【最新版】FIAT 500eの価格・スペック・航続距離・補助金を徹底解説

FIATは1899年にイタリア・トリノで設立された自動車メーカーです。「FIAT」という名称は、「Fabbrica Italiana Automobili Torino」の頭文字に由来します。長い歴史の中で大衆向けの小型車を数多く手がけており、特に「500」や「パンダ」はブランドを代表するモデルです。
現在は、複数の自動車ブランドを傘下に持つステランティスの一員となっています。500eにも、フィアットが長年培ってきたコンパクトカーのデザインや使いやすさに対する考え方が受け継がれています。
FIAT 500eは伝統的な500を受け継ぐ電気自動車
FIAT 500eは、1957年に登場した「ヌオーヴァ500」から続く500シリーズのデザインを受け継ぎながら、パワートレインを電動化したBEV(バッテリー電気自動車)です。2020年に発表された現行500eは、従来のガソリン車へ単純にモーターとバッテリーを搭載したモデルではなく、EVとして新たに設計されています。
丸みを帯びたボディや特徴的なフロントフェイスなど500らしい雰囲気を残しながら、EV専用設計やデジタル装備を取り入れ、新しい時代の500として開発されています。
現行500eは過去に北米で販売された500eとは異なる
「500e」という名称は現行モデルが初めてではなく、2010年代にも北米の一部地域で電動モデルに使用されていました。当時の500eは既存の500をベースとしたEVで、主にカリフォルニア州など限られた地域で販売されたモデルです。
一方、2020年に発表された現行500eは、EVとして新たに開発されたモデルであり、車体やプラットフォームも大きく見直されています。そのため、中古車情報や海外の記事などで「500e」を調べる場合は、旧型の北米仕様なのか、2020年以降の現行モデルなのかを区別する必要があります。
日本ではハッチバックとカブリオレをラインアップ
FIAT 500eは日本でも2022年から販売され、コンパクトなハッチバックと電動開閉式ソフトトップを備えたカブリオレが導入されました。欧州では助手席側に追加ドアを設けた「3+1」などの派生モデルも展開されていますが、日本仕様のラインアップとは異なります。
500eは全長3,630mm、全幅1,685mmというコンパクトなボディを維持しており、日本の道路環境でも扱いやすいサイズが特徴です。
伝統的な500のデザインと、EVならではの静かな走りや電動パワートレインを組み合わせた都市型EVとなっています。
FIAT 500eの補助金額は?
| グレード | 補助金額 |
|---|---|
| FIAT 500e | 49万円 |
FIAT 500eの基本情報
| 価格 | ICON:5,770,000円 OPEN:6,030,000円 |
|---|---|
| バッテリー容量 | 42kWh |
| 航続距離 | 335km |
| 電費 | 7.98km/kWh |
| 充電時間(6kW) | 8時間 |
| 充電時間(急速充電器) | 約30分 |
| 全長/ 全幅/ 全高mm | 3,630/ 1,685/ 1,530 |
| 重量 | 1,330kg |
| ホイールベース | 2,320mm |
| 最高出力 | 87kW |
| 最大トルク | 220Nm |
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FIAT 500eのエクステリアデザイン

500らしさを残しながら新設計されたエクステリア
FIAT 500eは、ひと目で「500」と分かる丸みを帯びたスタイルを受け継ぎながら、EVとして新たに設計されたモデルです。ボディサイズは全長3,630mm、全幅1,685mm、全高1,530mm、ホイールベース2,322mmで、日本の5ナンバーサイズに収まるコンパクトな車体となっています。
先代よりボディは拡大していますが、500ならではの親しみやすいプロポーションは維持されています。ボンネットからサイドへ続くラインや、ボディを上下に分けるような面構成も特徴です。
従来モデルのデザインを単純に踏襲するのではなく、500の伝統的なイメージを残しながら、EVとして現代的に再構築したエクステリアとなっています。
丸型モチーフを進化させた個性的なフロントフェイス
500eのフロントは、初代500から続く丸型ライトのイメージを残しながら、現代的なデザインへ進化しています。ヘッドライトは上下に分かれた特徴的な構成となり、IconではLEDヘッドライトを採用。
