【最新版】Xiaomi YU7 EVの価格・スペック・航続距離・補助金を徹底解説

Xiaomi(シャオミ)は2010年に中国で設立されたテクノロジー企業で、スマートフォンやスマート家電、ウェアラブル機器などを展開する世界有数のメーカーです。2021年には電気自動車(EV)事業への本格参入を発表し、自動車をスマートデバイスの延長線上に位置づける戦略を打ち出しました。
2024年には初の量産EVセダン「SU7」を発売し、高い注目を集めています。スマートフォンで培ったソフトウェア開発や電子制御、OTA(無線アップデート)の技術を車両にも活用している点が大きな特徴で、EVを「走るスマートデバイス」として進化させることを目指しています。
Xiaomi YU7は初のSUVとして登場
Xiaomi YU7は、SU7に続く同社第2弾の量産EVであり、ブランド初となるSUVです。SU7と共通のEV専用プラットフォームを採用しながら、SUVならではの実用性や居住性を高めたモデルとして2025年6月に中国で発売されました。生産は北京市亦荘(イージュアン)にあるXiaomiの自社工場「F2工場」で行われています。
スマートフォンメーカーならではのデジタル技術と、自社開発によるソフトウェアを融合させることで、従来の自動車メーカーとは異なる価値を提供するSUVとして位置づけられています。
3グレード展開でTesla Model Yのライバルを狙う
YU7は「Standard」「Pro」「Max」の3グレードを設定し、後輪駆動と四輪駆動を選択できます。全長約5mのミッド〜ラージサイズSUVで、中国市場では人気の高いSUVカテゴリーに投入されました。車名の「YU」は中国語の「御」に由来し、「力強く風を切って走る」という意味が込められています。
価格帯やボディサイズから、Tesla Model Yを強く意識したモデルと見られており、発売開始直後には短時間で20万件を超える予約が集まるなど、中国市場で大きな話題となりました。
日本導入は未定、現在は中国市場向けモデル
現時点でXiaomi YU7は中国国内のみで販売されており、日本を含む海外市場への正式導入は発表されていません。本記事で紹介している価格や航続距離、装備などは中国仕様を基準としており、日本仕様が発売された場合には内容が変更される可能性があります。
また、グレードによって装備や性能に違いがあるため、本記事では最上位グレード「Max」を中心に解説しています。今後、Xiaomiが海外市場へどのように展開していくのか、EV市場における動向にも注目が集まっています。
Xiaomi YU7の補助金額は?
| グレード | 補助金額 |
|---|---|
| Xiaomi YU7 | 未定 |
Xiaomi YU7の基本情報
| グレード | Standard | Max |
|---|---|---|
| 価格 | 520万円 | 680万円 |
| バッテリー容量 | 96.3kWh | 101.7kWh |
| 航続距離 | 835km | 760km |
| 電費 | 8.67km/kWh | 7.47km/kWh |
| 充電時間(6kW) | 17時間 | 18時間 |
| 充電時間(急速充電器) | 21分 | 12分 |
| 全長/ 全幅/ 全高mm | 4,999/ 1,996/ 1,600 | 同左 |
| 重量 | 2,315kg | 2,350kg |
| ホイールベース | 3,000mm | 3,000mm |
| 最高出力 | 319kW | 508kW |
| 最大トルク | 528Nm | 838Nm |
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Xiaomi YU7のエクステリアデザイン

Xiaomi YU7 の第一印象
Xiaomi YU7を正面から見てまず目を引くのは、長く伸びるボンネットと、SUVにしては低く抑えられた車高です。車体サイズは全長4,999mm、全幅1,996mm、全高1,600mm、ホイールベース3,000mmとされており、全長5m級のSUVとしてはかなり背が低めに仕上げられています。
一般的なSUVは「箱型」で背が高く見えがちですが、YU7は全高が1.6m程度に抑えられていることで、SUVというよりもクーペやスポーツワゴンに近い、地を這うような伏せたシルエットになっています。タイヤとタイヤの間の距離(ホイールベース)は全長のおよそ3分の1を占めており、車輪が四隅にぐっと張り出して配置された、どっしりと安定感のあるスタンスに見えるのも特徴です。
