を両立していることがわかります。ヘッドライトにはシグネチャーDRL(デイタイム・ランニングライト)が組み込まれており、点灯時には独自の光の意匠がフロントマスクのアクセントとなります。

バンパー下部の開口部は、走行風を取り入れバッテリーを冷却する経路になっています。機能性とデザイン性を両立させる処理が施されている点が見どころです。2023年のマイナーチェンジでは、フロントシールドやグラファイトアトラスマットフィニッシュのフロントチークが新たに採用され、より精悍な表情に磨きがかけられました。

ボディカラーについては、アイガーグレイ(サテン)、サントリーニブラック、オストゥーニパールホワイトなどが設定され、いずれもエボニーのインテリアカラーと組み合わされています。

サイドデザイン|流れるキャラクターラインとフラッシュドアハンドル

サイドビューでは、フロントフェンダーからリアにかけて流れるキャラクターラインが、ボディに彫刻的な陰影を与えています。ショルダーラインが高く設定されていることもあり、どっしりとした安定感と俊敏さを同時に感じさせるプロファイルです。足元には20〜22インチクラスの大径アルミホイールが標準的に採用され、タイヤの張り出しとあいまって、SUVらしい存在感を強調しています。

また、ドアハンドルには格納式のフラッシュサーフェスタイプが採用されており、走行時にはボディと面一になることで空力性能とデザイン性の両立が図られています。これは発売当初としては先進的な装備のひとつでした。サイドウィンドウの造形も、フロントからリアにかけてなだらかに絞り込まれる形状となっており、こうした処理がクーペライクな印象をより一層強めています。

ホイールデザインについても、グレードごとに異なるパターンが設定されており、上級グレードでは22インチのグロスブラックフィニッシュホイールが採用されるなど、外観の印象を大きく左右する要素のひとつとなっています。

リアデザイン|跳ね上がったハッチゲートとリアコンビランプ

リアビューは、跳ね上がるように立ち上がったハッチゲートの形状が特徴的です。これによりクーペライクなルーフラインを保ちながらも、荷室の実用性を確保する工夫がなされています。

リアコンビネーションランプは、フロントのヘッドライトと呼応するようなシャープな造形で、点灯時にはリア全体を引き締める役割を果たします。

バンパー下部にはディフューザーを思わせる処理が加えられ、SUVでありながらどこかスポーティな緊張感を醸し出すリアエンドにまとめられています。

ナンバープレート部分は、リアバンパーの下側に配置される欧州的なレイアウトが踏襲されており、リアウィンドウ上部からハッチゲートにかけての面構成もあわせて、ブランドロゴが際立つシンプルな構成となっています。全体として、フロントからリアまで一貫して「静と動」を感じさせるデザイン言語でまとめられている点が、I-PACEのエクステリアの大きな特徴といえます。

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ジャガー I-PACEのインテリアデザイン

ジャガー I-PACE のインテリアデザイン

第一印象|低いドライビングポジションと上質な質感

ジャガー I-PACEの室内に足を踏み入れると、SUVとしてはかなり低めに設定されたドライビングポジションと、水平基調でまとめられたインストルメントパネルによる開放感が印象的です。素材にはレザーやアルミ調のトリムなどが使われ、ラグジュアリーブランドとしての質感を演出しています。EV専用設計のフラットフロアが、キャビン全体の広がりを感じさせる要素にもなっています。

ダッシュボード周り|デュアルタッチスクリーンと操作系

ダッシュボード中央には、上下2段に配置されたタッチスクリーンディスプレイ(ジャガー・ランドローバーが「Touch Pro Duo」と呼ぶシステム)が採用されています。上段のディスプレイでナビゲーションやオーディオなどの操作を、下段のディスプレイで空調やドライブモードなどの設定を行う構成です。

全てをタッチパネルに集約するのではなく、一部の主要機能には物理スイッチも残されており、タッチ操作と物理操作を併用するインターフェース設計となっています。

メーター部分にはデジタルインストルメントパネルが採用され、バッテリー残量や航続可能距離、エネルギー消費状況などをグラフィカルに表示できる点も、EVらしい特徴のひとつです。センターコンソールには、回転式のドライブモードセレクターなど、ジャガーの上級モデルに共通するデザイン要素も取り入れられています。