ボンネット部分にもライトの意匠が入り、従来の500とは異なる新しい表情を作り出しています。また、エンジン車とは冷却構造が異なるEVの特徴を活かし、フロントグリル周辺もすっきりとしたデザインに仕上げられています。
車体前端を比較的フラットにまとめた造形には、初代500を思わせる雰囲気もあります。クラシックな500のデザインをそのまま再現するのではなく、伝統的なモチーフとEVらしい先進性を組み合わせていることが特徴です。
サイドは立体的なボディラインで存在感を強調
500eを側面から見ると、コンパクトなボディの中に立体的な面構成が取り入れられていることが分かります。先代と比べて全幅が広がったことでフェンダーの張り出しが強調され、特にリア周辺には安定感のあるプロポーションが生まれています。
ドア部分も単純な平面ではなく、光の当たり方によって表情が変化するような造形です。また、ドアハンドルをキャラクターラインの中へ自然に組み込むことで、サイド全体をすっきり見せています。
Iconでは17インチのダイヤモンドカットアルミホイールを装着し、足元にも存在感を持たせています。小型車らしい軽快さを残しながら、先代よりも力強く洗練されたサイドビューに仕上げられています。
リアにも500らしい丸みと立体的なデザインを採用
500eのリアデザインも、500シリーズらしい丸みを残しながら、立体感を強めた造形へと進化しています。左右のテールランプはボディ側面まで回り込むように配置され、リアパネルも複数の面を組み合わせることで奥行きを演出しています。
ルーフ上部にはスポイラーが設けられ、コンパクトな車体にスポーティーな印象も加えています。また、カブリオレの「Open」では電動開閉式ソフトトップを採用しており、屋根を開けてオープンドライブを楽しめることも大きな特徴です。ハッチバックのIconとカブリオレのOpenでは雰囲気が異なるため、実用性を重視するか、500ならではの開放感を楽しむかによってボディタイプを選択できます。
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FIAT 500eのインテリアデザイン

500らしさを受け継ぎながら現代的に進化したインテリア
FIAT 500eのインテリアは、歴代500の親しみやすいデザインを受け継ぎながら、EVらしい先進性を取り入れています。丸みを帯びたダッシュボードやコンパクトなコックピットなど、500らしい雰囲気を残しつつ、デジタルディスプレイを組み合わせて現代的な室内に仕上げています。
また、ドアハンドル周辺には「Made in Torino」の文字や「Nuova 500」をモチーフとした意匠が施されるなど、ブランドの歴史を感じさせる工夫も特徴です。
インストルメントパネルには立体的な編み込み模様を取り入れ、シンプルな室内にアクセントを加えています。クラシックな500をそのまま再現するのではなく、伝統とデジタルを融合したデザインです。
10.25インチディスプレイでデジタル機能を使いやすく配置
ダッシュボード中央には10.25インチのUconnectディスプレイを配置し、ナビゲーションやオーディオ、スマートフォン連携などの機能を集約しています。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応しているため、普段使用しているスマートフォンの機能を車内でも利用できます。
また、運転席正面には7インチのフルカラーTFTマルチファンクションディスプレイを装備し、速度やバッテリー残量など走行に必要な情報を表示します。
ステアリングにもオーディオやハンズフリー通話などの操作スイッチが設けられており、500らしいシンプルなデザインを維持しながら、EVに必要なデジタル機能を取り入れています。
シートにもFIATらしいデザインと快適装備を採用
500eのシートは、室内全体のデザインを構成する重要なポイントです。仕様によって素材やデザインは異なりますが、FIATロゴをモチーフとしたパターンなどが取り入れられ、コンパクトカーでありながら細部まで個性を感じられるインテリアとなっています。
また、Iconには寒い季節の快適性を高めるシートヒーターも装備されています。500eはEVのため、停車中や低速走行時にはエンジン車のようなエンジン音や振動がなく、比較的静かな車内環境も特徴です。
デザインだけを重視するのではなく、毎日の通勤や買い物などで過ごす時間を快適にするための装備も組み合わせています。
4人乗りのコンパクトな室内と185Lの荷室を確保
FIAT 500eの乗車定員は4名で、前席2名、後席2名というレイアウトです。全長3,630mm、ホイールベース2,322mmというコンパクトな車体のため、大型SUVのような広さを求めるモデルではありませんが、小さなボディの中に必要な乗車スペースをまとめています。