ボンネットからフロントガラスにかけての距離も長めに取られており、なだらかに伸びるフードラインが、流れるようなスポーティな印象を演出しています。車両重量は約2,405kgと報じられており、後の章で紹介する690馬力というパワーと組み合わせることで、見た目の迫力に見合った力強さを備えていることがうかがえます。
Xiaomi YU7 のフロントデザイン
フロントフェイスは、Xiaomiの電気自動車シリーズに共通する涙滴形のヘッドライトを採用しています。バンパー下部には air intake(エアインテーク)とエアカーテン用のベントが配置され、走行風を整流する設計です。
ヘッドライト上部にもベントが設けられ、そこから取り込まれた空気がボンネット後方、フロントガラス付近へと抜ける経路が組み込まれています。
ボンネット自体はアルミ製で、サイズは1,960mm×1,587mm、面積にして約3.11平方メートルに達し、Xiaomiは量産車として最大級のアルミ製ボンネットであると説明しています。このアルミ製ボンネットにより、空気抵抗係数を2カウント低減しつつ、従来の鋼板製ボンネットに比べてほぼ半分の重量を実現しているとされています。
Xiaomi YU7 のサイドデザイン
サイドビュー全体は、クーペを思わせるスタイルで、美しい流線形状のボディラインが特徴です。ドアハンドルが車体表面に沿って収まるフラッシュサーフェス式(格納式)を採用しており、ハンドル部分は照明機能付きで、内側に折りたたまれる機構となっています。
フロントフェンダーからリアにかけて、空気が流れていくようなキャラクターラインが入れられていて、美しくスマートな印象を与えています。フロントフェンダーダクトからリアフェンダーにかけての抑揚感が、スポーティーさを一層引き立てています。
Xiaomi YU7 のリアデザイン
リアセクションは、なだらかに傾斜するルーフラインから、ウイング形状のスポイラーと、ダックテール型リアスポイラーへとつながる造形が特徴です。この辺りも、SUVとスポーツカー両方のデザインを上手く取り入れています。テールランプは、姉妹車であるSU7と共通の帯状デザインを踏襲しており、ブランドとしての統一感を持たせています。
ボディカラーは全9色が用意されており、コロンビア産エメラルドをイメージした「エメラルドグリーン・メタリック」(3種類のメタリック・パール塗料を用いた二層塗装)や、日中はメタリックに、逆光下ではオレンジ色に見える「ラバオレンジ」といった、Xiaomiならではのカラー表現へのこだわりがうかがえます。
また、40項目以上の空力改善により空気抵抗係数を0.245Cdまで低減し、これによってCLTC基準の航続距離を59km延伸させたと公表されています。
ホイールについては、19インチから21インチまでの3サイズ、が用意されています。ボディカラーはエメラルドグリーン・メタリックやラバオレンジのほか、コントラストの効いた「チタニウムシルバー・メタリック」や、定番の「パールホワイト」など、全9色というクラス最多水準のカラーバリエーションを展開しています。
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Xiaomi YU7のインテリアデザイン

ドアを開けてまず目に入るのは、宙に浮いたように配置された大型ディスプレイと、ボタン類がほとんど見当たらないすっきりとした室内です。物理スイッチを極力減らし、操作の多くを画面に集約したことで、まるでスマートフォンやタブレットの延長のような、シンプルで洗練された空間に仕上がっています。手が触れる場所の多くには、しっとりとした肌触りのソフト素材が使われており、素材は乳幼児の肌に触れても問題ないとされる国際基準「OEKO-TEXクラス1」の認証も取得しています。質感だけでなく安全面にも配慮された作りです。
ダッシュボード周り
ダッシュボードの前方中央には、幅約1.1mにわたって視界いっぱいに広がる大型ディスプレイ「HyperVisionパノラミックディスプレイ」が据えられています。
ウインドウの一部にディスプレイが表示されているような印象で、前方から注意を逸らすことなく、車両情報の確認が可能になっています。中央のセンターディスプレイは16.1型で、Xiaomi Hyper OSが採用されており、スマホと同様の操作で車両の設定やエンターテインメント機能の選択が行えます。