フロントシートの特徴|電動調整機能とヒーター・クーラー

フロントシートはスポーツシートと、パフォーマンスしーとが設定されており、どちらもホールド性が高く長時間のドライビングをしっかりとサポートします。

パフォーマンスシートは、スポーツシートよりもさらにスポーティーなデザインになっており、アクティブな走行時でもしっかりと体をサポートしてくれます。

ステアリングホイールにもヒーター機能が備わります。シート表皮にはレザーのほか、環境に配慮した素材を選択できるグレードも用意されており、ラグジュアリーブランドとしての快適性と、EVらしいサステナビリティへの配慮を両立させようとする姿勢がうかがえます。

リア居室の特徴|フラットフロアがもたらす後席空間

リアシートまわりでは、EV専用プラットフォームの恩恵によって、センタートンネルの出っ張りが小さく抑えられたフラットに近いフロアが確保されています。これにより、後席中央に座る乗員の足元にもゆとりが生まれやすい構造です。ハッチゲートを備えたボディ形状により、荷室へのアクセス性にも配慮がなされています。

後席シートは分割可倒式となっており、荷室容量を状況に応じて拡張できる実用性も備えています。SUVらしい積載性と、EVならではの室内の広がりを両立させている点は、ファミリーユースを想定した際にも評価できるポイントです。

快適装備|パノラミックルーフとMERIDIANサウンドシステム

快適装備としては、開放感を高める固定式のパノラミックルーフや、英国のオーディオブランドMERIDIAN(メリディアン)による3Dサラウンドサウンドシステムが用意されています。また、車両後方の死角をカメラ映像でカバーする「ClearSightインテリアリアビューミラー」も特徴的な装備のひとつです。

荷室に大きな荷物を積んだ際や、後席乗員で後方視界が遮られる状況でも、リアカメラの映像に切り替えることで視界を確保できる仕組みとなっています。

専用アプリ「Jaguar Remote」を通じて、車両の位置確認や施錠状態の確認、バッテリーのプレコンディショニング(事前空調・充電準備)などをスマートフォンから行える機能も備わっており、乗車前に室内温度やバッテリー状態を整えておくことができる点も、EVならではの利便性といえるでしょう。

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ジャガー I-PACE のスペック|航続距離・充電性能

ジャガー I-PACE のスペック|航続距離・充電性能

バッテリー容量とモーター性能

ジャガー I-PACEは、90kWhの駆動用バッテリーを床下に搭載しています。モーターは前後の車軸にそれぞれ配置され、電気式の4輪駆動(AWD)システムを構成します。

2023年のマイナーチェンジ以降のグレード「Rダイナミック HSE」では、システム最高出力294kW(約400PS)、最大トルク696Nmを発生します。

航続距離|WLTCモードでの公表値

日本仕様における一充電あたりの航続距離は、WLTCモードで438kmと公表されています。WLTCモードは、市街地・郊外・高速道路相当の走行を組み合わせて測定される国際的な試験方法であり、実際の使用環境における燃費(電費)評価に近づけることを目的とした基準です。

ただし、実際の航続距離は、走行速度やエアコン・ヒーターの使用状況、気温、道路の勾配、積載量などによって変動するため、あくまで一定の条件下で測定されたカタログ値である点に留意が必要です。

充電性能|急速充電・普通充電にかかる時間

急速充電(DC)については、日本仕様では最大50kWでの充電に対応しており、0%から80%までの充電に約85分を要するとされています。なお、欧州仕様では最大100kWの急速充電に対応するモデルもあり、この場合は同条件で約45分と、日本仕様よりも短時間での充電が可能です。

この点は、日本仕様が欧州仕様に比べて充電性能の面で制約を受けているという、客観的な事実として認識しておく必要があります。普通充電(AC)については、7kWの家庭用ウォールボックスを使用した場合で満充電までおよそ12時間とされ、2021年以降のモデルでは市場によって単相・三相合わせて最大11kWのAC充電にも対応しています。

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最後に|ジャガー I-PACEが自動車史に残した功績

最後に|ジャガー I-PACE が自動車史に残した意味

ジャガー初のEVとして歴史を切り開いたモデル

ジャガーI-PACEは、ジャガー初の量産バッテリーEVとして2018年に登場した電動SUVです。EV専用プラットフォームを採用し、従来のエンジン車をベースとした設計では実現できない伸びやかなプロポーションや、フラットフロアによる広い室内空間を実現しました。