一方、3ドアボディのため、後席へ乗り降りする際には前席を経由する必要があり、頻繁に4人で利用する場合には確認しておきたいポイントです。
ラゲッジルーム容量は185Lで、日常の買い物などに利用できます。500eは大人数や大量の荷物を運ぶことよりも、都市部で扱いやすいコンパクトさを重視したパッケージとなっています。
スマートフォン連携や運転支援など快適装備も充実
500eには、日常の使いやすさを高めるデジタル機能や運転支援装備も用意されています。スマートフォントレイにはワイヤレスチャージングパッドが設けられ、対応するスマートフォンであればケーブルを接続せずに充電できます。また、駐車時にはパーキングセンサーなどが周囲の確認を支援します。
走行時にはアダプティブクルーズコントロールやトラフィックサインレコグニションなどの運転支援機能も採用され、ドライバーの操作や情報確認をサポートします。コンパクトでデザイン性の高いクルマという500の魅力に、EVならではのデジタル機能と現代的な安全・快適装備を加えていることが特徴です。
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FIAT 500eの航続距離と充電性能などスペック

87kWモーターと42kWhバッテリーを搭載
FIAT 500eは、最高出力87kW(118PS)、最大トルク220Nmを発揮する電気モーターを搭載し、前輪を駆動するFWD方式を採用しています。
走行用バッテリーは総電力量42kWhのリチウムイオン電池で、EV専用に設計された車体の床下に配置されています。床下へバッテリーを搭載することで、コンパクトなボディの中で乗員スペースを確保しながら、重量物を低い位置に配置できることも特徴です。
車両重量はハッチバックのIconが1,330kg、カブリオレのOpenが1,360kgです。都市部で扱いやすいボディに、日常走行に必要なEV性能を組み合わせています。
一充電走行距離はWLTCモードで335km
FIAT 500eの一充電走行距離は、WLTCモードで335kmとされています。電費は128Wh/kmで、単純換算すると1kWhあたり約7.8km走行する計算です。
42kWhというバッテリー容量は大容量化を追求したものではありませんが、全長3,630mmのコンパクトな車体とのバランスを考えた構成となっています。通勤や買い物など日常利用を中心としながら、充電計画を立てれば一定の長距離移動にも対応できます。
ただし、335kmは試験条件で測定された数値であり、実際の航続距離は外気温、エアコンやヒーターの使用、走行速度、道路状況などによって変化します。
急速充電と自宅での普通充電の両方に対応
FIAT 500eは、外出先で利用する急速充電と、自宅などで利用する普通充電の両方に対応しています。日本仕様ではCHAdeMOによる急速充電が可能で、車両側の最大受入能力は85kW。
充電環境などの条件によって異なりますが、80%までの充電時間は約45分が目安とされています。普通充電では最大11kWの受入能力を持ち、日本の200V・6kW充電設備を使用した場合は約7時間が目安です。
日常は帰宅後に自宅で充電し、長距離移動では急速充電を組み合わせる使い方が基本となります。なお、V2HやV2L、車内AC100Vコンセントには対応していません。
車両価格とCEV補助金を含めて購入費用を確認する
FIAT 500eを購入する際は、車両価格だけでなくCEV補助金などを含めた実質的な負担額を確認することが重要です。
グレードによって価格や装備が異なるほか、国のCEV補助金は年度ごとに対象車種、補助額、適用条件が変更されます。さらに、東京都をはじめ自治体独自のEV補助制度が利用できる場合もあり、居住地域や充電設備の設置状況などによって負担額が変わる可能性があります。
そのため、500eを検討する際には、購入・登録時点の車両価格と最新のCEV補助金、自治体の補助制度を合わせて確認し、実際に必要となる費用を比較することが大切です。
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まとめ:FIATらしさとEV性能を融合したコンパクトEV

500の伝統的なデザインを受け継いだ電気自動車
FIAT 500eは、1957年に登場した初代500から続く特徴的なデザインを受け継ぎながら、EVとして新たに設計されたモデルです。丸みを帯びたボディや個性的なフロントフェイスなど500らしさを残しつつ、デジタル装備や電動パワートレインを採用しています。
全長3,630mm、全幅1,685mmというコンパクトなサイズも特徴で、日本の5ナンバー枠に収まります。歴代500のイメージを大切にしながら、現代の電気自動車として再構築したモデルといえるでしょう。