センターコンソールにはスマートフォンを置くだけで充電できるワイヤレス充電スペースが2口分用意されているほか、飲み物を置けるカップホルダーや小物入れも配置されています。
フロントシートの特徴
シートの表皮には、柔らかさとほどよい弾力を兼ね備えたナッパレザーが使われており、見た目にも上質な印象を与えます。Max仕様ではオプションで「デュアルゼログラビティフロントシート」を選ぶことができ、ボタン一つで背もたれを大きく倒せるほか、10か所を刺激するマッサージ機能まで内蔵されています。
運転席側のシートは、体重を分散させて負担を減らす無重力に近い姿勢を再現した設計で、12層構造のクッションが背骨の自然なカーブを支えるよう作られています。長時間のドライブでも疲れにくいシートを目指した仕立てといえます。
リア居室の特徴
後席は、直立に近い100度から、ソファのようにくつろげる135度まで、背もたれの角度を自由に調整できます。座面にはシートヒーターも備わっており、ヘッドレストは厚みと幅を持たせた形状で、体を横からしっかり支えてくれる作りです。
荷室については、ボンネット下のフロントトランク(いわゆる「フランク」)が141リットル、リアのラゲッジスペースは660リットルを確保しており、シートを倒せば最大1,740リットルまで拡張可能です。
24インチスーツケース2個がちょうど収まる容量とされ、旅行や買い物にも余裕を持って対応できます。フランクは電動で開閉するため両手がふさがっていても扱いやすいです。開錠はiPhoneのマイクに向かって声をかけるだけで開ける操作も可能です。
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Xiaomi YU7のスペック|航続距離・充電性能

パワートレインと加速性能
Xiaomi YU7には、全グレードに自社開発のモーターが搭載されています。ベースモデルは、最大トルク528N・m、最大出力は235kW320馬力のモーターを後輪に搭載。プロモデルは、最大トルク690Nm、最高出力365kW496馬力の4輪駆動。最上位グレードの「Max」はデュアルモーター四輪駆動方式で、システム最高出力は690馬力(508kW)、最大トルク866Nmに達し、0-100km/h加速はわずか3.23秒を記録するとされています。これは、価格80万元未満のSUVとしては最速クラスの加速性能であるとXiaomiは説明しています。最高速度は253km/hです。
Xiaomi YU7の航続距離
バッテリーにはCATL製の三元系リチウムイオン電池が採用されています。CLTC基準(中国の走行モード)による航続距離は、Standardグレードが最大835km、Proグレードが770km、Maxグレードが760kmと発表されています。
Maxグレードのバッテリー総電力量は101.7kWh、交流電力量消費率は100kmあたり14.8kWhとされています。なお、CLTC基準は中国独自の測定方法であり、日本やヨーロッパで用いられるWLTPモード、あるいは北米のEPA基準とは測定条件が異なります。そのため、これらの数値をそのままWLTPモードの航続距離と比較することはできない点にご留意ください。
Xiaomi YU7の充電性能
Xiaomi YU7は全グレード共通で800V系のシリコンカーバイド(SiC)高電圧プラットフォームを採用しており、最大5.2Cという超急速充電に対応しています。公表値によれば、バッテリー残量10%から80%までの充電がおよそ12分で完了し、わずか15分の充電で最大620km分の航続距離を補給できるとされています
その他の主要スペック
車両寸法は、全長4,999mm、全幅1,996mm、全高1,600mm、ホイールベース3,000mmとされています。ProおよびMaxグレードにはデュアルチャンバー式のエアサスペンションが標準搭載され、最大75mmの車高調整幅により、最低地上高を最大222mmまで高められる仕様です。
減衰力を連続的に制御するシステムも組み込まれており、最小回転半径は5.7mと報じられています。運転支援システムには、NVIDIA製の「DRIVE AGX Thor」プラットフォームが採用され、4nmプロセスにより700TOPS(1秒あたり700兆回)の演算性能を発揮するとされています。
また、運転支援・デジタルコックピット・車両制御・通信機能を一つに統合した「4-in-1ドメインコントロールモジュール」も搭載されています。この統合により、制御ユニット数を大幅に削減しつつ、システム全体の軽量化と省電力化を図っているとXiaomiは説明しています。