スポーツカーのような走行性能とラグジュアリーSUVの快適性を高い次元で融合させた点が大きな特徴であり、ジャガーの電動化戦略の出発点として重要な役割を担ったモデルといえます。

高い評価を受けたデザインと完成度

ジャガーI-PACEは発売直後から世界中で高い評価を受け、2019年にはワールド・カー・オブ・ザ・イヤーをはじめ、ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー、ワールド・グリーン・カーなど複数の国際賞を受賞しました。先進的なエクステリアデザインだけでなく、高い静粛性や優れた走行性能、実用性を兼ね備えていたことが評価された理由です。現在でもEV黎明期を代表するモデルの一つとして、自動車業界に大きな影響を与えた存在として知られています。

新車販売は終了し中古車が中心に

一方で、ジャガーI-PACEはすでに生産を終了しており、日本でも2025年6月をもって新車販売が終了しています。そのため、現在購入を検討する場合は認定中古車や中古車市場から選ぶことになります。

中古車価格は新車時より手頃になっていますが、バッテリー保証の残期間やソフトウェアの更新状況、整備履歴などを確認することが重要です。高級EVならではの品質を安心して楽しむためにも、購入時には車両状態を十分にチェックすることをおすすめします。

ジャガーの電動化を象徴する一台

ジャガーは今後、ラグジュアリーEV専業ブランドへの転換を進める方針を掲げており、I-PACEはその第一歩となった記念すべきモデルです。販売は終了しましたが、EV専用設計や高性能電動パワートレインなど、I-PACEで培われた技術やノウハウは今後のジャガーEVにも受け継がれていきます。

単なる生産終了モデルではなく、ブランドの新たな方向性を示した先駆的な存在として、自動車史においても重要な一台として語り継がれるでしょう。

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ジャガー I-PACEのよくある質問

Q1. ジャガー I-PACEの航続距離はどのくらいですか?

ジャガー I-PACEの一充電走行距離は、WLTCモードで約438kmです。90kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載しており、日常の通勤や買い物はもちろん、長距離ドライブにも対応できる性能を備えています。ただし、実際の航続距離は高速道路での走行割合、エアコンの使用状況、外気温、積載量などによって変動します。

Q2. ジャガー I-PACEは急速充電に対応していますか?

はい、I-PACEはCHAdeMO方式のDC急速充電とAC普通充電に対応しています。急速充電器を利用すれば、外出先でも短時間で充電できるため、長距離移動時にも便利です。また、自宅に200Vの普通充電設備を設置すれば、夜間に充電して翌朝満充電に近い状態で出発できるため、日常利用では自宅充電が基本となります。

Q3. ジャガー I-PACEの維持費はガソリン車より安くなりますか?

電気代はガソリン代より安くなるケースが多く、エンジンオイル交換やオイルフィルター交換などが不要なため、日常のメンテナンス費用も抑えられる傾向があります。一方で、タイヤ交換やブレーキ、12Vバッテリーなどの消耗品は定期的な交換が必要です。また、自動車保険や車検費用は一般的な輸入車と同程度になるため、維持費全体は利用環境によって異なります。

Q4. ジャガー I-PACEは中古車でもおすすめですか?

I-PACEは2019年の発売から一定期間が経過し、中古車市場では新車時より購入しやすい価格帯になっています。高級EVを比較的手頃な価格で購入できる点は魅力ですが、購入時にはバッテリー保証の残期間や充電性能、ソフトウェアのアップデート状況、整備履歴などを確認することが大切です。認定中古車であれば保証や点検が充実しているため、初めてEVを購入する方でも安心して選びやすいでしょう。

V2Hの価格・メリット・デメリット

執筆・監修者:エコ発電本舗 太陽光・蓄電池・V2H専門チーム

 執筆・監修者:エコ発電本舗 太陽光・蓄電池・V2H専門チーム 
本記事は、太陽光発電・蓄電池・V2Hの施工・販売に携わる専門チームが執筆・監修しています。各メーカーの施工ID保有者やMBA、宅地建物取引士などの有資格者が、豊富な施工実績と最新の業界情報をもとに、信頼性の高い情報をわかりやすく解説いたします。

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