42kWhバッテリーでWLTCモード335kmを走行できる
500eは最高出力87kW(118PS)、最大トルク220Nmのモーターを搭載し、前輪を駆動します。バッテリーの総電力量は42kWhで、一充電走行距離はWLTCモードで335kmです。大容量バッテリーによる長距離性能を追求するEVというより、コンパクトな車体と必要十分な航続距離を組み合わせた都市型EVという性格が強いモデルです。
実際の航続距離は気温や走行速度、空調の使用などによって変化するため、普段の走行距離と充電環境を考えて検討することが重要です。
急速充電と自宅での普通充電の両方に対応
500eはCHAdeMOによる急速充電に対応しているほか、自宅などで利用する普通充電にも対応しています。普通充電の車両側受入能力は最大11kWで、日本では200V・6kWの充電設備を利用した場合、約7時間が充電時間の目安となります。
毎日の走行分を帰宅後に充電し、必要に応じて外出先の急速充電を利用する運用が基本です。一方、V2HやV2Lには対応していないため、EVのバッテリーから住宅や電気製品へ電力を供給したい場合は、ほかの車種との違いを確認しておく必要があります。
コンパクトなEVとデザイン性を求める人に適したモデル
FIAT 500eの大きな魅力は、コンパクトなボディと500ならではのデザインをEVで楽しめることです。大人数での移動や広大な荷室、長距離走行を最優先するモデルではありませんが、通勤や買い物など都市部を中心とした利用では、扱いやすいサイズがメリットになります。
購入を検討する際は、車両価格だけでなくCEV補助金や自治体の補助制度、自宅充電設備の設置費用まで含めて比較することが大切です。デザイン、航続距離、充電環境のバランスが自分の使い方に合うかを確認しましょう。
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FIAT 500eのよくある質問
FIAT 500eはPHEVですか?それとも完全な電気自動車ですか?
FIAT 500eはPHEV(プラグインハイブリッド車)ではなく、ガソリンエンジンを搭載しないBEV(バッテリー電気自動車)です。
走行にはバッテリーに蓄えた電力のみを使用するため、ガソリンを給油する必要はありません。そのため、記事タイトルも「FIAT 500e PHEV」ではなく、**「FIAT 500eの価格・スペック・航続距離・補助金を徹底解説」**とするのが適切です。
FIAT 500eは満充電で何km走れますか?
日本仕様のFIAT 500eは42kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電走行距離はWLTCモードで335kmです。
ただし、実際に走行できる距離は気温やエアコンの使用、走行速度、道路状況などによって変化します。日常の通勤や買い物などには使いやすい航続距離ですが、長距離ドライブでは目的地までの距離と途中の急速充電スポットを事前に確認しておくと安心です。
FIAT 500eの充電にはどのくらい時間がかかりますか?
FIAT 500eは普通充電と急速充電の両方に対応しています。自宅などで6kWの普通充電設備を利用した場合は約7時間、急速充電では条件によって80%まで約45分が充電時間の目安となります。
ただし、実際の時間は充電開始時のバッテリー残量や温度、充電器の出力などによって変化します。日常的には自宅で普通充電し、長距離移動では外出先の急速充電を利用する方法が基本となります。
FIAT 500eはCEV補助金を利用できますか?
FIAT 500eの購入時にCEV補助金を利用できるかどうかは、登録時点の対象車種や補助制度を確認する必要があります。CEV補助金は年度によって対象車種や補助額、申請条件が変更されるため、過去の補助額がそのまま適用されるとは限りません。
また、居住する自治体によっては国とは別にEV購入や充電設備への補助制度が設けられている場合があります。車両価格だけでなく、利用できる補助制度を含めて実質的な負担額を確認しましょう。
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執筆・監修者:エコ発電本舗 太陽光・蓄電池・V2H専門チーム
本記事は、太陽光発電・蓄電池・V2Hの施工・販売に携わる専門チームが執筆・監修しています。各メーカーの施工ID保有者やMBA、宅地建物取引士などの有資格者が、豊富な施工実績と最新の業界情報をもとに、信頼性の高い情報をわかりやすく解説いたします。




