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Xiaomi YU7のまとめ

高性能と長い航続距離を両立した電動SUV
Xiaomi YU7は、スマートフォンメーカーとして培ったソフトウェア技術や電子制御技術を活かして開発された電動SUVです。最上位グレード「Max」は、0-100km/h加速3.23秒というスポーツカー並みの加速性能に加え、CLTCモードで最大760kmの航続距離を実現しています。
さらに、800V級のシリコンカーバイド(SiC)プラットフォームを採用し、高出力の急速充電にも対応。日常利用から長距離ドライブまで幅広く対応できる性能を備え、走行性能と実用性を高いレベルで両立しています。
デザインと快適装備にもこだわった一台
Xiaomi YU7は性能だけでなく、デザインや快適性にも力を入れています。ロングノーズを強調したスポーティなシルエットや、豊富なボディカラー設定により、個性を演出できる外観に仕上げられています。
室内には大型パノラミックディスプレイを中心とした先進的なコックピットを採用し、上位グレードではマッサージ機能付きシートなど快適装備も充実。移動手段としてだけでなく、快適な車内空間を提供するプレミアムSUVとしての魅力も兼ね備えています。
Xiaomiならではのデジタル体験を実現
Xiaomi YU7の大きな特徴は、スマートフォン事業で培ったユーザー体験(UX)のノウハウが車両全体に活かされている点です。大型ディスプレイや音声操作、コネクテッド機能などを通じて、スマートフォンとシームレスに連携できるデジタル環境を構築しています。
ソフトウェアを中心に機能を進化させる考え方は、スマートデバイスと共通しており、OTA(無線アップデート)による継続的な機能改善にも対応。クルマを「移動するスマートデバイス」として再定義するXiaomiらしい設計思想が随所に見られます。
日本導入や実際の評価は今後に注目
Xiaomi YU7のスペックや装備は、中国市場向け仕様をもとに発表されており、航続距離も中国独自のCLTC基準で算出されています。そのため、日本で採用されるWLTPモードやWLTCモードでは数値が異なる可能性があります。
また、現時点では日本市場への正式導入は発表されておらず、国内で購入できる時期は未定です。本記事は公開されている情報をもとにまとめた内容であり、実際の走行性能や乗り心地については試乗による評価が必要です。今後の海外展開や日本市場への参入動向にも注目が集まっています。
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Xiaomi YU7のよくある質問
Q1. Xiaomi YU7の航続距離はどれくらいですか?
Xiaomi YU7はグレードによって異なりますが、CLTCモードで最大約835kmの航続距離を実現しています。実際の走行距離は気温や道路状況、運転方法によって変動しますが、長距離ドライブにも対応できる性能を備えています。
Q2. Xiaomi YU7は日本で購入できますか?
2026年時点では、Xiaomi YU7は主に中国市場向けに販売されており、日本での正規販売は開始されていません。今後の海外展開については発表されておらず、日本導入時期は未定です。
Q3. Xiaomi YU7の充電性能はどのくらいですか?
Xiaomi YU7は800V級の高電圧アーキテクチャを採用し、対応する急速充電器では短時間で大幅な充電が可能です。高出力充電への対応により、長距離移動時の充電時間を短縮できることが大きな特徴です。
Q4. Xiaomi YU7のライバル車種は何ですか?
Xiaomi YU7は電動SUV市場に投入されるモデルで、TeslaのModel Yや、BYDのSealionシリーズ、NIOのSUV、XPENGのG9などが主な競合とされています。価格と先進技術を両立した競争力の高いモデルとして注目されています。

執筆・監修者:エコ発電本舗 太陽光・蓄電池・V2H専門チーム
本記事は、太陽光発電・蓄電池・V2Hの施工・販売に携わる専門チームが執筆・監修しています。各メーカーの施工ID保有者やMBA、宅地建物取引士などの有資格者が、豊富な施工実績と最新の業界情報をもとに、信頼性の高い情報をわかりやすく解説いたします。
























